戸建フルリフォームなら「増改築.com®」TOP>>お役立ち情報>戸建フルリフォームの期間はどのくらい?工期や日数の目安
自宅の設備が老朽化して古くなってきたり、現在のライフスタイルに自宅建物の機能が合っていなかったり、子供部屋が必要になって間取りを変更したい、二世帯住宅にしたいといった間取り変更によって建物全体の工事に及ぶような場合には、戸建てをフルリフォームすることがあります。
フルリフォームを選択した場合、いったいどのように工事が進んでいき、いつ工事が完了して新しい生活を始めることができるのか、おおよその目安は立てておきたいと思いますよね。
フルリフォームでは、『増改築.com®』がメインとしているような基礎と骨組みだけを残して、すべて新しい家につくり変えることができますが、そのような大がかりな工事になると進め方が異なり、それだけ工期も長くなります。
ここでは、もう少し広い意味で戸建てをフルリフォームする際に、どのようなスケジュールでフルリフォームが始まり、またどのくらいの期間で工事が完了していくのか、時系列で解説していきたいと思います。
● リフォーム内容を具体的にする
● 予算を決定する
● リフォーム会社を選ぶ
まずは準備編です。戸建て住宅をフルリフォームしようと決定してから、リフォーム会社を選ぶまでには、おおよそ1か月以上が必要になると考えます。『増改築.com®』で工事をされるお施主様には、1年前からご相談が来ることもございます。
そもそも、建物全体に及ぶフルリフォームなど大きな変更が必要なのであれば、フルリフォームか建て替えか検討することになるでしょうし、予算なども踏まえて資金計画を立てて決定することになります。
まずは、フルリフォーム内容を具体的にしていきましょう。
家族で話し合いを行い、どうしても修繕したい箇所、こだわりたい部分などを明らかにしていきます。
例えば、
● 水回りの使いやすさや導線を考えた配置
● 子供部屋や介護用の部屋など間取り変更
● 暑すぎる(寒すぎる)ために断熱性能を高める
● 老朽化が激しいために屋根の葺き替えや外壁の塗替え
このようなことが挙げられますが、具体的に何を目的として、そのようなリフォームが必要になるのか明らかにしておけば、優先順位をつけやすくなります。 フルリフォームによってどのような暮らしがしたいのか、したい生活をトコトン話し合いをしていきましょう。
大人だけの意見ではなく、お子さまからの意見を聞いてみることも一つです。
お子さま目線で使い勝手の悪い箇所もあるかもしれないからです。
また、将来的なライフイベントなどもピックアップしてみると、今後の自宅の機能になにが必要になるのかも明らかになります。
このように、住まわれる家族で話し合いを重ねることで自宅建物に必要な機能が明らかになると、フルリフォームにかけることができる予算コストで、どのくらいの工事ができるのか、おおよそ目安がつきます。
もちろん、設備のグレードや素材などにこだわらなければ、予算を落とすことも可能です。
そのため、どうしてもグレードにこだわりたい部分、あるいはそれほどこだわりがない部分についても優先順位をはっきりとしておくといいでしょう。
ある程度、どのような家にしたいのか、家族で共有することができたら、次はどのリフォーム会社に依頼するのか決定していきます。
リフォーム会社と一言で言っても、さまざまな会社があります。
● 水回りに強い
● フルリフォームの実績が多い
● デザインが強い
● マンションフルリフォームの実績が多い
● 木造戸建てフルリフォームの実績が多い
リフォーム会社を一から決定する場合には、どのようなリフォームを行うかといったことを踏まえて選ぶようにします。
インターネットなどで、ある程度、3~5社ほど目星をつけておき見積りを取ってみるといいでしょう。
自分たちがどのようなリフォームを望んでいるのか伝え、それに対してどのような提案をしてもらえるのか比較します。
フルリフォームは建物全体の工事になることから、担当者の知識レベルを良くみることをお勧めいたします。
また、営業担当者とは長い付き合いになることから、営業担当者の人柄などに注目することも大切です。
リフォーム会社を決定すれば、次に工事に着工するまでに打ち合わせが行われます。
特にフルリフォームのような大きな工事になる場合には、何度も顔を合わせてどのような工事にするのか決めていきます。
工事の着工までにおおむね3か月程度になりますが、状況によってはさらに長引いてしまうこともあります。
打ち合わせで必要な内容は次の通りとなっています。
● 工事内容の打ち合わせ
● 担当者の訪問・現地調査
● リフォームの具体的な提案・見積り
● 工事内容の決定・契約
このような内容で、打ち合わせが行われることになり、最低でも2回以上は必要になると考えておきましょう。
この打ち合わせに取り掛かる前に、家族でリフォーム内容を明らかにしておき、予算について明確なものを持っておけば、比較的スムーズに進めることができます。
