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更新日:2022.11.30
★残念なお知らせ★
「こどもみらい住宅支援事業」補助金は、予算上限到達のため11月28日をもって受付終了となりました
「補助金を使ってリフォームしたい」とのお問い合わせを現在たくさんいただいております。
2022年最新補助金・助成金制度である「こどもみらい住宅支援事業」では、申請内容が多岐にわたっていて分かりにくいと感じる方もたくさんいらっしゃると思います。
補助金を使ってリフォームしたい方が知りたいのは、
「結局、私のリフォームでは一体いくらもらえるの?」
ということですよね。
そこでこのコンテンツでは、実リフォーム例に沿ってもらえる補助金の額を算出していきます。
具体的にどんなリフォームでいくらもらえるのか、イメージしていただける内容になっていますので参考にしてください。
世帯の属性 | 既存住宅購入の有無 | 1戸当たりの上限補助額 |
---|---|---|
子育て世帯又は若者夫婦世帯 | 既存住宅を購入してリフォーム | 60万円 |
上記以外のリフォーム | 45万円 | |
その他の世帯 | 安心R住宅を購入してリフォーム | 45万円 |
上記以外のリフォーム | 30万円 |
ご自宅をリフォームされる方の上限額は30万円か45万円です。
中古住宅をご自宅としてご購入、リフォームされる方は上限額が引き上げられます。
どんな工事でいくらもらえるのか、工事内容ごとにご紹介します。
工事内容 | 工事内容の詳細 | 補助額 |
---|---|---|
①開口部の断熱改修 | ガラス交換 | 大:8,000円/箇所 中:6,000円/箇所 小:2,000円/箇所 |
内窓・外窓 | 大:21,000円/箇所 中:16,000円/箇所 小:14,000円/箇所 | |
ドア交換 | 大:32,000円/箇所 小:28,000円/箇所 | |
②断熱改修 | 外壁 | 102,000円/戸 (部分断熱:51,000円/戸) |
屋根・天井 | 36,000円/戸 (部分断熱:18,000円/戸) | |
床 | 61,000円/戸 (部分断熱:30,000円/戸) | |
③エコ住宅設備の設置 | 太陽熱利用システム | 24,000円/戸 |
節水型トイレ | 掃除しやすい:19,000円/台 それ以外:17,000円/台 | |
高断熱浴槽 | 24,000円/戸 | |
高効率給湯器 | 24,000円/戸 | |
節湯水栓 | 5,000円/台 |
工事内容 | 工事内容の詳細1 | 工事内容の詳細2 | 補助額 |
---|---|---|---|
④子育て対応改修 | 家事負担の軽減 | ビルトイン食器洗機 | 19,000円/戸 |
掃除しやすいレンジフード | 10,000円/戸 | ||
ビルトイン自動調理対応コンロ | 13,000円/戸 | ||
浴室乾燥機 | 20,000円/戸 | ||
宅配ボックス | 住戸専用の場合:10,000円/戸 共用の場合:10,000円/ボックス | ||
防犯性の向上(開口部) | 外窓交換 | 大:29,000円/箇所 中:20,000円/箇所 小:17,000円/箇所 | |
ドア交換 | 大:43,000円/箇所 小:31,000円/箇所 | ||
生活騒音への配慮(開口部) | ガラス交換 | 大:8,000円/箇所 中:6,000円/箇所 小:2,000円/箇所 | |
内窓・外窓 | 大:21,000円/箇所 中:16,000円/箇所 小:14,000円/箇所 | ||
ドア交換 | 大:32,000円/箇所 小:28,000円/箇所 | ||
キッチンセットの対面化 | キッチンセットの交換 | 86,000円/戸 |
工事内容 | 補助額 |
---|---|
⑤耐震改修 | 150,000円/戸 |
工事内容 | 工事内容の詳細 | 補助額 |
---|---|---|
⑥バリアフリー改修 | 手すりの設置 | 5,000円/戸 |
