戸建フルリフォームなら「増改築.com」TOP > 【2022年最新版】リフォーム補助金制度を網羅!> 【2022年補助金】こどもみらい住宅支援事業 > 【施主様向け】申請マニュアル
更新日:2022.11.30
★残念なお知らせ★
「こどもみらい住宅支援事業」補助金は、予算上限到達のため11月28日をもって受付終了となりました
「リフォームで補助金を申請したい」とのお問い合わせを現在たくさんいただいております。
そこで2022年最新補助金・助成金制度である「こどもみらい住宅支援事業」の申請方法をまとめました。
「こどもみらい住宅支援事業」の補助金申請は施主様(工事の発注者)ではなく住宅事業者(リフォーム工事会社)ですが、スムーズに申請を通すために施主様にもできることがあります。
施主様と工事会社、ともに協力して満額申請を目指しましょう!
工事を請け負う会社は登録制となっています。登録されている会社は「こどもみらい住宅支援事業」のホームページから検索できます。
増改築.com®のハイウィル株式会社も登録されています。
住宅事業者に、補助金を利用したリフォームができるか相談しましょう。
リフォーム工事内容に応じて補助額が変わります。申請要件に該当しないリフォームでは申請は行えませんので、リフォーム内容を住宅事業者とよくご検討ください。
リフォーム内容が決まったら、住宅事業者に見積を作成してもらいましょう。
リフォーム工事の見積に納得できたら、リフォーム工事の契約を結びます。
その際に「こどもみらい住宅支援事業」の利用に同意することを確認するための『共同事業実施規約』も併せて締結しましょう。
※『共同事業実施規約』は補助金申請時に必要になります。申請までに締結しておきましょう。
ここがポイントです!補助金申請にはリフォーム箇所の工事前後あるいは工事中の写真が必要になります。
「工事前」写真は工事が始まってしまうと撮ることはできません。ぜひこのタイミングで撮っておきましょう。
どこの写真が必要かは次章以降で説明します。
住宅事業者がリフォーム工事を行います。
工事中の写真を撮ります。
リフォームでの補助金申請は、工事が終了してから行います。
工事後の写真も撮ります。
いよいよ補助金の申請です。
申請手続きは住宅事業者が行います。施主様は以下の書類をご用意ください。
●本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカードなど)
●子育て世帯・若者夫婦世帯の場合は住民票(世帯票)
●既存住宅購入の場合は、不動産売買契約書・不動産登記の全部事項証明書・購入した既存住宅に入居が確認できる住民票の写し
●安心住宅購入の場合は、安心R住宅調査報告書の写し
補助金は住宅事業者宛に振り込まれます。
先に提携した『共同事業実施規約』の取り決めに従い、以下のいずれかの方法で住宅事業者から還元されます。
①契約代金(最終支払い)の一部に充当
②現金の支払い(契約代金を清算済みの場合に限る)
特に手続きはありませんが、補助金の交付から10年間は、リフォームの設備を国・事務局の承認なく交付の目的に反して処分等をすることはできません。
施主様側から見た補助金申請の流れは以上です。
次章からは、施主様にぜひ知っておいていただきたい工事前後、工事中写真について解説します。
補助金申請時には、リフォーム工事が行われたことを証明する各種の書類が必要になります。
写真もその中の一つです。工事中や工事後の写真は工事会社でも撮影できますが、盲点となるのが「工事前」写真です。
いざ申請しようとしたら写真が揃わず申請できない、申請が通るかどうか分からない。。。
そうならないために、必要な写真(必要になるかもしれない写真も含めて)は施主様ご自身で撮っておくことをお勧めします。
色付き部分は特に施主様にお願いしたい写真です。
以下の表は申請時に求められる写真です。
場所 | 該当する工事内容 | 工事前 | 工事中 | 工事後 |
玄関ドア | 開口部の断熱改修 子育て対応改修 | ○必要 | ―不要 | ○必要 |
外窓・内窓(各部屋) | 開口部の断熱改修 子育て対応改修 | ○ | ― | ○ |
外壁 | 断熱改修 | ― | ○ | ― |
屋根・天井 | 断熱改修 | ― | ○ | ― |
床 | 断熱改修 | ― | ○ | ― |
太陽熱利用システム | エコ住宅設備の設置 | ○ | ― | ○ |
節水型トイレ | エコ住宅設備の設置 | ○ | ― | ○ |
高断熱浴槽(浴室) | エコ住宅設備の設置 | ○ | ― | ○ |
