二世帯住宅リフォーム&リノベーション(改築)にかかる費用・タイプを事例とともに完全解説

二世帯住宅リフォームの間取りには3つのパターンがある

 

ここ数年の傾向として、毎日現場に出ていて、2世帯(住宅)へのリフォームのご依頼が大変増えたという実感があります。建て替えではなく2世帯住宅リフォームをするというケース。1世帯住宅から2世帯住宅へのリフォームになりますと、必然的に大きな間取り変更を伴く事が多く、リフォームというよりは、改築工事、時には増築を含むフルリノベーションになることも少なくありません。


このような2世帯住宅リフォーム&リノベーション(改築)のご相談が増えた背景には、両親の介護の問題やさまざまな経済的な要因もあるのではないかと考えています。

 

2世帯(住宅)リフォームは2世帯リフォームでも、さまざまなご相談のパターンがありますが、2世帯住宅リフォームへ至る経緯や背景もさまざまです。



■既に住宅を所有している子世帯が現在の物件を売却し、高齢化する親世帯の住宅へ入2世帯(住宅)リフォーム。

 

■子世帯の住まいへ、高齢になった親世帯を迎え入れるための2世帯(住宅)リフォーム。

 

■賃貸暮らしをしている子世帯が親が所有する住宅へ入るための2世帯(住宅)リフォーム。


などさまざまな経緯・背景があります。

 

また、2世帯住宅リフォーム&リノベーション(改築)後の間取りやパターン(タイプ)をみると大きく分けて3つの形がありますので、一つずつ解説していきましょう。

 

完全同居型二世帯住宅リフォーム

 

1つ目の2世帯住宅リフォームの間取りパターン(タイプ)として、挙げられるのが、全同居型です。こちらの間取りは、いわゆる居室、寝室以外はすべて2世帯で共用するという間取りです。弊社に、2世帯住宅への変更リフォームをされるお施主様のケースとしては、この完全同居型での2世帯住宅リフォームをこれからされる方というのはかなりの少数派となっています。

 

水周り(水回り)エリア、キッチンを含むLDKなどがすべて共用(共有)となりますので、親世帯、子世帯の関係がかなり良好でなくては難しい間取りと言えます。20年前などはこの完全同居型での2世帯住宅リフォーム&リノベーション(改築)はかなり多かったのですが、ここ10年で一気に減っています。

 

しかしながら、少数派ではありますが、生活スタイル、生活リズムが、親世帯と子世帯でそこまで変わらないという場合に採用されるケースがあります。

 

我々工事会社からみますと、工事内容は、設備が各世帯に必要ではなく1世帯分のため、通常のリフォームとさほどかわらない内容になりますので、完全同居型での2世帯住宅リフォームの費用金額(施工費用)というのは、他の2パターンと比較し、最も抑えられるお部屋の配置、間取りとなります。間取りの大幅な変更等も少ないため、改築や増築、フルリノベーションのような大規模な工事にはなるケースは少ないと言えます。そのためこの完全同居型の建築金額は費用相場としては参考値にはならないと言えます。

 

部分分離(部分共有)型の2世帯住宅リフォーム

2つ目の2世帯住宅リフォームの間取りパターン(タイプ)に挙げられるのが部分分離型(部分共有)といわれるパターン(タイプ)。

 

こちらは、玄関は共用スペース(共用部分)として、1つにしたり、LDK、さらに踏み込み水回り設備、とりわけ浴室までは部分共用とする間取りです。

 

玄関と浴室のみを共有部分として、LDKは分離するなど、一部は共用として、各世帯のコミュニケーションを図れるようにしつつ、プライバシーをどこまで守るかといった対策を検討する形で、間取られる2世帯住宅のパターン(タイプ)です。

 

2世帯住宅へのリフォーム前の既存の住宅の間取りやお施主様のご家族間での関係により、どのようのような形で間取りを考えていくのかがポイントになってきます。

 

費用金額(建築費用)は、水まわり設備が各世帯に必要なのはどの空間なのかによって変動してきます。2世帯住宅へのリフォームといった相談を受ける立場におりますので、お打ち合わせをしていくなかで、リアルな部分においては予算費用との兼ね合いから、この部分同居の間取りになるお施主様が最も多いのが過去の2世帯住宅リフォームの実績からわかります。

