戸建フルリフォームなら「増改築.com®」TOP > 『増改築.com®』家の傾き・沈下修正セカンドオピニオンサービス>”家の傾き・沈下修正”相談サービス事例紹介
建物が傾いているみたいなんだけど、地震とか来た時にうちだけ壊れるんでないか?って心配になっているんですよ。
とのご相談でした。
まずは、既存の資料と写真を送っていただき、ご要望もヒアリングさせていただきました。
お施主様
「傾いているみたいなんだけど、地震とか来た時にうちだけ壊れるんでないか?って心配になっているんですよ」
岡本
「1000分の5、1mに対して5ミリ以上の傾斜があると、問題があると言われているんですよ。
家は、プロの大工さんが建てたものですから、そう簡単には壊れないんです。
ただ、傾いていると家の屋根や壁とかの荷重が傾いている側に集まっていますから、どうしても弱くなっていますし。片方に荷重が集中して地盤を傷めているわけですから、沈下も進んでしまいます」
お施主様
「工事するなら再沈下が絶対、起らないように直しておきたいんですよ」
岡本
「はい。それならばアンダーピニング工法などを選んで、支持地盤まで鋼管杭を打つ工事をした方が良いですね。
ただ、費用は、土台揚げ(ジャッキアップ)の3倍くらい?だいたい800万円前後はかかりますよ。
それと「絶対、再沈下しない」って工事は相手が地球ですから、存在しないですよ(笑)」
お施主様
「そんなにもかかるんですか!うちとか隅の方が少し傾いているだけなんで、ちょっとジャッキ持って来てもらって揚げてもらえば良いかな。と思ってたんですが」
岡本
「それは、もし本当に隅だけ沈下しているんだったら、もっと壁や床が極端に割れています。
家は梁や土台で繋がってますから、割れが無いようなら、船が傾くみたいに、ゆるやかに全体で傾いてきてるわけです。部分的にジャッキアップしてしまったら「V」の字のように家が折れてしまいますよ」
お施主様
「うちは、子どもも、この家を使うか?どうか?判らないですから、なるべくお金かけたくないんですが・・・そこそこの沈下修正工事で、まず安心できるくらいのこと出来ないですかね?」
岡本
「それは、どこまでの地震が起きた場合まで大丈夫か?という問題なんですよ。水平に直れば良いと考えるだけなら、土台揚げ工法で充分ですが。
しかし圧密沈下(家の重さで地盤沈下が起きていること)が収束していれば良いんですけど。
もしまだ沈下が進行しているようであれば、再沈下が起きますから、地盤補強を伴う工法を選ぶべきです」
お施主様
「うちは建てて35年も経ってますので、あまり沈下修正工事にお金がかかるなら安い家に建て替えた方が良いかも知れないんです。
ただ老後の資金も残しておきたいですから迷っています」
岡本
「そうしますと、傾き方にもよりますが、土台揚げが一番候補かも知れないです。
一般的には、雨水等の侵入沈下などが起きていない限りにおいては築9年を過ぎれば圧密沈下は収束していると考えて良いです。
ただ、実際に現地を見せていただいてお家の外周や周辺状況を診させてもらった方が、判断しやすいです」
お施主さん
「工法を決めたとして、業者選びはどうすれば良いんでしょうか?」
岡本
「例えば、うどんチェーン店の、かけうどん130円と老舗の手打ちうどん屋さんの肉うどん800円を同列に考える人はいないですが・・どちらもお腹をは満たす。という目的は果たせますよね。沈下修正工事も同じようなイメージでお考えいただければともいます。」
岡本
「こうしたことの積み上げで、「わかめうどん」の値段が、「肉うどん」になったり、します」
お施主さん
「正直、インターネットで調べた値段で見ると岡本さんとこが、2割くらい高いな。と思ってたんですが・・それもそういう事情からですか?」
岡本
「有難うございます(笑)ある時に他の業者さんと相見積もりになって、先方の見積書を施主さんから見せていただいたんです。
そうしました、同じ工事内容で、先方は20人工で計算されていて、270万円。うちは60人工で300万円だったんですよ。
よっぽどすごい職人さんならともかく、ここまで日数に差が出るということは、どちらが丁寧な施工をしているか?というお話です」
某大工さん
「爪ジャッキを使えば、鉄板を渡して内と外で2人でやっているジャッキアップを1人で出来るから、もうちょっと施工を早くできるんでないですか?」
岡本
「軽い建物なら、アリだと思うんですが・・爪ジャッキは、実は土台の半分くらいにしか掛かっていないんですね。そのため、爪ジャッキを使うとどうしても土台がやや斜めに癖ついてしまうのと、その際にホゾも傷めるんで、それを避けたいんです」
某大工さん
「岡本さん ジャッキをたくさん掛けるから、他の業者さんより基礎を傷めてないですか?」
岡本
「出来るだけアンカーボルトのある位置と人通口を利用しているから、それは無いですね。」
人は誰でも得したいです。
すごく安く施工してもらえた!と喜びたいです。
でも、安く施工してもらった結果が床下を覗いてみたら・・充分な施工で無かった。という事例を私たちは知っています。
こちらの事例は、一番、ご相談の多いパターンとなります。そして
こちらのお施主様は、弊社の方で沈下修正を施工させていただきました。
沈下したお家を見に行かせていただくと20棟に1棟くらいの割合で、敷居や廊下に隙間が出来ているお家があります。
構造に詳しくないリフォーム会社や、大工さんの中には「埋め木」をして直した(つもり)になる方も少なくありません。
しかし、それは間違いです。
隙間が出来ているということは、柱が斜めになっているということです。
