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中古戸建住宅(一軒家)のリノベーションの費用・値段を施工事例で解説

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建物概要
名前 S様
場所 東京都北区
築年数 築60年以上(昭和24年)
構造種別 木造一戸建て
家族構成 ご夫婦・お子様2人の4人ご家族
対象面積 45坪
リフォーム部位 フルリノベーション・全面リフォーム (ベタ基礎/間取変更/断熱サッシ取替/外壁サイディング/断熱セルロース/減築/)
工期 5ヶ月
費用価格 2500万

 

 

築60年中古住宅+フルリノベーション(構造編)

中古住宅を購入して、

中古戸建(中古住宅)+リノベーション

という選択肢。

また、マンションなどでは最近多くなってきた、

中古マンション購入+リノベーション

ですが、マンションでは定着してきたこの新しい購入の形も

中古住宅を戸建で購入し、

中古一戸建(中古住宅)を購入と同時にリノベーション

をされるお客様も増えて参りました。

今回は、弊社において、

中古戸建(中古住宅)+フルリノベーション

をワンストップでご依頼されました

お客様の施工事例と共にご紹介させて

いただきます。

中古戸建て(中古住宅)+リノベーションのきっかけ(経緯)

 

S様はご結婚されて東京都の郊外の家で

生活をされておられましたが、

お子様の成長にあわせ、息子様の小学校のご入学と同時に、

奥様が生まれ育った家の周辺エリアへお引越し、

お子さんを奥様の通われた小学校の学区内で

探したいという経緯で相談にこられたのがきっかけでした。

できれば主要駅からは

10分かからない程度ともご希望がありました。

 

現在マンションに住んでいて手狭なこともあり、

マンションではなく、

一戸建て(一軒家)の家を要望されてましたので、

立地へを最重視しての

物件選びを弊社でお手伝いさせていただきました。

当初は、土地+新築というご希望で検討されて

おりました。

 

エリア的に駅から徒歩10分圏内という条件では、

S様の希望エリアにおいては住宅街がそもそも少なく

新築はおろか、中古住宅での一戸建て(一軒家)物件

も少なく、もちろん新築用の売土地などは、

ほぼ皆無という状況下でした。

物件を見つけるまでに半年以上の時間がかかりました。

 

半年の間に、

一戸建て(一軒家)というくくりでは、

新築の建売なども数件出てきましたので、

ご紹介はしておりましたが、土地が高かったため、

予算費用と照らし合わせると

狭小住宅のものしか手が届きません。

 

途中、S様が、新築を売りたいだけの不動産会社に

何度も営業されたとお話しておりましたが、

弊社からは時間をくださいとお願いしておりました。

 

このようなやりとりを繰り返し、

中古戸建て(中古住宅)の物件が見つかりました。

約45坪の土地に築60年を経過した古屋付の物件(家)、

それが下記の一戸建て(中古住宅)の建物です。

築60年の中古住宅

学区内に入ることと、

敷地が45坪以上ありましたので、

広いことはご満足いただけましたが、

やはり、

築60年の老朽化した中古住宅の

一戸建て(中古戸建て)の外観や

その部屋(室内)をみてしまうと、

気落ちしてしまっておりました。

 

一般のお客様では、

その建物が莫大な費用をかけてまでの

フルリノベーションをしたとしても、

どのような家建物へ生まれ変わるのかが

イメージしづらいためか、

築60年の中古住宅の今回の建物が

あまりに古すぎるたこともあり、

住宅リノベーションを想定してはいませんでした。

フルリノベーションではなく、

家の建て替えを検討したい

というお話に初期の段階ではなっていました。

 

新築のプランをご提案させていただきましたが、

すでに土地45坪目一杯に建てられた

築60年中古住宅の一戸建て(中古戸建て)でしたが、

現在と照らし合わせると

建築条例や法規が60年前とは当然変わっております。

 

セットバック等の問題で、

新築にしてしまうとせっかくの費用を投じても

家建物自体が大幅に狭くなってしまうため、

お施主様の希望する間取りを提案することが、

かなり難しい状態でした。

 

費用もご予算をオーバーしておりました。

今の広さは確保したい。

ここで、

弊社はこの中古住宅をフルリノベーションされたら

どうかのご提案をしたのです。

 