 

 

完全分離型の二世帯住宅リフォーム

そして、3つ目の2世帯住宅リフォームの間取りパターン(タイプ)になるのが、完全分離型といわれる間取りです。こちらは、読んで字の如く、両親世帯と子世帯で完全に空間を分離する間取りとなり、同じ建物であっても玄関から始まる生活空間は、すべて分離となり共用する空間はなく、2世帯住宅の間取りのパターン(タイプ)となります。

生活費として焦点になる光熱費などもメーターを分けることで別々となります。プライバシーは完全に守られつつも何かあった際にはすぐ駆けつけられるなどのメリットがあります。

 

完全分離型の2世帯住宅リフォーム&リノベーション(改築)は、必然的に間取りの大幅な変更がともなって参りますので、工事は大掛かりになることが予想されます。完全分離型の2世帯住宅の多くのケースで、1階と2階などで各世帯をわけるケースが多く、防音等にも気を遣う必要が多いケースがございます。

 

以上3つの2世帯住宅のパターンをお伝えしましたが、どのパターンであっても、ほぼすべてとは言いませんが、いずれのケースであれ、1階が親世帯、2階が子世帯となる間取りになるケースが多いです。

 

足腰に負担がかかるため階段の上り下りを考慮してこのような間取り方をすることが多いです。もちろんバリアフリーでの施工は必須になって参ります。2世帯住宅リフォーム&リノベーション(改築)の施工費用についても、親が援助してくれるケース、子世帯が費用を賄うケースなどなど。

 

ご予算と価格のバランスによりさまざまなケースがございます。

 

ここ数年2世帯住宅リフォーム&リノベーション(改築)がかなり増えて参りましたが、最近、特に都心の現場で最も多い2世帯住宅リフォーム&リノベーション(改築)のパターンを事例と共に解説したいと思います。

 

部分同居型が多くを占めておりますので、部分同居型を中心に、さまざまな部分同居型のパターンをお伝えしていきます。まず、背景として賃貸暮らしをしている子世帯が、親が所有する住宅へ入るための2世帯(住宅)リフォームです。


ハイウィルでは、注文住宅の施工もしてきましたので、子育て世代の注文住宅も数多く手がけてまいりましたが、ここ数年は、都心に限っては絶対数としても減少してきております。


もちろん、買い控えをされる方が増えている現状もありますが、これに変わり増えているのが、2世帯(住宅)リフォームなのです。

 

 

 

 

2世帯住宅リフォームの施工事例紹介

一つ目に紹介するリノベーション事例は、渋谷区の代々木のH様の現場のケースは、かなり大掛かりな改築工事となっており、地下1F・1F・2Fの全体改築で建築費用(施工費用)は3000万を越える2世帯住宅リフォーム&リノベーション(改築)現場です。2世帯のタイプでいう、部分分離型(部分共有)二世帯住宅リノベーションとなります。

 

渋谷区元代々木H様邸 
2世帯住宅リフォーム&リノベーション(改築)前

2世帯住宅リフォーム&リノベーション(改築)中

建物自体も築30年を越える物件ではありますが、地下がRC造になっており、1F・2Fが木造という構造で、当時の建物としては珍しい構造になります。

 

玄関は両親世帯、子世帯の共用となりましたが、こちらの2世帯(住宅)リフォームでは水周り設備はすべて別々に設置となり、親世帯でLDK、浴室、脱衣所、トイレ、子世帯で、LDK、浴室、脱衣所、トイレといった形で分離型でのケースとなっております。

 

2世帯(住宅)リフォームの費用については、地下賃貸部分、1階については親世帯が、2階部分の費用については、子世帯が負担するといった事例となります。



今回の2世帯(住宅)リフォームのケースは、もともと賃貸されていた地下部分2世帯(RC造)はスケルトンにし、新たに、賃貸住宅としてリニューアルしました。下記写真のような形でスケルトン状態、躯体の状態にし、軽量鉄骨、木軸でリノベーションしています。

