戸建フルリフォームなら「増改築.com®」TOP>結露をリフォームで解消!
2020年05月15日
冬になると「窓に結露ができて1日に何回も拭き取って大変です」という声は数多く聞きます。
そこで結露が出来る原因を解説していきます。
結露には窓ガラスやサッシだけにできる「表面結露」だけではなく壁の内部にできる「内部結露」があり、放っておくと恐ろしい結果が待ち受けています。対策にはサッシと断熱材がカギになります。
空気中には水分(水蒸気)が含まれていますが、実は水蒸気として空気の中の水分量には限界があり、空気が水蒸気を含むことが出来る限界を飽和水蒸気量と言います。
この飽和水蒸気量は湿度や室温で変わります。
暖かい空気は水蒸気を多く含むことが可能ですが、冷たい空気は水蒸気を少ししか含むことが出来ません。ですので、夏場は冷たいコップの周りに冬場は外気と面している窓やサッシに空気中に保持しきてなくなった水蒸気が水滴として現れるのです。
この飽和状態の時の気温、水蒸気が水滴に代わってしまう温度を「露点温度」と言います。
上記の表は一般的な住宅の露点温度表になります。
気温差が大きいとやはり結露をする可能性が高くなりますし、湿度が高い場合は気温差が約3度でも結露が起こることがわかります。
上記の表を使い室内の気温と湿度、外気温を調べることにより、湿度が起こっている原因を突き止め対策が講じやすくなります。
弊社では、断熱改修工事に力を入れています。断熱材の内グラスウールやロックウールなどには調湿効果はありません。「乾かない素材」だからです。そのため外壁で冷やされ水滴になります。その為防水シートの施工をすることが大切です。
結露対策に重点を置いた場合はセルロースファイバーを施工するのが良いでしょう。
セルロースには調湿効果があります。過剰な湿気を吸着するだけではなく、空気が乾燥すると、その水分を放出します
その他インナーサッシを設置など、結露対策に効果があるリフォーム・リノベーションを行います。
▲断熱性能が高いトリプルガラスの構造
木造戸建市場において、この10年で最も性能が進化した商材とは何でしょうか?
もちろん水まわり機器の日進月歩やエコキュートや太陽光発電に代表される省エネ商材の進化が目立ちますが、実は最も性能が向上したのはペアガラスに代表される断熱サッシではないだろかと私は考えています。
そもそも木造戸建にとって一番の害とは何か?
それを考えた場合、1番は連想しやすいのは雨漏りでしょう。
木が水に弱いのは当たり前のことで腐食が進み、白蟻の恰好の住処にもなってしまいます。
ただ、雨漏りよりももっと木造戸建を痛めているのは、結露なのです。
冬場の暖房器具によって外気との温度さが広ければ広い程結露は深刻となり、日々木造戸建にとって有害が湿気を呼び込んでいるのです。
私どもはこの結露による木部の腐食を数多く見て来る中で、これこそ木造の最大の課題であると感じています。
そういう意味で、近年のペアガラス、トリプルガラス、2重サッシに代表される断熱サッシ商材の進化はめざましく、完全には言い切れませんが、木造における結露問題は大きく改善しました。
私どもはK様にこの想いを強くお伝えすると共に、予算の配分では将来のためにも断熱サッシ工事は優先順位が高いことをご説明させていただきました。
大小合わせて20カ所をこえるサッシ工事となりましたが、これから末永くその価値をご実感いただけると思っています。
また、換気計画を立てることも重要です。風が通りにくい間取りでは換気をしても空気が淀み湿気が留まってしまうため、結露が起きてしまいます。その為、住まい全体を空気が循環しやすい間取りにすることもポイントとして挙げられます。
いくら建物を結露対策したとしても上記の表のように湿度が高ければ結露が発生する場合がありますので、注意が必要です。生活するうえで結露防止のポイントを紹介致します。
調理中や食事中はしっかりと換気をしましょう。
調理中や食事中は湯気として大量の水蒸気が発生します。これらを放置すると、室内の湿度が上がり結露の原因となりますので、しっかりと換気をしましょう。
生活を行うお家の中で、水蒸気が一番番発生するが浴室です。入浴後はしっかりと換気をしましょう。浴槽にお湯をためる際は、フタをすることを心がけましょう。
就寝中は人間の体内から汗などとして多くの水蒸気が発散されます。寝室に湿気がこもってしまわないように注意しましょう。
洗濯物の部屋干しは湿度を上げてします要因になります。除湿器などを利用して、湿度を一定基準以下にする工夫が必要です。
結露でお困りの方は、有効な一手とは言い難いですが、ホームセンターに結露防止剤は売っています。上記方法と併用して試してみてください。
リフォームを行えない場合は室内温度を低くすることも有効です。前述で説明させて頂きましたが、結露が発生する要因は露点温度によります。湿度を低く保ち外気温と室内の温度差が少ないほど、結露が発生する可能性が低くなります。
生活していれば必ず発生する結露ですが、結露の原因を理解し、対策を心がけることが必要になります。リフォームをお考えの方は結露に対しての知識を有した工務店選びをされることが重要です。
戸建てリノベーションの専属スタッフが担当致します。
一戸建て家のリフォームに関することを
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あなたの大切なお住まいに関するご相談をお待ちしております。
営業マンはおりませんので、しつこい営業等も一切ございません。
※設計会社(建築家様)・同業の建築会社様のご相談につきましては、プランと共にご指定のIw値及びUa値等の性能値の目安もお願い申し上げます。
※現在大変込み合っております。ご提案までに大変お時間がかかっております。ご了承のほどお願い申し上げます。
2025年(令和7年)4月1日より建築基準法改正が施行されました。現在大変混みあっております。
お問い合わせ・ご相談多数のため、ご返信、プランのご提案までに日数を頂いております。ご了承の程お願い申し上げます。
改正後の新法では、4号特例措置が廃止され、一般住宅の多くの建物である2階建て以下かつ200平方メートル以下の建築物は2号となり、大規模修繕・大規模模様替えを行う場合には、建築確認申請が必要となります。
大規模修繕や大規模模様替えを行う場合、
つまり、主要構造部(壁、柱、床、梁、屋根、階段)の50%を超える修繕工事等を行う場合は、建築確認申請が必要となることが決まりました。
今回の改正では、床の下地を含む張替え、階段の変更、間取りの変更等が含まれます。
詳細解説はこちらをお読みください。
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