高効率給湯機(エコキュート等) | エコ住宅設備の設置 | ○ | ― | ○ |
節湯水栓(キッチン・浴室・洗面) | エコ住宅設備の設置 | ○ | ― | ○ |
ビルトイン食器洗い機(キッチン) | 子育て対応改修 | ○ | ― | ○ |
掃除しやすいレンジフード(キッチン) | 子育て対応改修 | ○ | ― | ○ |
ビルトイン自動調理対応コンロ(キッチン) | 子育て対応改修 | ○ | ― | ○ |
浴室乾燥機(浴室) | 子育て対応改修 | ○ | ― | ○ |
宅配ボックス(玄関など) | 子育て対応改修 | ○ | ― | ○ |
対面キッチンセット(キッチン) | 子育て対応改修 | ○ | ― | ○ |
手すり(トイレ・浴室・脱衣室・玄関・廊下など) | バリアフリー改修 | ○ | ― | ○ |
段差(トイレ・浴室・脱衣室・玄関・廊下など) | バリアフリー改修 | ○ | ― | ○ |
廊下 | バリアフリー改修 | ○ | ― | ○ |
ホームエレベーター | バリアフリー改修 | ○ | ― | ○ |
衝撃緩和畳(和室) | バリアフリー改修 | ○ | ― | ○ |
エアコン(各部屋) | 空気清浄機能・換気機能付きエアコンの設置 | ○ | ― | ○ |
耐震改修を行う箇所(柱・壁など) | 耐震改修 | ― | ○ | ― |
リフォーム瑕疵保険 | リフォーム瑕疵保険等への加入 | ― | ― | ― |
写真の原則は『対象物がはっきり分かる』ことです。
以下に部位ごとの写真例を挙げます。
対象物は正面からすべて入るように撮りましょう
工事後写真も同様に正面からすべて入るように
関係ないものが映っているのは構いませんが、肝心なドアがどんなものか分かりません
●全面リフォームで、工事前後で窓の数が変わっている場合、必ずしも工事前後で1:1とはなりません。工事後の窓の数に合わせて申請します。
●窓を新設している場合も、他の部屋の工事前の窓を対応させることで申請できることが多いです。
窓もできるだけ正面から撮りましょう
工事後写真は全ての工事が終了してから撮ります。周りに壁紙等が貼られている状態です。
●断熱工事の写真は『工事中』の写真が必要です。それぞれの工事の期間中に撮ることが難しければ、工事会社に頼んでおきましょう。
床断熱の工事中です。床を張る前に撮ります
壁断熱の工事中。
天井断熱の工事中。
●必須工事であるエコ住宅設備の設置、任意工事である子育て対応改修・バリアフリー改修・エアコン設置で交換や新設をする住宅設備の写真は工事前後で必要です。対象物がはっきり分かるような写真を撮りましょう。
浴槽全体が入るように撮りましょう
天井に浴室換気扇が付いています
浴室乾燥機の外観はこのようになっています
畳が分かるように撮りましょう
衝撃緩和畳は新設でも入替でも対象です
全ての部屋のエアコンの写真を撮っておきましょう
●新しく取り付ける設備についても『工事前』写真が求められます。その場合は設備が付いていないことが分かる写真を撮っておくしかありません。『工事前』写真が免除されることも考えられますが、現時点では事務局の方針は『工事前』写真添付は必要となっています。
太陽熱利用システムが付いていない屋根の写真でOKと思われます
できればもっとパネルが大きく撮影できればより良いです
食洗器がない状態のキッチン
ビルトインであることも分かるように撮りましょう
宅配ボックス設置予定の場所
設置した宅配ボックスの写真
エレベーター設置予定の部屋
ホームエレベーターは新設する場合のみ対象となります。
手すりのない状態の場所
設手すりはトイレの他に浴室や玄関、廊下等に新しく取り付ける場合が対象です。
●キッチンの対面化は「子育て対応改修」の中の一つですが、若者・子育て世帯でなくても申請できます。リフォーム前後の写真では、リビングとの位置関係が分かる写真が必要になります。
リビングダイニングが見渡せない位置関係だと分かる写真が必要です。
キッチンに立ってリビングダイニングが見えることが分かる写真です。
●車いすに対応する廊下の幅拡張や、段差の解消にも『工事前』写真が必要です。廊下や出入り口の足元などは意識しておかないと写真を撮り逃してしまいがちですので注意しましょう。
幅の狭い廊下が分かるように
広い廊下が分かるように撮りましょう
段差がある浴室の入り口写真です
段差がなくなっていることが分かる写真
●耐震改修は『工事中』写真が求められます。免除は認められませんので、撮りに行けない場合は工事会社に頼んでおきましょう。
