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戸建てフルリフォーム・リノベーション等の大規模なリフォームに際してはスケルトン化することが多く、本格的な性能向上リフォームが可能です。とはいえ既存の問題点をすべて解決し、「新築並み」にもっていくのは容易ではない。性能向上という意味では最も重要な耐震性、その中でも最も重要なのが基礎補強といっても過言ではありません。
絶対にやってはいけないのは基礎を無視した上部構造のみの耐震補強。旧耐震基準の無筋基礎の建物へ基礎補強を無視して、上部構造のみを耐震化する業者もありますが、これでは「耐震性能」は絵に描いた餅となってしまいます。
ここでは、旧耐震基準の無筋基礎の布基礎への抱き基礎補強のポイントを解説していきたいと思います。
無筋基礎へ増し打ちをして基礎補強をするツイン基礎(抱え基礎)への補強方法について紹介していきます。 スケルトンリフォームでの解体時の布基礎の状態から
鋤取り→砕石の敷き詰め→転圧→防湿シートの敷き詰め(並行するように基礎底盤の配筋を行うこともある)→既存布基礎と鉄筋の緊結→コンクリートの打設までを流れを追って紹介します。
更新日:2020/10/29
フルリフォーム(全面リフォーム)やリノベーションにおいて最も大切なのは建物の”ハコ”としての性能である「断熱」と「耐震」です。耐震に関する正しい知識を知り大切な資産である建物を守りましょう。
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