それでもこの古家が、

一戸建て住宅リノベーション後に

どのようになるのかイメージができない。

ということでしたので、

さまざまな過去のリフォーム事例、

とくにフルリノベーションした実例をお見せし、

どのようなイメージになるか、

イメージの共有をしました。

 

今回の中古住宅戸建フルリノベーションでの

S様のご要望は次の通りでした。

 

お客様の一戸建て(中古戸建て)リノベーションのご要望

お客様の一戸建て(一軒家)リノベーションでの要望は、

  • 築60年の古家の構造が不安。リノベーションで木造補強をしたい。
  • 部屋が暗いので戸建リノベーション後は明るくしたい。
  • 夏涼しく、冬暖かい断熱性能の高いサッシに変えたい。
  • 駐車場がないので、戸建(一軒家)リノベーション後は駐車スペース2台分が欲しい

  • ベランダがないので戸建(一軒家)リノベーション後はベランダを南面に作りたい。

  • 線路沿いの建物の為、戸建リノベーション後は防音性の高い建物にしたい

これらの要望を反映し、住宅リノベーションに充てる費用は

2000万ぐらいで済ませたいと

かなり明確で具体的です。

このような住宅リノベーションの

ご要望をヒアリングさせていただき

大幅な間取り変更が予想されることから、

メインは構造の耐震補強だと弊社は考えました。

売主が保管していた既存図面と弊社での提案プランです。

築60年中古住宅の今回の建物は、

在来軸組工法の木造一戸建て

(一軒家)で、いただいていた図面と、

実際のお部屋では、

かなり間取りが違っていましたので、

60年の間で数回に渡り

家全体のリフォームをされていたことが

わかりました。

 

リビングの開口部はR状にしていますが、

気になる柱が保管図面上に1本ありますため

その後工事をされていることからも、

解体してみないとわかりませんが、

抜けなければRにはできないかもしれないという旨を

伝えました。

 

新築をそもそも想定していたこと、

また、大幅な間取り変更に伴うため、

窓の位置を変えないでの

リフォームをすることが難しかったため、

費用は高くなってしまいますが、

内部だけでなく外部の壁までも解体する費用をみた

躯体残しのスケルトン状態での

一戸建て住宅フルリノベーション

提案させていただきました。

 

住宅購入資金の振り分けは、

住宅ローンを物件購入(中古住宅購入)+リフォーム費用(50%)に充当し、

リフォーム代(リフォーム費用)の残り50%は現金にてプランしました。

 

 

こちらのコンテンツでは、

築60年を超える中古住宅の建物が、

一戸建て住宅リノベーション

どこまで変化するのかという、

他のサイトの施工事例で公開されているレベルでの、

いわゆるビフォーアフターといった

ビジュアル的な結果だけではなく、

他のサイトではあまり公開されない

住宅リノベーション工事の中身の部分に

フォーカスしたいと思います。

 

施工事例は施工事例であっても、

最も大事な過程のハイライトを試みたいと思います。

 

なぜこのような過程をお見せするかといいますのは、

マンションでも一戸建て(一軒家)であっても、

現在再販業者がこのような物件を先に仕込み、

費用をかけず簡単な改装で、

表面的にきれいに化粧直しをして高く売る

というビジネスモデルが横行しているからです。

 

リノベーション済物件などと記載されている物件です。

 

また、TVで紹介されているリフォーム番組や、

どの大手リフォーム会社にも言えますが、

今回ご紹介する施工事例のような方法で

工事をすることが実際に少なく、

その当然の結果として、

施工事例の詳細過程までを

公開できる会社がいないという悲しい現実から、

あえて本来の木造の改築、

昨今でいうところの戸建リノベーション(戸建リノベ)

の本来の形をあえて公開したいと考えたからです。

一戸建てリフォームの費用を検証する際に、

セットで考えなくてはないないのが、

工事の規模もそうですが、工事の中身です。

一戸建てリフォームはマンションとは違い、

建物の構造を触る作業が含まれています。

身体でいうところの心臓部の手術をするようなものです。

 

一戸建てリフォームの費用がいくらかかるのかは、

最低限、この手術が確かな技術を伴っているかが

前提となって参ります。

 