施主様から見た「こどもみらい住宅支援事業」のリフォーム補助金申請の流れと、申請を行うときに必要な写真の撮り方について解説させていただきました。
この補助金制度は、工事完了後の申請であること、申請箇所が多岐にわたっていること、工事前後だけでなく工事中写真も必要であることなどが気を付けるべき点となっています。
まだ制度自体をよく理解できていない!という方でも、申請内容にかかわらず、とにかく写真だけでも撮っておくと後々助かることもあるかと思います。
補助金を使ったリフォーム工事、補助金申請(サポート含む)も、増改築.com®のハイウィル株式会社で行っています。
お気軽にご相談ください。
「こどもみらい住宅支援事業」の制度内容についてのお問い合わせはこちら。
こどもみらい住宅支援事業 事務局:ナビダイヤル 0570-033-522
受付時間 9:00~17:00(土・日・祝含む)
こどもみらい住宅支援事業ホームページ:https://kodomo-mirai.mlit.go.jp/
フルリフォーム(全面リフォーム)で最も大切なのは「断熱」と「耐震」です。性能向上を第一に考え、末永く安心して住める快適な住まいを目指しましょう。
ハイウィル株式会社 四代目社長
1976年生まれ 東京都出身。
【経歴】
家業(現ハイウィル)が創業大正8年の老舗瓦屋だった為、幼少よりたくさんの職人に囲まれて育つ。
中学生の頃、アルバイトで瓦の荷揚げを毎日していて祖父の職人としての生き方に感銘を受ける。 日本大学法学部法律学科法職課程を経て、大手ディベロッパーでの不動産販売営業に従事。
この時の仕事環境とスキルが人生の転機に。 TVCMでの華やかな会社イメージとは裏腹に、当たり前に灰皿や拳が飛んでくるような職場の中、東京営業本部約170名中、営業成績6期連続1位の座を譲ることなく退社。ここで営業力の基礎を徹底的に養うことになる。その後、工務店で主に木造改築に従事し、100棟以上の木造フルリフォームを職人として施工、管理者として管理。
2003年に独立し 耐震性能と断熱性能を現行の新築の最高水準でバリューアップさせる戸建てフルリフォームを150棟、営業、施工管理に従事。2008年家業であるハイウィル株式会社へ業務移管後、 4代目代表取締役に就任。250棟の木造改修の営業、施工管理に従事。
2015年旧耐震住宅の「耐震等級3」への推進、「断熱等級4」への推進を目指し、 自身の500棟を超える木造フルリフォーム・リノベーション経験の集大成として、性能向上に特化した日本初の木造フルリオーム&リノベーションオウンドメディア 「増改築com®」をオープン。
戸建てリノベーションの専属スタッフが担当致します。
一戸建て家のリフォームに関することを
お気軽にお問合せください
どのようなお悩みのご相談でも結構です。
あなたの大切なお住まいに関するご相談をお待ちしております。
営業マンはおりませんので、しつこい営業等も一切ございません。
※設計会社(建築家様)・同業の建築会社様のご相談につきましては、プランと共にご指定のIw値及びUa値等の性能値の目安もお願い申し上げます。
※現在大変込み合っております。ご提案までに大変お時間がかかっております。ご了承のほどお願い申し上げます。
2025年(令和7年)の4月1日建築基準法改正が決定、2025年(令和7年)4月以降に着手するフルリフォームに確認申請が義務化されることに伴い、2025年3月までの着工希望のお施主様の駆け込み相談で現在大変混みあっております。
お問い合わせ・ご相談多数のため、ご返信、プランのご提案までに日数を頂いております。ご了承の程お願い申し上げます。
現在、首都圏のリノベーションにつきましては、法改正前の着工工事枠は2月着工のお施主様まで埋まっております。
・直近は2025年3月中旬の着工スタートより空きありとなります。※2025年1月20日時点
※ご契約順に施工班の予定を組ませて頂いております。フルリフォームのご予定のお施主様はお急ぎくださいますようお願い申し上げます。
※ローンを利用予定のお施主様は、ローンの審査に平均1か月程度かかっておりますので事前に金融機関に審査依頼をされることをお勧めします。
※すでにプランをお持ちのお施主様・設計資料をお持ちのお施主様は内容をフォームで送信後、フォーム下のメールアドレスに資料をお送りください。対応がスムーズです。
図面や写真等を送信いただく場合、また入力がうまくいかない場合は、上記内容をご確認のうえ、下記メールアドレスまでご連絡ください。
営業時間:10:00~18:00(土日祝日を除く)