戸建フルリフォームなら「増改築.com®」TOP> お役立ち情報 > 自然素材リフォーム:珪藻土
2021年05月11日
「リフォームするけど、どうせならクロスとは違ったものにしたい」
「リフォームをきっかけに健康的な住環境を整えたい!」
と考えたときに、自然素材、天然素材にこだわる方なら「漆喰」と並んで浮かぶのが「珪藻土」ですね。
ですが、実は「珪藻土ってナニ?」「名前は聞くけど詳しくは知らない」と思っている方は多いと思います。
このページではそんな方に向けて「珪藻土」について解説していきます。
珪藻土とは、藻類の一種である珪藻(ケイソウ)=植物プランクトンの遺骸が海や湖の底に積み重なってできた堆積物(堆積岩)です。二酸化ケイ素が主成分、ガラスと同じです。
珪藻土は植物性プランクトン(藻)が化石化したもので、昔から火に強い土として、七輪、コンロ、耐火断熱レンガの原料として使用されてきました。食用としても使われており、太平洋戦争中にはビスケットや乾パンなどの増量剤として使われていたこともありました。最近では他にビール・お酒製造の際のろ過材としても使われています。バスマットやコースターとしてもよく使われていますね。
建材として使われ始めたのは意外にも遅く、1990年代後半からといわれています。
まず、珪藻土の魅力=メリットとは何なのでしょうか?
多孔質性を売りにしている珪藻土は、漆喰よりも吸放湿性が高く調湿性能や脱臭性能が優れています。
しかし漆喰はアルカリ成分によりカビが発生しずらいという優れた特徴もあります。
また、珪藻土は自ら固まることができないため壁や天井に施工する際には固化剤と呼ばれる固めるための材料が必要ですが、漆喰は自ら固まることができます。
では逆に、珪藻土のデメリットは何でしょうか?
総じて言うと、珪藻土は住環境を快適にできる反面、メンテナンスに少し手がかかる壁材であるといえますね。
しかし自然素材、天然素材にこだわるなら魅力的な壁材であることは確かです。調湿性に優れている点は日本特有の気候にベストマッチしていますし、「カビ・ダニ・結露・化学物質」など、最近の住宅環境や生活スタイルから発生する負の面を軽減してくれる壁材です。
漆喰と合わせてメリット・デメリットを知った上でご自身に合った壁材を選んでいくことが大切であると思います。
珪藻土商品にアスベストが混ぜられていたことが報道されたことがありましたが、そもそも珪藻土とアスベストは別のものであり無関係です。
問題になった商品は凝固剤としてアスベストを使用していたと考えられます。中国ではまだ(2020年時点)アスベストの規制がない為、中国で生産した珪藻土商品にはアスベストが混入している可能性があります。
珪藻土商品を選ぶ際には、安全基準を満たしているかどうかよく確認しましょう。
珪藻土は産地によって異なり、その性能も異なります。
大きく分けると珪藻土に空いた無数の穴の特徴から、「メソポアタイプ」と「マクロポアタイプ」の2種類に分類されます。
マクロポアタイプは断熱レンガやフィルターとして利用されており、住宅用塗り壁材として使用されているのは主に「メソポアタイプ」の珪藻土です。
上記のタイプとは別に、珪藻土を選ぶ際に以下の点も参考になります。
珪藻土商品には大きく分けて3つあります。
▲珪藻土施工中(増改築.com®新潟下越支部)
▲珪藻土の塗り壁の和室(増改築.com®新潟下越支部)
▲珪藻土の壁紙で仕上げたリビング(増改築.com®新潟下越支部)
ハイウィル株式会社 四代目社長
1976年生まれ 東京都出身。
【経歴】
家業(現ハイウィル)が創業大正8年の老舗瓦屋だった為、幼少よりたくさんの職人に囲まれて育つ。
中学生の頃、アルバイトで瓦の荷揚げを毎日していて祖父の職人としての生き方に感銘を受ける。 日本大学法学部法律学科法職課程を経て、大手ディベロッパーでの不動産販売営業に従事。
この時の仕事環境とスキルが人生の転機に。 TVCMでの華やかな会社イメージとは裏腹に、当たり前に灰皿や拳が飛んでくるような職場の中、東京営業本部約170名中、営業成績6期連続1位の座を譲ることなく退社。ここで営業力の基礎を徹底的に養うことになる。その後、工務店で主に木造改築に従事し、100棟以上の木造フルリフォームを職人として施工、管理者として管理。
2003年に独立し 耐震性能と断熱性能を現行の新築の最高水準でバリューアップさせる戸建てフルリフォームを150棟、営業、施工管理に従事。2008年家業であるハイウィル株式会社へ業務移管後、 4代目代表取締役に就任。250棟の木造改修の営業、施工管理に従事。
2015年旧耐震住宅の「耐震等級3」への推進、「断熱等級4」への推進を目指し、 自身の500棟を超える木造フルリフォーム・リノベーション経験の集大成として、性能向上に特化した日本初の木造フルリオーム&リノベーションオウンドメディア 「増改築com®」をオープン。
戸建てリノベーションの専属スタッフが担当致します。
一戸建て家のリフォームに関することを
お気軽にお問合せください
どのようなお悩みのご相談でも結構です。
あなたの大切なお住まいに関するご相談をお待ちしております。
営業マンはおりませんので、しつこい営業等も一切ございません。
※設計会社(建築家様)・同業の建築会社様のご相談につきましては、プランと共にご指定のIw値及びUa値等の性能値の目安もお願い申し上げます。
※現在大変込み合っております。ご提案までに大変お時間がかかっております。ご了承のほどお願い申し上げます。
2025年(令和7年)4月1日より建築基準法改正が施行されました。現在大変混みあっております。
お問い合わせ・ご相談多数のため、ご返信、プランのご提案までに日数を頂いております。ご了承の程お願い申し上げます。
改正後の新法では、4号特例措置が廃止され、一般住宅の多くの建物である2階建て以下かつ200平方メートル以下の建築物は2号となり、大規模修繕・大規模模様替えを行う場合には、建築確認申請が必要となります。
大規模修繕や大規模模様替えを行う場合、
つまり、主要構造部(壁、柱、床、梁、屋根、階段)の50%を超える修繕工事等を行う場合は、建築確認申請が必要となることが決まりました。
今回の改正では、床の下地を含む張替え、階段の変更、間取りの変更等が含まれます。
詳細解説はこちらをお読みください。
⇒ https://www.zoukaichiku.com/application
※すでにプランをお持ちのお施主様・設計資料をお持ちのお施主様は内容をフォームで送信後、フォーム下のメールアドレスに資料をお送りください。対応がスムーズです。
図面や写真等を送信いただく場合、また入力がうまくいかない場合は、上記内容をご確認のうえ、下記メールアドレスまでご連絡ください。
営業時間:10:00~18:00(土日祝日を除く)