戸建リノベーション物件(戸建リノベ物件)で

家を購入予定の方、

また中古戸建て(中古住宅)リノベーションをご検討中の方、

あるいはこれから家の戸建リノベーションを予定されている方に、

これから紹介するような戸建改築、

いわゆる戸建リノベーション(戸建リノベ)

リアルな過程をみていただき、

施工会社選び、販売業者選びの一助になれば

幸いです。

 

写真を多数掲載しておりますが、

ページが重くなってしまうため掲載はあえて

サイズを落としております。

拡大してご覧ください。

 

S様邸の一戸建て住宅リノベーション前の既存の戸建外観部分です。築60年ではこのような外観が一般的です。

築60年の一軒家リフォームでは家全体がこのように老朽化していることが多いです。

既存の台所(流し)があったところです。

流し台は撤去されていました。瞬間湯沸かし器が設置されていました。

築60年の一軒家リフォームではお風呂場もこのようなレトロなものが多く、こちらの一軒家は脱衣所スペースはありませんでした。

2階部分は和室2部屋のみ

足場設置後の様子

お客様は、既存の状態が築60年であまりに古かったため、

一軒家リフォーム後にこちらが提案した住まいのイメージになる

というお話を、リアルなところでは、

半信半疑のままでしたが、

お任せいただくということで

今回の一戸建て(一軒家)リノベーション

着工スタートとなりました。

場を架けシートを張っていきます。

1階車庫部分の解体の様子

今回の一戸建て(中古戸建て)リノベーション

は、内部の解体もそうですが、外壁まで解

体する費用までをみた、完全な構造体残し(躯体残し)

とな一戸建て住宅リノベーションす。

まずは家の屋内、室内部の内部天井、壁、床を解体して

いきます。

リノベーション後の間取り、構造を検討し

ながら一戸建て(一軒家)を手壊しで解体

していきます。

2階和室部分の内部手壊し解体後

家建物が築60年超えの一軒家リフォームでは多いのですが、

内壁は土壁(竹で編み泥を塗っ

た木舞壁)となっているため、解体時に相

当な粉じんが出ることと残土がかなりでま

す。これを機械ではなく人力で解体していきます。

外壁を解体する際のリノベーションの費用

が高くなってしまうのはこのためです。

抜いた柱を一次的に補強

内部のスケルトン状態が確認できると外部

の解体へと工程は移っていきますが、リノ

ベーション後の新規間取りへの変更がありますので

一部の柱を抜いている状況なります。

また、1階はほぼLDKとなる間取りになりますので、

柱を抜く箇所も多い為このように、一戸建て

(一軒家)フルリノベーションの場合、

倒壊しないように仮の補強を入れながら解体をしていきます。

解体職人ではなくあえて棟梁に解体をさせるのも

マンションと木造一戸建てでの解体は大きく異なるからです。

解体時の構造体の負荷を理解していないものが解体をしてしまうと

家の骨格が歪んでしまい大変危険です。

補強を入れながら解体を進めていかなければなりません。

土台の上に支柱を立てて、柱を補強

 

仮の土台の上に支柱をたてることで、抜い

た柱の補強を入れていきます。

これはフル一戸建て(一軒家)リノベーシ

ョンでは必須となります。

解体費用機械壊しの新築以上にかかってくるのはこのよ

うな理由です。

今回の一戸建て(一軒家)リノベーション

は外部までを手壊しで解体するためその分

の費用もかかってまいります。

 

解体の手間費用、建物ひとまわりの外壁材廃棄物の処理費用が、

一般的な改築である通常の内部一戸建て(一軒家)リノベーションに加えてかかってまいります。

仮筋交い

 

一階部分の外部も解体が進んできました。

支柱を入れながら、仮での筋交いもいれ補強を更に加えていきます。

一般的な一軒家の改装リフォームで活躍をする内装大工ではこのような補強ができません。

そのため、一戸建て(一軒家)をまるまる

一人で建てることのできる、木構造を熟知した棟梁が解体をしなければならないのです。

2階部分解体の様子

2階の外壁部分も解体がかなり進んでいます。

スケルトンリフォームにも、

内部の構造体を裸にする内部スケルトンリフォームと、

今回のように外部までを剥がす、

内外部スケルトンリフォームがあります。

 