また、リフォーム会社自身も、希望するリフォーム内容や予算の中で、どのような提案ができるのか、最適な内容を検討することになるのです。
フルリフォーム内容についての打ち合わせが終われば、見積りや契約の前に、現在の自宅建物の状況を調査することになります。
現地調査では、間取り図などがあれば役に立ちますが、建物が古く設計資料等を紛失されているケースもあります。このような場合は、現地調査の段階で採寸をして現況の建物の図面を作成することになります。
実際に自宅に訪れて基礎や間取りなどを調査することになりますが、これは実際にフルリフォームによって要望が実現できるのかどうか、確認するためのものになります。 この際に、どれだけ現場調査の精度が高いかが重要で、精度が低い、経験が浅い担当者の場合、想定されるリスクなどが把握できない事もありますので良く見極めることが必要となります。
場合によっては、要望通りには難しいようなこともあり、そのような場合であれば別の案が提案されることになります。
あるいは、別の方法などが提案されることもあり、思ってもみなかった、プロならではの解決法を見出すことができるかもしれません。
現地調査が終われば、その内容に沿って、具体的な提案が行われることになり、同時に見積りが出されることになります。
見積りで問題がなければ、契約を行って工事着工ということになりますが、見積内容はしっかりと確認しておくことをおすすめします。
変更する設備や素材はどのようなものを活用されているのか確認しておきましょう。
グレードによっては予算に大きく影響を受けるからです。
また、フルリフォームのような場合、自宅をある程度解体した状態で、思わぬ追加工事が必要になるようなことが珍しいことではありません。 想定されるリスクなどをしっかりと聞きましょう。追加工事が必要となる場合に費用などについても、事前に確認しておくことが大切です。
何より、そのような内容を丁寧に分かりやすく説明してくれるリフォーム会社を選んでおくことがとても重要になるのです。
フルリフォームにはさまざまな形がありますが、大規模なリフォームにもいくつかのパターンがあります。
見積もりの結果、予算がオーバーしてしまった場合などは、どのような工事方針とするのかなどを詰めていきましょう。
リフォーム工事の内容が決定し契約を済ませば、いよいよ工事に取り掛かることになります。
もちろん契約を済ませたからと言って、そのまま工事が着々と進められていくわけではなく、契約後もその都度打ち合わせが行われて、工事内容を確認していきます。
リフォーム工事の流れについては、次の章で詳しくご紹介します。
リフォーム内容の綿密な打ち合わせを終え、お見積りや工事工程、仕様書などの確認ができたら契約を締結し、いよいよ工事の着工となります。
フルリフォームの場合には、解体を行ってから新たな問題を発見するようなこともまれにあり。そのような場合には工期に影響を及ぼすことになります。
一般的には2か月~6か月ほどで工事は完了することになりますが、基礎などに追加工事が必要となると半年を超えるようなこともあります。
また、外装や外構工事も必要になることもあり、雨の影響を受けることになりますから、梅雨時期などに工事を行う場合にはどうしても工期が遅れがちになります。
そのようなことから、仮住まいへの移動や引越しについては、余裕を持って考えておく必要があると言えるでしょう。
工事を始める前には現地調査や最終打ち合わせを行うことになります。
それらと並行して、施工会社は近隣の皆様へ工事のご挨拶回りを行います。お施主様もご近所には工事を行うことをご報告しておき、工事期間に迷惑がかかってしまうことを挨拶しておくといいでしょう。
どのように工事が進んでいくかについても確認を行い、自宅内での水回りが使えなくなる日程などもおおむね分かるようになります。
増築を伴う工事などがあり建築確認申請が必要になるような場合には、提出書類の作成や許可を得るまでにある程度の期間を要しますので、その点についても確認することになります。
リフォーム会社が、ご近所に対して工事の案内を届けたり、実際に挨拶している場合がフルリフォームでは大半ですが、そのような対応についても確認しておくといいでしょう。
挨拶が一通り終わると、工事が進んでいくことになりますから、荷物の整理を行い、仮住まいへの荷物の移動、引越しを行うことになります。
戸建てフルリフォームでは、実際の工事に取り掛かる前に、現地調査と最終打ち合わせを行うことになります。
「契約前に現地調査を行っているのでは?」と感じる方も多いと思いますが、フルリフォームやリノベーション工事を行う場合には、契約前にすべてのことを決定することはできません。
というのも、実際に解体してみて、事前調査で把握しているよりもかなり損傷が進んでいるようなこともあり、そのような場合には追加工事が必要になるからです。
