戸建フルリフォームなら「増改築.com®」TOP>さまざまな悩み・不安>断熱の悩み・不安>インナーサッシ(二重窓)の設置
一戸建てリフォーム、とりわけ一戸建てのスケルトンリフォームをされるお客様において、心配されるケースが断熱についてです。
内部の天井・床・壁をすべて解体し、躯体残しにする内部スケルトンリフォームをされるお客様におススメしているのが
内部スケルトン、既存サッシ残し
このインナーサッシ(2重窓)です。
外部スケルトンリフォームのお客様になりますと外部の壁もすべて解体する完全な躯体残しの内外部スケルトンリフォームになるため、
必然的に窓(サッシ)は新規ですべて入れ替えになります。
内部スケルトンリフォームのお客様においては、ご予算の都合などで、すべての窓(サッシ)を取替えできないお客様もいらっしゃいます。壁内の断熱工事は内部スケルトンでも施工致しますが、お客様でもなかなか知らないのが、実は窓は住まいの断熱にかなりの影響を及ぼすという事実です。
リフォームされる前の既存の建物は、築年数が30年以上の方が多いのがスケルトンリフォームですので、
当時の窓(サッシ)は単板ガラス(シングルガラス)であることがほとんどです。
築40年以上のも木造戸建のサッシは単体ガラスな上に開口も多い
この単板ガラスが家中にあるわけですが、実はこの単板ガラス(シングルガラス)トタン1枚の断熱効果しかないことがわかっています。
断熱材や外壁材などはどんどん断熱仕様が進んでおります。塗装仕上げであっても断熱塗料など機能性塗料の開発がすすんでおりますので、スケルトンリフォームともなれば、このような提案もご予算に応じてさせていただきます。
しかし、単板ガラス(シングルガラス)はトタン1枚程度の断熱効果しかないにもかかわらず、対策を後回しに考えておられるお客様が多いです。実は、夏の外から入り込む暑い熱の71%は窓(サッシ)やドアから入るといわれています。窓際が熱気で暑いのでイメージはしやすいと思います。冬は逆に室内の熱を逃がさない対策が必要なわけですが、建物から暖かい熱の48%がこの窓(サッシ)とドアからだといわれています。
外からの見た目の問題で、サッシを表の通り沿いだけは変更したいというご要望は大変多いのですが、この断熱を重視して考えるならば、
断然2重窓(インナーサッシ)を設置する方法が効果をのぞめます。
スケルトンリフォームでは、サッシを変える際に、現在は最低でもシングルではなくペアガラス(複層ガラス)になっています。
この複層ガラスに変更するだけであれば、2重窓(インナーサッシ・2重サッシ)の方が断熱効果さらには防音効果も高いといえます。
中には、スケルトンリフォームにおいてペアガラス(複層ガラス)に変更したうえで、さらに2重窓(インナーサッシ・2重サッシ)を
設置されるお客様もおられます。せっかくのスケルトンリフォームですので、見た目にもこだわりたい。
これは当然のこと。
サッシの入れ替えの費用と2重窓(インナーサッシ・2重サッシ)の費用を照らし合わせどのような方法をとるのかを検討するのが良いと思います。内部スケルトンリフォームをし、窓は既存を利用しましたが、2重窓(インナーサッシ・2重サッシ)を設置した弊社の事例を流れととともにご紹介します。
梱包をあけるところから。
入っている中身を確認。必要な部材をすべて確認します
実際に取り付ける場所の清掃をし汚れを徹底的に除去します。特に窓周りは砂埃が多い場所でもあります。
設置に当たり、事前に採寸はしていますが、再度取り付け位置のシミレーションをします。
各部材を所定の位置に仮止めしていきます。続いて縦の枠も仮に設置していきます。決まりがついた段階で、4方の枠をビスで固定していきます。枠の固定が完了した段階で、サッシをいよいよ設置します。
2枚設置します。
最後に微調整を行いこれで1枚分の作業が完成します。こちらのお客様のお住まいでは、このインナーサッシが10枚以上設置されました。
こちらも既存の窓を利用し2重窓(インナーサッシ・2重サッシ)を設置したパターンです。
↓既存のサッシ
2重窓(インナーサッシ・2重サッシ)を設置するためには、枠の厚みが必要ですが、この現場では、和室→洋室へリフォームした際に、壁にセルロースファイバーによる断熱工事をしており、壁の厚さが50ミリふけています。そのふけた壁厚を利用し、2重窓(インナーサッシ・2重サッシ)の枠を取付ました。
既存のサッシ枠が反っていたりすると2重窓(インナーサッシ・2重サッシ)の開閉に支障がでてくるケースもございますので、やはり専門家に任せるのが一番だと思います。
見た目も非常にすっきりしていて良いですね。
こちらのお客様は、2重窓(インナーサッシ・2重サッシ)が防音という威力を発揮してくれています。目の前の高架線を電車が走る建物ですので、その効果はセルロースファイバーによる吸音効果に加え2重窓(インナーサッシ・2重サッシ)による防音効果をダブルで提案しております。
とかく、断熱材や外壁材などに目が行きがちな断熱でございますが、このような2重窓(インナーサッシ・2重サッシ)というアイテムも検討の一つとしていただければと考えております。
フルリフォーム(全面リフォーム)で最も大切なのは「断熱」と「耐震」です。性能向上を第一に考え、末永く安心して住める快適な住まいを目指しましょう。
戸建てリノベーションの専属スタッフが担当致します。
一戸建て家のリフォームに関することを
お気軽にお問合せください
どのようなお悩みのご相談でも結構です。
あなたの大切なお住まいに関するご相談をお待ちしております。
営業マンはおりませんので、しつこい営業等も一切ございません。
※設計会社(建築家様)・同業の建築会社様のご相談につきましては、プランと共にご指定のIw値及びUa値等の性能値の目安もお願い申し上げます。
※現在大変込み合っております。ご提案までに大変お時間がかかっております。ご了承のほどお願い申し上げます。
2025年(令和7年)4月1日より建築基準法改正が施行されました。現在大変混みあっております。
お問い合わせ・ご相談多数のため、ご返信、プランのご提案までに日数を頂いております。ご了承の程お願い申し上げます。
改正後の新法では、4号特例措置が廃止され、一般住宅の多くの建物である2階建て以下かつ200平方メートル以下の建築物は2号となり、大規模修繕・大規模模様替えを行う場合には、建築確認申請が必要となります。
大規模修繕や大規模模様替えを行う場合、
つまり、主要構造部(壁、柱、床、梁、屋根、階段)の50%を超える修繕工事等を行う場合は、建築確認申請が必要となることが決まりました。
今回の改正では、床の下地を含む張替え、階段の変更、間取りの変更等が含まれます。
詳細解説はこちらをお読みください。
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