2階解体時もリノベーション後の間取りを

想定し柱を抜いています。2階は小屋組みを

支えるための仮の補強をしながら解体をし

ていきます。

築60年を超えている一軒家となるため、外壁は木舞壁

となり外周部はほとんどが土になります。

 

このように一戸建て(一軒家)リノベーションでも、

外部までを解体するフルリノベーションになると、

解体も次の間取りを検討しながら

解体を進めていくため、

さきほどご説明したように

誰が解体しても良いというわけではありません。

弊社の場合、

家を最も知る木工事で構造を担当する棟梁が解体を担当します。

そのため、

一気に解体して終わりというわけではなく、

壊しながら補強を加え、

のちの工程である木工事にスムーズに移行できるようにしています。

 

費用が内部スケルトンの

一戸建て(一軒家)リノベーションと比較しても

大幅にかかることは、

このような工程を見ていただくとわかるかと思います。

ここまでやるかという判断は、

お客様のご要望ももちろんですが、

建物の痛み状況、セットバックの問題、

法的な規制の問題など総合的な問題を検討して

決定をされることをお勧めいたします。

無筋状態の部分を配筋を入れて基礎で補強する

こちらのS様邸は築60年の一戸建て

(一軒家)リノベーションとなり、

既存の建物の基礎も現在の基礎とは違います。

布基礎が一部入っていても、

無筋状態であったり一部の基礎がなく

大谷石で固定していたりと、

基礎からやり直しが必要な部分もあります。

このように型枠を作り配筋を入れて

基礎補強の準備に入ります

土台下をコンクリートで固めて基礎ベース補強

今回のS様の一戸建て(一軒家)

リノベーションでは、

基礎がなく大谷石で土台を乗せていた

既存の構造部に関して、

2階を背負うような重要な柱となる箇所へは、

独立基礎で補強を図ります。

このように1m掘り

D13の鉄筋を新たに組み込み

土台との固定をしベースを作ります。

耐震補強上大切な部分になってきます。

コンクリートで固め土台の補強金物と緊結する方法を提案しました。 

ジャッキアップによる建物歪みの補正

基礎をやりながらS様の戸建(住宅)

リノベーションは、木工事も同時に進んで

いきます。築60年の中古戸建住宅にもなると構

造もかなり歪んでおります。

築60年の中古住宅であるS様邸も例外ではありませんでした。

レーザーでレベルをとると、

一部の構造が歪み、道路側に9セ

ンチほどの歪み(傾き)がありました。

 

このような場合、全体が傾いているのか、

一部の構造がよじれているのかを検証しま

すが、S様邸のケースでは、一部の構造のゆ

がみであることが判明。

 