そのため、契約後には、解体工事を進めながら調査を行っていき、その中で打ち合わせも行うようなイメージを持っておくといいでしょう。
フルリフォーム工事では、建物の外側を残して内部を解体するケースや、壁まで完全に解体するケース、外壁を外して内壁の一部を改築するようなケースなど、さまざまな方法が取られます。
実際に解体が進んでくると、確認しきれなかった隠れている部分が明らかになります。
基礎などに損傷が大きいような場合には、極まれにプランの変更を余儀なくされることもあります。
特に問題となるのが耐震性能です。
リフォームというと、断熱性能を高めたり、新しい設備によって快適性が増すことばかりのイメージがあるかもしれませんが、古い家の場合には耐震性能がとても大切になります。
築年数がかなり古い戸建ての場合であれば、浴室部分の床下が長年の湿気によって、かなり損傷が広がっていることがあります。
基礎の部分にまでその損傷が見られるようなこともあるのです。
そのような場合には、工事内容を変更して行うことになり、予定していた工期よりも長くなってしまいます。
ただ、今後の安心して過ごし続けていくためには、必要な工事になることは間違いありません。
これらの内容については、解体と同時進行で報告されることになり、その内容から今後の工事内容の確認が行われることになります。
解体が終わると、工事がどんどんと進んでいくことになります。
工事が進む中で、担当者からその進捗状況の報告があり、また並行して必要な打ち合わせを行われます。
ただ、工事が始まったからと言って、担当者に任せきりにしておくのではなく、時折工事の状況を確認しに行くようにしましょう。
気付いたことがあれば、その都度担当者に確認するようにしておくと、工事完了後の不安を軽減することができます。
ただし、工事が始まってから、工事内容を変更することや追加工事を依頼することは、可能ではありますが工期を遅らせてしまうことに繋がることだけ念頭においておくことが大切です。
「やっぱりこうして欲しい」という気持ちは、これからリフォーム工事が始まっていく中で、どうしても沸き起こってくる感情であるのは理解できます。
かなり大幅な変更になってしまう場合には、新しい素材を用意しなければならないこともあり、工事を行う職人さんが作業できずに待機するだけの時間が多くなってしまいます。
ただ、要望によっては、作業が逆にスムーズになるようなこともあります。
そのため、要望が出てきた場合には、できる限り早く担当者に相談するようにするといいでしょう。
追加や変更を依頼することは決して悪いことではありません。
そのため、「もしこのような希望があった場合」ということも想定して、いつまで相談することが可能なのか確認しておくことが大切です。
フルリフォーム工事がおおむね完成に近づくと、施工の状態を確認する竣工(しゅんこう)検査と呼ばれるチェックを行います。
もちろん、施工会社の担当者や責任者が確認・検査を行っているのですが、その後に依頼主が立ち合いのもとで、担当者と一緒にチェックすることが一般的となっています。
その際に不具合があったり、問題点があったり、イメージと違うような場合には、修理や修繕を行ってもらうことになります。
もし、引き渡し後に不具合を見つけた場合、修理や修繕を行ってもらえるのは一定の期間内となっています。
そのため、引渡し前の竣工検査はとても大切なものであると言えるでしょう。
また、この竣工検査は実際に手に取って目に見える部分だけの検査になりますから、基礎や土台の部分を確認することはできません。
リフォームの内側まで確認をするためには、工事中に見ておくことが大切になります。
竣工検査では、担当者と共に下記の内容を確認し、実際に一つずつ検査をしていきます。
順番にご説明していきましょう。
● 壁やクロス、天井、床などの素材や柄、たるみ、はがれなど
内装でのチェックポイントについては、自宅内の目に入る部分すべてになります。
指定している素材を間違いなく活用されているか確認しましょう。
同時に、色や柄などについても別のものになっていないかチェックしておくことが大切です。
施工の状況について確認しておくことも重要です。
例えば、汚れが付いていたり、シワ担っている部分があったり、はがれや浮きが見られているような箇所がないか隅々を見て回りましょう。
● 数や部位、通電状況、オンオフなど
スイッチやコンセント、端子などについては見落とされがちですが、状況によっては生活に大きな影響を与えるようなこともありますので、必ずチェックしておきましょう。
基本的には、数や配置されている部位に間違いがないか確認するようにします。
そのうえできちんと通電しているか、オンオフができるかをチェックするようにしてください。
また、照明やエアコン、換気扇などは動作するかどうか確認しておくことも大切です。
● 給水や排水、取り付け、水漏れ、設備内容など
