リフォームの費用と相場について

見積もりで抑えるべきポイント

 

リフォームにおける見積もりでの注意点は、そのリフォームプランの工事項目をどれだけ細かく拾われて見積書の中に反映ているか?が重要になってきます。

 

現在多くの会社がパッケージ化図っておりますので、浴室を例に取るならば、浴室交換パック1式100万円などと表記されているケースありますが、このような書式には最も注意をしなければなりません。現場調査の段階でどれだけの精度をもって積算が出来る会社なのかにもかかわるところになりますので、正しい見方を解説したいと思います。

 

正しい見積もりであれば、工程の流れをイメージできている会社の証拠でもあります。お風呂を例に取って流れと共に積算をどのように拾われているかをご紹介しましょう。

 

まず工事に入る際の養生が挙げられます。現場(お住まい)に出入りする関係から、通路となる部分に養生をして、搬入搬出の際に傷がつかないようにします。この費用は養生費などとして計上されているはずです。※マンションなどの場合、共用廊下やエレベーター内の養生が必要になるケース、超都心のマンションなどは、毎日現場作業が終わり次第、養生を剥がし翌朝に、また養生をし直すよう指示がある場合などもあります。お住まいの管理組合等に規約がありますので確認してみるとよいでしょう。

 

次に、今あるお風呂浴室を解体しなければいけませんので、工事費がかかります。タイル張りの浴室からシステムバスルームに変更するお風呂浴室リフォーム工事は、タイルのハツリや床のハツリが必要になる場合があるため、ハツリやその残材の処分に用がかかるケースがあります。システムバスルームを採用する場合、脱衣所から浴室までは、段差を付けず、バリアフリーの状態で設置するのが普通ですので、現在の床を解体し、レベルを調整する必要が出てきます。よくリフォーム会社などのチラシでパック商品でコミコミ価格●万円!などとありますが、ここには、そのハツリ工事などを含んでいない場合が多いので注意してください。

 

マンションなど、既にユニットバスが設置されているケースでは、ハツリは発生することが、ほぼありませんので、一戸建て在来浴室と比較して施工費は安くなります。※旧公団など築40年以上の建物ではハツらないといれられないケースがあります。この場合、管理組合との相談になります

 

チラシなどでは、ハツリなしの施工費で見ている場合が多いので、意深く見てみると良いと思います。さて、解体した後は、解体した残材の処分費がかかります。産業廃棄物も認定された業者に処を依頼し、不法に廃棄していないことを証明する必要があります。こちらの費用は年々上がっている傾向にあります。産業廃棄物処理業者が担当します。これらが、

見積もりでは「発生材処理費」「残材処分費」として計上されます。

 

ここまでで、お風呂浴室が解体されて、現場は空間になっている状態です。(配管などがむき出しになっている状況です。)続いて、お風呂浴室をメーカーに発注した際に、元請業者へ発行されるお風呂浴室の承認図(図面)に従い、もともとあった浴室給水、給湯管、雑排水管(排水)の撤去をして、これから新設されるお風呂浴室の、給水・給湯・排水をメーカー商品の指定する位置に立ち上げる工事が必要になります。(指定の位置に配管を立ち上げなくてはお風呂浴室は設置できません。)これらの配管工事ですが、浴室の組立設置後に、立ちあげた給水、給湯、排水と、浴室本体との接続工事もありますので、これらを合わせて見積もり書では、給排水切り回し工事費用などと明記されます。ここでは今設置されていた位置とこれから設置される位置が同じ場合なのか、それとも位置が変わるのかで、配管の距離によって費用が変わってきますので、注意してください。

既存の設置位置から新設されるお風呂浴室の位置が離れる場合など間取り変更などが伴う場合のお風呂浴室リフォームで、

配管の距離が変わってきますので、これらの費用が当然増えることになります。これらの工事は水道設備業者が工事します。


同じく電気配線の工事も必要です。既存のお風呂浴室の配線を処理し、新設されるお風呂浴室への再配線と再結線し、取回しする工事です。主に照明ですね。電気配線取り回し工事費と表記されている項目がこれにあたります。最近のシステムバスルームはレビを付けたりするものもありますので、その場合には、アンテナからの配線の引き込み工事なども発生してきます。