ジャッキアップによって一部の構造を押し

上げ傾きを補正していきます。

その後、補強部材を入れていきます。

ここでは尺梁を入れて補強を入れました。

このような施工事例を公開する会社は少ないと言えます。

尺梁と金物による入念な補強

S様の戸建(住宅)リノベーション後の

間取りでは、1階部は広いLDKのプランとなり

吹き抜けの大空間のLDKとなっております。

柱を抜く箇所も多くなるため、補強はかな

り入念に入れていきます。

ここでも尺梁をいれて金物で固定してきま

す。かすがいのみ補強しているリフォーム会社がおりますが、

耐震補強上ありえない納まりとなります。

必ず耐震金物で耐震補強していきます。

梁と筋交いを構造を見ながら棟梁が入れていきます。

補強金物で補強する

家の骨格を形成する木構造で大事なのは、

金物での補強になりますので、

何度もチェックをしながら入念に補強金物

を入れていきます。こちらの建物は築60年を超えていた為、

耐震診断した際は、評点は最悪と呼べる状態でしたが、

耐震補強を加えることで耐震等級3相当の建物へと

性能を上げることが可能です。

ジャッキアップをした面に構造材を入れ補強、金物を加える

弊社の場合、棟梁の技術水準が高いため、

棟梁を指揮する現場監督も相応の経験が

要求されます。弊社の現場監督は、

長年の間、伝統構法による茶室、

数寄屋造り、蔵、社寺建築などを専門に

施工していた大工を務めていた職人が直接

管理をするため、チェックはかなり厳しい

のです。

右の写真は、

一階柱と二階床梁を繋ぐホールダウン金物設置した部分。

複雑に入り組んだ構造

もともとの構造部と新たな構造部の仕掛け

が終わり金物で補強を入れます。

複雑ですがこのように仕掛けができるのは

内装大工では難しく、

家一棟を刻んで一人で建てられるレベルの

棟梁でなければなりません。

吹き抜け部分

吹き抜け部分の最も重要な構造となる

ところです。吹き抜け空間の四方は梁でフレームになるように設計し、ここにも金具補強をしていきます。

このように仕上がってしまえば隠れてしま

うところが一戸建て(一軒家)では

最も重要な部分になり、注意点になるのです。

S様はこのような構造補強へ

予算費用を大目に分配されました。

S様のお住まいは、一戸建て(一軒家)リノベーション後は車が2台駐車できるスペー

スが絶対条件としてありました。ここも難易度が高いところでした。

既存状態で2台の駐車スペースがありましたが、1台の既存スペースは普通車が駐車するには幅が足りない状態、

もう1台の駐車スペースは奥行が普通車が納まらない状態でした。

 

普通車2台を入れたいとのご要望でしたので、それぞれの駐車スペースの拡張が必要な状態となっておりました。

恐らくもともとはバイクなどが停めてあったのだと想定します。

そのため、幅が足りない1台の駐車スペースへは、既存の戸建住居スペースを一部解体減築し、

駐車スペース確保への工事が必要でした。

 

住宅部分の基礎を含む構造部を一部解体し補強しなくてはなりません。

既存の構造部を駐車スペース分解体する大掛かりな工事となります。

2階の居室を背負っている重要な柱を抜く必要がありましたので、

このようなケースでは、鉄梁を採用し、外部は鉄柱を立て補強を加えました。

H鋼での鉄梁補強

右側が元々の駐車スペース
左側が元々の居住スペース

一戸建て(一軒家)リノベーション後は、一部居住スペースへ駐車スペースが食い込ん

でくるため補強をこのように仕掛けていきます。このような過程も

大手リフォーム会社の施工事例では公開していません。

鉄柱補強

もう一方のもともとあった駐車スペースは、普通

車が入れられるほどの奥行がなかったため、奥へ

と駐車スペースを拡張しました。

もともと2階部が跳ねだして片持ちの

状態となっており、不安定な状態となっていた為、

鉄柱を入れて補強を加えました。

 

2階吹き抜け

一階のリビングの採光を入れるために道路面の2階部分は吹き抜けを提案していましたので、既存の和室空間がそのまま吹き抜けとなります。

補強をいれながら、棟梁も2班にわかれ室内にも足場を架け

造作工事を進めていきます。2階からの写真です。

オープン階段部分

1階から吹き抜け部分を見上げた写真です。

このように、フル一戸建て(一軒家)

リノベーションになると

既存の構造材が一部残っておりますが

ほとんど新築と同じ程度の材木量を使う

ことがお分かりいただけれかと思います。

 

S様の中古住宅(中古戸建て)では既存の状態よりも

材木の量は増えております。

吹き抜け部分

採光をとるために必要であった吹き抜け

部分に設置を提案しているオープン階段

部分です。既存の梁下にあらたに梁補強を加えます。

内部足場の設置

一階から2階への階段を見た写真です。

吹き抜け部分には4方に大梁をいれ補強を

加えております。

右端に見えるのは吹き抜け部の高所作業に

使うために単管で内部足場をつくり

作業をできるようにしたものです。

1階の木工事

ガルバリウム鋼板を貼るための下地

外壁はガルバリウム鋼板での提案をして

おりましたので、下地となる構造用合板

を全面に張りますので壁倍率が

あがります。

防水層立ち上がり部

もともとベランダはありませんでしたが

一戸建て(一軒家)リノベーション後は

ベランダ設置となっておりますので、

既存の戸建建物を一部を減築し、

ベランダスペースを確保しています。

 

防水層の下地完成(室内から撮影)