キッチンやお風呂、トイレなどを「水回り」設備と言います。指定した設備がきちんと備えられているのかチェックすることから始めます。
水回りでもっとも大切なのは、給水や排水が確実に行えているかどうか。
また、同時に水漏れが生じていないかどうかについても、確認しておくといいでしょう。
電源が入るのか、動作は確実に行えるのか、必ずチェックするようにしましょう。
● 材質、はがれ、ひび割れ、コーキング、塗り残しなど
外壁や屋根についてはなかなかチェックしづらい部分も多いのですが、雨風が直接あたる部分になりますので、不備があると損傷が生じてしまいます。
そのため、細かくチェックしておくことが大切です。
まず、外壁や屋根にひび割れなどがないか、剥がれている箇所はないか、沿っているような部分は見受けられないか確認するようにします。
塗装をしているような場合には、あらゆる角度からその部分を確認するようにし、色むらや塗り残しがないか意識して見るといいでしょう。
また、すき間を埋めているコーキングがしっかりと施されているかも確認しておきます。
コーキングに不良があると、その部分から雨漏りが生じることがあるからです。
● リフォーム工事以外の部分など
リフォーム工事以外の部分でも傷や汚れなどが生じていないか、しっかりと確認しておきます。
場合によっては、設備の搬入時にどこかにぶつけていたりすると、損傷が起きているようなこともあるからです。
また、工事で出たゴミは処理されているか、拭き掃除や掃き掃除などが行われているかについても、気にしておくといいでしょう。
優良なリフォーム会社であれば、気持ちよく引き渡しをしたいと考えていますから、このようなことまで配慮しているものです。
また、設備機器の取扱説明書や保証書なども揃っているのか、確認しておくことも大切です。
工事が完成し、竣工検査を終えると、いよいよ引き渡しとなります。
リフォームに取り組まれたご家族にとっては、一番うれしい瞬間であることは間違いないでしょう。
気持ちよく引き渡しができるように、仮住まいからの引越しの手続きやその準備についても並行して行っておくと新しい生活がスムーズになります。
引き渡し時には、工事完了の確認書にサインや捺印が必要になる場合があります。
もし、竣工検査で不具合が見つかっていたような場合には、その箇所がきちんと解消されているかどうかについても必ず確認しておくようにします。
そのため、すぐに署名や捺印をするのではなく、必要な確認を済ませてから行うようにしましょう。
また、その場では気付かなかった不具合が、後日発見するようなことや、設備を使っていると急に不具合を起こすようなこともあるかもしれません。
そのため、引き渡し後の保障についても、引き渡し時に必ず確認しておくことが大切です。
リフォーム工事の一連の流れについて冒頭からお伝えしてきましたが、リフォームの内容によって、1か月程度で終了するものから、半年や1年ほど費やす工事もあります。
なぜそのような工期の違いが生じるのでしょうか。
また、1か月で終了する予定だったものが、2か月や3か月と延びてしまうようなケースも存在します。
特に、自宅に住みながらリフォームに取り組む場合には、住んでいる方への配慮から工期が長くなってしまうことがあります。
また屋根や外壁など家の外側の工事が必要な場合には、天候などが影響し延長してしまう可能性もあります。
そのようなリフォーム期間が延びてしまうケースには、大きく分けて次の5つが挙げられます。
リフォームによって引越しが必要になる場合には、工期が重要なポイントになりますから、これらのケースについて理解しておくべきでしょう。
それでは、順番にご説明していきましょう。
大規模のリフォームには、柱や梁を移動させたり追加させるような間取り変更を行うものや築年数の古い物件で下地を水平にする必要があるものなどがあります。
また、かなり広い範囲で工事が必要になる場合や、1階から3階まですべての階層でリフォームするような場合にも規模が大きい工事であると言えます。
このような大規模の工事において、住みながら工事を進めていくような場合には、利便性は高いもののどうしても工期が長くなりがちです。
それは住民に配慮して、ホコリを立てないように工事を行ったり、音などにも十分配慮が必要となるからです。
また、工事の場所によっては、その都度、荷物の移動が必要になることもありますから、それだけ時間を費やしてしまうことになるのです。
単純に設備の入れ替えリフォームであるとしても、和式トイレから洋式トイレへの変更のような場合であれば2~3日程度で終えることができ、キッチンの入れ替えを行うような場合には7日~10日程度必要になります。
また同じキッチンリフォームであるとしても、システムキッチンを入れ替えるような場合であれば、解体から下地補強、配管工事などで10日ほど、大規模になり内装工事や壁の撤去などを行う場合であれば、3週間ほど必要になることもあります。