二世帯住宅リノベーション(改築)中の地階部

二世帯住宅リノベーション(改築)中の地階部

2世帯(住宅)リフォーム時の30年前の建物としては珍しい構造をしておりました。当然、地階部分に関しては、RC造の知識が要求されてきます。


今回の渋谷区代々木の2世帯(住宅)リフォームの現場は、建築当時の図面は確認通知書のみとなっておりましたので、実際に建物の実寸にあたり寸法を取る必要がございました。


解体後に正確な寸法を実測し墨を出します。その際に、既存の躯体面の状況判断を正確にできる管理者が必要となる現場です。二世帯リフォームには、直接関係のないお話にはなりますが、こちらの東京都渋谷区元代々木の二世帯リフォーム&リノベーション工事では、この地階で解体後に思わぬ事態が発生しました。地階部の躯体部に穴が開いていたのです。過去に水が入ったことがあったとお母様より聞いておりましたが、スケルトン解体後に原因がわかったのです。

 

弊社では、コンクリート土間の部分に開いている孔を塞ぐだけでなく、基礎の立ち上がり部分と土間の溝をハツリ、そこに止水セメントを打ち、全面に防水工事をする施工方針を打ち立てました。

 

しかしながら、防水も一度施工してしまいますと、大規模な解体がない限り、大掛かりな防止工事は出来なくなってしまいますため、相応の対策、防水材の選定は慎重にしなければなりません。このようなケースの場合弊社では、木造のスタッフだけでなく、RC鉄筋コンクリート造を専門に施工してきた監督も加わり防水材、施工方法についての施工会議が行われます。

 

今回使用することになったのが、昭和電工が提供する「セレシット」という防水材でした。一戸建てリフォーム&リノベーションでは、まず使用することのない、ゼネコンのトンネル工事などで使用される防水材です。この防水材を溝ハツリした箇所及び土間全体に塗布することになりました。

 

しかし、今回の渋谷区元代々木の二世帯住宅リフォーム&リノベーションでは、これだけでは問題の解決にはなりません。土間に開けられた数か所の孔を塞ぎ、特殊防水材での防水工事をするわけですが、水の湧き上がる力で、いつ防水に亀裂が入ってしまうかわかりません。そのため、防水材の上に、コンクリートを打設する方針を打ち立てました。今回の防止工事は、これらのすべての工程を含めて120万。これは、想定をしていなかった費用になります。お施主様のH様には事前にお話しをさせていただき、施工の許可を頂き施工させていただきました。

 

このような、想定外の事もリノベーション現場では、起こりうるため、施工会社選びは慎重にしなければならないのです。

 

今回の2世帯(住宅)リフォームでは、当初は玄関も各世帯で分け、完全分離型の二世帯住宅リノベーションをご要望されましたが、間口や構造上の制約があり、玄関は建物の形状から1つで、親世帯子世帯が共用する部分分離型(部分共有)タイプでのご提案しました。


間口等にゆとりがあり、プランに制約を受けないケースでは玄関を1階と2階で2つに分けるケースなどもございます。

二世帯住宅リノベーション(改築)中の二世帯共用の玄関

 

 

メインの居住スペースは木造になるわけですが、2世帯(住宅)リフォームは、大幅な間取り変更を伴うことが、当然多くなりますので施工は熟練を要します。費用も提案内容と補強の方法で大幅に変わってまいります。目的や総予算を家族で話し合い、ある程度具体的な優先順位を決めて、木造改築の経験値の高い会社に相談をすることをお勧めします。



↓渋谷区元代々木の2世帯(住宅)リフォームの完成写真です。

二世帯住宅リノベーション(改築)後 子世帯のキッチンルーム

二世帯住宅リノベーション(改築)後 子世帯のリビングルーム

 

2世帯(住宅)リフォーム後、2Fの息子様ご夫婦のリビング&キッチンルームです。2世帯(住宅)リフォーム前に息子様の奥様が、こだわったシステムキッチン。システムキッチンはカタログで選んでしまうのではなく、実際にショールームへ足を運び、実物をみて決めるのが満足度を飛躍的に高める秘訣です。ご夫婦のご希望で、床を無垢材仕上、内壁はポイントで左官仕上。