減築後に中からみるとこのような形です。

防水層の下地まで完成しています。

新規給排水

給排水も新規となりますので、

所定の位置へと配管工事を行って参ります。

セルロースファイバーを充填している様子

S様のお住まいは、線路から近く騒音が激しいため、

断熱材はグラスウールやロックウールではなく、

機能性の断熱材である、吸音効果の高い、

セルロースファイバーを提案させていただきました。

充填面積が多いため、費用は割高になりま

すが、このような大掛かりな工事の時にし

か選択できないものになりますので、予算

は大変厳しかったのですが、提案を受け入れていただきました。

外壁面すべての天井と壁にセルロースファイバーを充填していきます。

プラスターボード(石膏ボード)を貼るための下地(胴縁)

沈下しないようにかなりの圧をかけて充填

していきますのでこのように壁が盛り上が

ってきますので、加工胴縁を打ちプラスターボードが貼

りやすいように下地を組みます。

充填されたセルロースファイバー

吹き抜け部分も外壁面なりますので、

魔法瓶のように外周部の壁面、そして2階の天井裏にすべて充填していきます。

 

ここまでで木工事の主要構造補強と造作工事の導入工事が終了しました。

戸建てリノベーションで重要なのがここまでの過程です。

大手リフォーム会社の施工事例では滅多にお目にかかれない、

リアルな部分がお分かりいただけたかと思います。

 

ここまでの工程で80%といっても良いと思います。

お気づきの方もおられるかと思いますが、

この80%は、リフォームが完成してしまうと

見えない部分になります。

この見えない80%が最も大切ですし、

最も注意をしなければならないポイントになってきます。

 

この80%までをしっかりとやっていれば、

間違いのない建物の完成が約束されます。

 

残り20%は

ボードを張り内装材による化粧工事、造作工事です。

 

中古戸建てを購入予定の方で、

リノベーション済物件を購入される場合の、

最大のポイントと言えるのが、

ここまでの木工事がしっかりなされているのか

判断いただき購入する必要があるということです。

 

これから戸建リノベーションを検討している方は、

ここまでの工事の面倒を抜かりなくみれる木造を熟知した

施工会社に依頼をするということです。

 

我々も不動産会社の物件をリノベーション依頼されることがありますが、

このような要求は不動産会社はしてきませんし、

構造部の補強、断熱性の必要性を説いても、

必要以上の費用がかかることから

受け入れることはまずないのが現実です。

残念ながらお施主様を見て仕事をしている会社が

少ないのが正直なところなのです。

 

そもそも構造を理解していないケースが大半となりますし、

見た目と販売価格、そして不動産業者の利益しかみません。

 

いかに安く見た目を良くするかという完全な不動産業者視点なのです。

不動産業者が我々に相談される予算費用は、

改装レベルの予算となります。

 

したがって本来最も費用をかけたい木造の構造部に費用をかけず、

見た目重視の化粧部分に費用ウェイトを置くのが大半です。

 

これは不動産会社の利益の問題と売りやすさの問題かもしれませんが、

一軒家のリフォームは、残念ながら木造になりますので、

マンションとは違います。

 

ここでお見せした流れの部分は、

この後の化粧工程ですべて隠ぺいされてしまうために、

リノベーション後は、見えなくなってしまう部分となります。

 

このように、リノベーション後長期にわたり建物を

維持することを住まわれる施主視点で考えて施工がされているのか?

 

ここが最も重要なポイントなのです。

 

相場に対して安すぎるリノベーション済の戸建て物件はこのような

補強をされていない可能性がかなり高いといえます。

その為、勧められない仕様のものが多いのが正直なところ

であります。

 

欲しい物件がどのような物件なのかをしっかりと

確かめる目を持つことが必須と言えます。

 

リノベーションを戸建で検討されている方は、

施工事例のこのような過程を見せてくれる会社を

探すことが最大のポイントになります。

 

知識不足が原因で、かえって大幅な出費をしてしまうことは

避けたいと誰もが思うはずです。

 

 

今回の築60年越えの築古中古住宅がどのように生まれ変わったのか、

ビフォーアフター写真を次のページでご覧いただきたいと思います。

下記のリンクよりお進みください。

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一戸建て(一軒家)のフルリノベーションの5つのパターンと工事費(費用価格)と価格相場は?