柱が斜めになっているということは、屋根や壁の荷重を正しく受け止められていない。
ということですから、家の傾き同様、直した方が良いに決まっています。
『増改築com®』でのセカンドオピニオンサービスを開始させていただくにあたって、この床下の引き締め工事を受注してくださる会社や職人さんを探してみたのですが、ほとんどいませんでした。
もし「弊社はやってますよ!」という方がいらしたら、ぜひご連絡くださいませ。
下記の画像は弊社「曳家岡本」の施工画像です。
曳家と大工の中間である「曳大工」と呼ばれていた土佐派の曳家の特徴でもあります。
敷居と床に隙間が・・
古民家の傾きもご相談ください。
「直す価値がある建物なのか?解体した方が良いのか?」
曳家岡本では、古民家再生に於いても充分な実績を持っています。
一般的なリフォーム会社による化粧直しのような古民家再生を考えているのなら、必要ありませんが、
もし地盤、基礎から始まってきっちりと構造から直したい。と考えておりましたら、
ご相談ください。
お付き合いのある誰でも知っているような社寺修復に参加する宮大工さんたちから、
「あれ、親方に来て貰えば直せるのに!現場監督がそういう技術があることを知らないから「修復不能」と書いて出しているし。
建築士も、直して欲しい。と書くだけで実際の施工計画を出さないから、有名な文化財なのにきちんと直してないまま収めるんだよな。」と、云われたことがあります。
薬液注入工法と耐圧盤工法の事例をご紹介します。
薬液注入工法
薬液注入工法
薬液注入工法
薬液注入工法
耐圧盤工法
耐圧盤工法
耐圧盤工法
耐圧盤工法
お問合せからお申込みまでの流れをご説明します。
このページからご相談内容につきまして「お問い合わせ」をお願いいたします。
ご相談を受ける際にご要望に応じた必要資料等をご案内いたします。
ご希望のご相談日時をお伺いしてご相談日時の確定を行います。
ショッピングカートのURL(別ページ)をご案内致しますのでご購入手続きをお願いします。、正式なお申込み(クレジット決済)をお願いいたします。
お申込みからサービス提供までの流れをご説明します。
ご相談日時に、zoomの招待メールをお送りいたします。
ご相談サービスのスタートです。ご要望に応じたアドバイスを第3者の立場でじっくりご納得いただけるまでアドバイス致します。
解決法をご提案してセカンドオピニオンサービスが終了します。現地調査をご希望の場合は再度お申し込みをいただきます。
曳家岡本の親方。かつて昭和南海大地震からの住宅復興のために興隆した土佐派の曳家技術の正統継承者。現代的な重力とび職から派生した曳家とは異なる繊細さが伝統構法や宮大工からの支持を集める。代表例は川越市うなぎ屋「小川菊」、石巻市雄勝町「モリウミアス」等。東日本大震災時の体験を書いた「曳家が語る家の傾きを直す沈下修正ホントの話」(主婦と生活社)、また建築系マンガ「解体屋ゲン」に実在の人物ながらセミレギュラー出演中。
これから新築を建てよう!と、高気密住宅や、ローンのことを一生懸命調べている方は多いかと思います。
ところが、お家が傾いた、歪んだ、地盤沈下が起きた、白蟻被害で構造部分が傷んできた。
という時にどうすれば良いのか?を勉強している方は少ないです。
そして有名な建築士さんでさえも、ベストな改修案を出せないという場面に遭遇して来ました。
この様なことを不満に友人の建築士に相談すると、
「岡本さん。建築士は新築のプロであって改修(意匠を省いて)のプロでは無いんですよ」
「建築士の試験は改修についてはほとんど出題されないんです」
「地盤と上部構造の一体設計なんて考え方は、近年言われるようなったものですから、建築士はまだ実例を追いかけているだけなんです」
そして、あるお施主さんは、当職に問い合わせしてくださいましたが、交通費と調査費をお願いすると、「近隣のリフォーム業者に相談します」と言われたこともあります。
その際は、お家の傾き修正や曳家に携わって43年になる私の知識と、専門でないリフォーム業者を同列に考える方もいるということに驚きました。
日本人は富裕層を省けばプロのコンサルタントを受けることを「勿体ない」と考える方が圧倒的です。少し詳しい人と、プロは経験も知識も違います。
そうでなければ私のような曳家職人のセミナーを多くの建築士さんが聴きに来てくださるわけはありません。
更に沈下修正工事は、一般住宅でも200万円~1200万円と非常に高額な工事です。
それを、おざなりに調べるだけで「見積もり無料」で来てくれる業者に依頼するのは、恐ろしくないのでしょうか?
例えば、あなたがご予算に余裕があって、アンダーピニング工法を選択しようとしました。
しかし、あなたはあなたが選んだ業者さんが、
鋼管のジョイント部分を溶接しているのか?
ネジ式で繋いでいるのか?
使う鋼管の口径はどのようなサイズなのか?
ただ大きくしてしまうと反力が獲り辛いために小口径なものを選んでいないか?
工法として、優れてはいるが、近隣住宅への影響から、この工法を選んで良いのか?
などなどをセカンドオピニオンという形でアドバイスさせていただきます。
尚、当職は、判らないことを、さも「建築のプロ」のように話すことは一切致しません。
私は上部構造改修の専門家となります。地盤の専門家ではありません。
地盤については専門の方をご紹介させていただきます。
※医者と同じとお考えてください。
【講演実績】
木造一戸建ての専属スタッフが担当致します。
一戸建て家のリフォームに関することを
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