段差解消 | 6,000円/戸 | |
廊下幅等の拡張 | 28,000円/戸 | |
ホームエレベーターの新設 | 150,000円/戸 | |
衝撃緩和畳の設置 | 17,000円/戸 |
工事内容 | 補助額 |
---|---|
⑦空気清浄機能・換気機能付エアコン設置 | 3.6kW以上:24,000円/台 2.2kW超~3.6kW未満:22,000円/台 2.2kW以下:19,000円/台 |
工事内容 | 補助額 |
---|---|
⑧リフォーム瑕疵保険等への加入 | 7,000円/契約 |
以上が補助額の一覧です。対象工事が多岐にわたっていることがお分かりになると思います。
①~⑧の工事の補助額を上限額まで積み上げた金額が、もらえる補助金の額となります。
では、具体的なリフォーム例をいくつか紹介します。
まず、一般世帯の補助額上限の30万円が申請できるリフォーム例をご紹介します。
リフォーム後の平面図をご覧ください。
スケルトン解体後、間取り変更を伴う全面リフォームですが、リフォーム箇所の中で「こどもみらい住宅支援事業」補助金の対象項目は①~㉙となります。
リフォーム後平面図の中の①~㉙の補助金額はそれぞれいくらになるのでしょうか。
以下の表にまとめました。
■リフォーム例①の補助金
リフォーム箇所 | 補助額×箇所 | 補助額 |
①~③外窓交換(小) | (小)14,000円 × 3箇所 | 42,000円 |
④外窓交換(中) | (中)16,000円 × 1箇所 | 16,000円 |
⑤外窓交換(バルコニー用ドアは外窓に相当)(大) | (大)21,000円 × 1箇所 | 21,000円 |
⑥玄関ドア(大) | (大)32,000円 × 1箇所 | 32,000円 |
⑦1・2階外壁断熱:10㎥ | 102,000円/戸 | 102,000円 |
⑧2階天井断熱:7㎥ | 36,000円/戸 | 36,000円 |
⑨1階床下断熱:1.3㎥ | 規定の断熱材の量未満のため対象外 | 0円 |
⑩⑪節水型トイレ | 17,000円 × 2個所 | 34,000円 |
⑫高断熱浴槽 | 24,000円/戸 | 24,000円 |
⑬高効率給湯器 | 24,000円/戸 | 24,000円 |
⑭~⑯節湯水栓 | 5,000円 × 3個所 | 15,000円 |
⑰⑱水栓 | 対象製品外のため対象外 | 0円 |
⑲ビルトイン食洗器 | 19,000円/戸 | 19,000円 |
⑳掃除しやすいレンジフード | 10,000円/戸 | 10,000円 |
㉑ビルトイン自動調理対応コンロ | 13,000円/戸 | 13,000円 |
㉒浴室暖房乾燥機 | 20,000円/戸 | 20,000円 |
㉓㉔外窓交換(大) ※防犯性向上製品 ※必須改修である「開口部の断熱改修」と重複した場合は、「防犯性の向上」で申請する方が補助額が増えます | (大)29,000円 × 2個所 | 58,000円 |
㉕耐震改修(耐震金具取付等で補強) | 150,000円/戸 | 150,000円 |
㉖トイレの手すり新設 | 5,000円/戸 | 5,000円 |
㉗浴室出入り口の段差の解消 | 6,000円/戸 | 6,000円 |
㉘和室の衝撃緩和畳の新設 | 17,000円/戸 | 17,000円 |
㉙空気清浄機能・換気機能付きエアコンの設置 | 3.5kW:22,000円 × 5個所 | 110,000円 |
合計 | 754,000円 |
①~㉙の合計 | 754,000円 |
---|---|
一般世帯の上限額 | 300,000円 |
実際の補助額 | 300,000円 |
リフォーム例①では、補助金対象リフォームがたくさんありましたが、一般世帯でご自宅のリフォームの場合の上限が30万円ですので、申請して受け取れる補助金も30万円となります。
最後に、浴室だけのリフォームで補助金はもらえるのかを確認します。
浴室は最も対象項目の多いリフォーム場所でもあります。