一戸建て(一軒家)のフルリノベーションを

大きく区分すると5つのパターンにわけることができます。

 

①改装でのフルリノベーション

②内部をすべて解体するリノベーション(間取りが大幅にかわる)

③内外部全面フルリノベーション(外壁まで解体)

④基本は内部スケルトンでのフルリノベーションだが、

 サッシは変更したい(外部工事が必要なケース)

⑤外部のみ解体、室内は改装でのフルリノベーション

⑤はレアなケースですが、実際にございました。

これらの5パターンで工事のやり方が大きくかわってきます。

もちろんですが費用価格も変わってきます。

ご自身のご要望にあわせてどのケースに当てはまるのかを

ご覧いただくことで、どのくらいの費用感になるのか?

などを検討してみることをお勧め致します。

 

創業大正8年ハイウィルの事例とともに解説しております。

一戸建て(一軒家)のフルリノベーションの費用価格(改装)

一戸建て(一軒家)フルリノベーションの中でも間取り変更がなく既存の間取りをいかし、すべての水回りも設置位置の変更のないいわゆる素取り換え交換、内装は表面の改装を全体的に行うのが改装でのフルリノベーションです。まだキレイな状態の中古住宅、築浅10年以内程度の中古住宅物件を購入された方や不動産会社からのご依頼の多い工事です。大手リフォーム会社でのパッケージ商品と同等のリフレッシュ的な工事になりますので、費用価格も最も安く収めることが可能です。

2階建て建築面積30坪の場合の工事費(価格相場)※過去事例平均 600万

一戸建て(一軒家)のフルリノベーション(内部全面)
スケルトンリフォーム)の費用価格

築年数が30年以上を経過しており耐震補強は見直したい。しかし外部外装をすべて解体するほどの予算をかける必要性がないというお施主からの採用が多い、一戸建て(一軒家)を内部スケルトン状態にするフルリノベ―ション。間取り変更、階段位置変更が可能で自由度が高く耐震補強も施工。費用は当然改装よりもかかってまいります。外部工事が発生するサッシの変更はないケース。

2階建て建築面積30坪の場合の工事費(価格相場)※過去事例平均 1000万

一戸建て(一軒家)のフルリノベーション(内外部全面)全面スケルトンリフォーム)の費用価格

外壁の傷みが激しい、もしくは家をすべて解体して、新築を建ててしまうとセットバックの問題で、現在よりも建築面積が狭くなってしまうため、希望の間取りが実現できない。かえって狭くなり不便になってしまう。本来であれば新築したい。しかし再建築不可の建物。というような問題を抱えておられるお客様が新築のレベルの工事内容を希望し外部までの解体を進め、一戸建て(一軒家)スケルトン状態にするようなフルリノベーションがこちらのリフォーム。主要構造部のみ残すフルリノベーションになります。基礎補強工事や耐震補強は構造部からの補強が可能で、外壁面は壁倍率の高い合板で全面張りを行います。弊社で最もご依頼数の多い工事になります。解体はすべて手壊しです。費用価格は新築を超えることもあります。

 

2階建て建築面積30坪の場合の工事費目安
(価格相場)
1500万〜1800万

一戸建て(一軒家)のフルリノベーション(内部全面)スケルトンリフォーム)+サッシ交換の費用価格

築年数は30年を超えている。家も古く、大幅な間取り変更も必要。でも外壁の状態はメンテナンスをしていたため、そこまで痛んではいない。または、すべてを解体して費用かける予算は厳しい。。。そんなお客様が大変多いです。せっかくのフルリノベーション。間取りや室内は新築同様の見た目になるのに、サッシがかわらないのはちょっと目立つのでどうしても取り換えたい、または断熱性能を上げたいのでサッシは変更したい。というお客様も大変多いです。そんなお客様にお勧めしているのが一戸建て(一軒家)内部スケルトンのフルリノベーションをベースにサッシ交換をするケースです。ご希望されるサッシ性能により金額は変動してきます。

2階建て建築面積30坪の倍の工事費目安
(価格相場)
※過去事例平均
1200万

その他の戸建リノベーション最新施工事例はこちら

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