 

二世帯住宅リノベーション(改築)後 寝室への廊下アプローチ部

二世帯住宅リノベーション(改築)後 子世帯 寝室

 

2世帯(住宅)リフォーム後のご夫婦世帯の寝室です。リビングから中階段を5段上がると寝室へ。無垢材の柔らかな表情が良いですね。廊下の窓からは、2階のベランダにあるウッドデッキテラスが見えます。

 

二世帯住宅リノベーション(改築)後 子世帯 脱衣所&バスルーム

二世帯住宅リノベーション(改築)後 子世帯 レストルーム(トイレ)

息子様(ご主人さま)が担当された2世帯(住宅)リフォーム2階部、子世帯のバスルームです。こちらもショールームで、すべての仕様を実際に見て触って決定しています。そして、2世帯(住宅)リフォーム息子様世帯2階部のトイレです。LIXILサティスとPnasonicアラウーノでお悩みになられましたが、アラウーノを採用されました。さて2世帯(住宅)リフォーム事例、1階部に移りまして親世帯です。


親世帯のLDK。2世帯(住宅)リフォーム前からお母様と数カ月お打ち合わせを重ね、プランと仕様を何度も検討し、完成したリビングルームです。やはり2階の子世帯とはまるで違う雰囲気になります。お母様ご夫婦は別々に居室をご希望されたため、親世帯ではお母様の居室とお父様の書斎もプランしています。

 

二世帯住宅リノベーション(改築)後の親世帯LDK

二世帯住宅リノベーション(改築)後のお母様居室

 

たくさんのお客様がいらっしゃるお住まいですので、2世帯(住宅)リフォーム後は和室もこだわり抜いてお打ち合わせを重ね、完成にいたっております。

 

二世帯住宅リノベーション(改築)後、親世帯 和室客間

二世帯住宅リノベーション(改築)後 親世帯 お父様書斎

二世帯住宅リノベーション(改築)後 親世帯 脱衣所&バスルーム
浴室より中庭へ移動できる設計になっています。

2世帯(住宅)リノベーション(改築)後の1階親世帯のトイレです。パナソニックのアラウーノを若奥様と一緒にショールームをみて採用され、お母様は肘掛を設置されました。

いかがでしたでしょうか?

水周りを完全分離したこちらの事例では、お打ち合わせも親世帯と子世帯で、ご要望が違いましたため別々に行い、内容を詰めていきましたので、時間もほぼ倍かかりました(笑

 

このように完成した事例をみてみましてもイメージがまったく違うことがおわかり頂けるかと思います。

 

 

続いてご紹介する2世帯(住宅)リフォームの事例は、横浜市鶴見区での2世帯(住宅)リフォームの事例を紹介します。

ちらも完全同居型の2世帯住宅の間取りパターンになります。下記リンクより参照ください。こちらはここでご紹介した2階子世帯、1階親世帯という基本ゾーニングはかわりませんが居室以外のキッチンを含むLDK、お風呂(バスルーム)等の水回りスペースは、親世帯子世帯共用(共有)とする完全同居型(タイプ)での事例となります。

 

横浜市鶴見区2世帯(住宅)リフォーム

こちらの2件は

■賃貸暮らしをしている子世帯が親が所有する住宅へ入るための2世帯(住宅)リフォーム。

という経緯でしたが、部分分離型(部分共有型)と完全同居型でタイプは異なります。

次にご紹介する2世帯住宅リフォームは、部分同居型でありながらも既存3階建て、1Fガレージという建物を1階親世帯+孫、2階子世帯、3階子世帯というケースを紹介しております。正確には、子世帯にお子様がいらっしゃいますので、3世帯になります。

 

■既に住宅を所有している子世帯が現在の物件を売却し、親世帯の住宅へ入る2世帯(住宅)リフォーム。

江戸川区3階建て2世帯住宅リフォーム
のパターンの事例が公開されていますので、参考にしてください。

 

 

 

 

 

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