浴室だけのリフォームでも、補助対象製品を使っていれば申請できます。ただし、申請する補助金額が5万円未満の場合は申請自体ができませんので注意が必要です。
浴室のリフォームでは補助金額はそれぞれいくらになるのでしょうか。
以下の表にまとめました。
■リフォーム例③の補助金
リフォーム箇所 | 補助額×箇所 | 補助額 |
高断熱浴槽 | 24,000円/戸 | 24,000円 |
浴室の節湯水栓 | 5,000円 × 1個所 | 5,000円 |
浴室暖房乾燥機 | 20,000円/戸 | 20,000円 |
浴室に手すり新設 | 5,000円/戸 | 5,000円 |
合計 | 54,000円 |
合計 | 54,000円 |
---|---|
申請できる下限額 | 50,000円 |
実際の補助額 | 54,000円 |
高断熱浴槽と節湯水栓は、必須改修の「エコ住宅設備の設置」にあたるため、窓や壁の断熱をしなくても大丈夫です。
2点だけでは5万円に届きませんが、他に浴室暖房乾燥機の設置、給湯器の入れ替え、手すりの新設、浴室窓の断熱化、内窓の設置等を行うことで申請することができます。
ただ、補助金ありきで不要な設備まで付けてしまい、結局出費が増えてしまった!ということのないように気を付けましょう。
「こどもみらい住宅支援事業」補助金を、リフォーム例に沿って算出して解説させていただきました。
補助金を使ってリフォームをお考えの方の参考にしていただきたいと思います。
なお、取り上げたリフォームはあくまで例であり、実際に補助金を申請した内容と同一ではございませんのでご承知おきください。
補助金を使ったリフォーム工事、補助金申請(サポート含む)も、増改築.com®のハイウィル株式会社で行っています。
お気軽にご相談ください。
「こどもみらい住宅支援事業」の制度内容についてのお問い合わせはこちら。
こどもみらい住宅支援事業 事務局:ナビダイヤル 0570-033-522
受付時間 9:00~17:00(土・日・祝含む)
こどもみらい住宅支援事業ホームページ:https://kodomo-mirai.mlit.go.jp/
フルリフォーム(全面リフォーム)で最も大切なのは「断熱」と「耐震」です。性能向上を第一に考え、末永く安心して住める快適な住まいを目指しましょう。
ハイウィル株式会社 四代目社長
1976年生まれ 東京都出身。
【経歴】
家業(現ハイウィル)が創業大正8年の老舗瓦屋だった為、幼少よりたくさんの職人に囲まれて育つ。
中学生の頃、アルバイトで瓦の荷揚げを毎日していて祖父の職人としての生き方に感銘を受ける。 日本大学法学部法律学科法職課程を経て、大手ディベロッパーでの不動産販売営業に従事。
この時の仕事環境とスキルが人生の転機に。 TVCMでの華やかな会社イメージとは裏腹に、当たり前に灰皿や拳が飛んでくるような職場の中、東京営業本部約170名中、営業成績6期連続1位の座を譲ることなく退社。ここで営業力の基礎を徹底的に養うことになる。その後、工務店で主に木造改築に従事し、100棟以上の木造フルリフォームを職人として施工、管理者として管理。
2003年に独立し 耐震性能と断熱性能を現行の新築の最高水準でバリューアップさせる戸建てフルリフォームを150棟、営業、施工管理に従事。2008年家業であるハイウィル株式会社へ業務移管後、 4代目代表取締役に就任。250棟の木造改修の営業、施工管理に従事。
2015年旧耐震住宅の「耐震等級3」への推進、「断熱等級4」への推進を目指し、 自身の500棟を超える木造フルリフォーム・リノベーション経験の集大成として、性能向上に特化した日本初の木造フルリオーム&リノベーションオウンドメディア 「増改築com®」をオープン。
戸建てリノベーションの専属スタッフが担当致します。
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大規模修繕や大規模模様替えを行う場合、
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