 

そして、換気工事です。こちらは今ある換気扇から、新規の換気扇を設置するための換気工事です。現状ダクトを新規換気扇に接続する工事ですね。一戸建て住宅などの場合は、お風呂浴室に窓があって、換気扇はなく、自然換気となっている場合もございますが、新規でお風呂浴室を設置する場合、換気扇が付いてきますので、外壁面のどこかに換気口を設置しま。

また換気の出口の部分にベントキャップとよばれるものを外壁に設置して、雨風もよけられるようにします。「換気扇ダクト結び工事」「ベントキャップ取付工事」などと表記されているはずです。換気工事も、ただの換気扇ではなく、最近では浴室換気乾燥暖房機などを付けることが増えていますので、その機器が、100Vでおさまるのか、200V必要なのかで、配線計画が変わってきますので、容量が、納まるのかどうかも相談してみましょう。精度の低い会社は、ここを見落とすことが非常に多く、解体してから、想定と違うため、追加費用が出ます!なんて事が無いように、技術力がある会社を探しましょう。

 

 

ほぼ工程ではこれが同時進行で行われていきます。

 

続いて、解体した床に、土間コンクリートを打設する工事です。こちらはあくまでもシステムバスの脚を脱衣所の床レベル(フロアライン)に合わせるための調整工事になります。「土間コンクリート打設工事」などと表記されているはずです。

 

ここまでで、浴室を設置するための工事は終わりです。そして、先ほど説明した浴室の組み立て費ですね。こちらは、メーカー施工が通常になりますので、各メーカーの施工班もしくは、各メーカーの認定施工業者が行います。原価はほとんど決まってますが、み立て費の金額の差は、リフォーム会社や工務店が、そのメーカーとどれだけ太いパイプでつながっているかで決まると思います。

 

仕入力がある会社でしたら、大量に仕入れておりますので、メーカー施工費も安い(仕入先の会社が利益をそこまで載せない)のです。こちらは「システムバス組立工事費」どと表記されます。

 

ここでお風呂浴室が組み終わると同時に線や配管の結び工事を行い、はじめて使える状態になります。最後に、開口部の工事が残っています。脱衣所とお風呂浴室間の間仕切り壁も、所定の間口で解体をしていますので、この部分の補修工事があります。大工工事になりますので、もし近いうちに洗面脱衣所のリフォームを予定しているならば、本来は、同時にしてしまった方が、安上がりになります。この工事は、「浴室間仕切壁部分補修工事」などと表記されます。

 

順序が前後しますが、大工工事が出てきましたので、大工が必要になる場面をお風呂浴室リフォームであげると、解体時に土台をみることになります。木造のタイル張り浴室(在来浴室)で、築15年程度も経つと土台が腐食している場合が多くあります。の場合、システムバスルームを設置する前に、土台を差し替えてあげる必要が出てきますので、注意が必要です。


業者に丸投げしてしまうようなリフォーム会社で、現場管理がしっかりしていないと、見落として、そのまま設置されてしまケースもあるようなので、しっかりとした会社に依頼しましょう。浴室リフォームを例に取りましたが、このように各工程別に工事項目をあげて計上したものが見積書なり、誠実な会社ほどこの精度は高く、のちのち揉めたりするこがありません。

定額パックが悪いとはいえませんが、工事側の人間から言わせてもらうならば、あくまで目安であって100人のお施主様がいて、100人が同じ金額でできるわけがないというのが正直なところです。

 

もし本当に同じ金額でそのまま提供できているとするならば、程高い金額で一定の金額を保っているか、もしくは年間の受注高の平均をみて、利益が取れているような価格設定になってるかしか考えられません。つまり誰かが損をして、誰かが得をしているというようなモデルとなり誠実とは言えません。

 

内装工事であれ外であれ、このように工程に沿って項目を拾うのが見積書であって、一式●万円というような、一式の内訳が説明されていない見積もりは要注意となります。

 

 

 

 

 

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