このように、施工そのものに時間がかかるものがありますし、またそこで住みながら行うような場合には、さらに長引いてしまう可能性があるのです。また、リフォーム内容が複数個所になると、どんどん工期が長くなってしまいます。
屋根や外壁などのリフォームに取り組む場合に、雨が続いてしまうとどうしても工事を進めることができずに工期がどんどん長くなってしまいます。
例えば、屋根の葺き替えを行うような場合には、雨がふってしまうと室内に対して悪影響を及ぼしてしまうことがあります。
また、屋根や外壁の塗装を行う場合には、雨や雪の場合には塗装の効果を十分に発揮することができないために工事を進めることができません。
気温が5℃以下にまで下がってしまうような場合、霜が降りているような場合においても同様の理由によって工事ができないことがあります。
さらに、台風が近づいていたり、風が強い日であれば安全面の配慮から中止にせざるを得ないということもあります。
そのため、梅雨時期や冬の寒い時期などでのリフォームは、長引いてしまう可能性があるために時期を選択することもとても重要になるのです。
住宅密集地でリフォーム工事を行うような場合には、近隣に対しても十分に配慮して工事を進めていくことが必要になります。
そのため、状況によっては朝早くや遅めの工事ができないことがありますし、安全面の配慮から資材などの搬入や搬出に手間がかかってしまうこともあります。
自宅前の道路が狭かったり、近くに車両が停車できないような場合でも、それだけ工事に時間がかかってしまうことになります。
そのため、住宅密集地の場合であれば、近隣住民に対して事前に挨拶に伺うことが大切で、どのような工事で、おおむね工期がどれくらいになるのか伝えておき、信頼を得ておくことも大切になるでしょう。
築年数が40年以上、さらに50年、60年と経過しているような古い建物であれば、それだけ修繕箇所が多くなってくる可能性があります。
多くの設備ではまず20年程度で交換や補修が必要になると言われています。「20年」が最初の1つの目安となる時期であると言えるでしょう。
20年程度の建物をリフォームされる場合、リフォームが終わった後に、再度リフォームが必要になるようなことがないように、しっかりと検討しておく必要があります。
まだ使用できるような状態であっても、これを機会にリフォームしておこうと考えることはとても大切なことです。
そう考えると、40年を超えるような物件でのリフォームは、それなりに工期が長くなってしまう要素を持っていると理解しておかねばならないのです。
また、上記でもご説明しましたが、工事が始まってから耐震性能に問題があるケースも少なくありません。
中には、下地に歪みが生じているようなケースもあり、そのような場合にはリフォームを進めても、住み始めてから家がどんどん傾いてしまうようになります。
床下にシロアリが繁殖しているようなケースも想定されますから、古い物件での大がかりなリフォームについては、十分な期間を予定しておく必要があると言えるでしょう。
戸建フルリフォームの期間について、さまざまな情報をお届けいたしました。
フルリフォームは、その規模や住宅の築年数などによって、その工期は大きく異なることになります。
工事自体で比較すると1か月から半年程度となっており、状況によってはさらに工期が長くなってしまうこともあるのです。
また、思い立ったらすぐに工事できるようなものでもなく、お住いになるご家族のご意見をしっかりとお伺いし、後悔のないような工事にしていかねばなりません。
そのため、工事の契約を行うまで、何度も打ち合わせを行い、計画を立てていきます。
また、予算に沿って提案を行うことも大切ですから、どのような素材にするのか、どのような設備を導入するのか、一つずつ決めていかねばならないのです。
さらに、工事はご自宅に住みながら行うだけではなく、荷物を移動して別の場所に移り住む必要がある場合もあります。
そのような場合であれば、荷物の移動に時間を要し、引越し先を探しておく必要もあります。
天気が良くない梅雨時期や雪が多い季節でのリフォームであれば、天候の影響でうまく進めることができない可能性もあります。
そのような、さまざまなことを念頭に、フルリフォームに取り組んでいく必要があります。
まずは、ご家族の意見をまとめあげて、信頼できるリフォーム会社に相談するようにしましょう。
更新日:2021/06/16
フルリフォーム(全面リフォーム)で最も大切なのは「断熱」と「耐震」です。性能向上を第一に考え、末永く安心して住める快適な住まいを目指しましょう。
ハイウィル株式会社 四代目社長
1976年生まれ 東京都出身。
【経歴】
家業(現ハイウィル)が創業大正8年の老舗瓦屋だった為、幼少よりたくさんの職人に囲まれて育つ。
中学生の頃、アルバイトで瓦の荷揚げを毎日していて祖父の職人としての生き方に感銘を受ける。 日本大学法学部法律学科法職課程を経て、大手ディベロッパーでの不動産販売営業に従事。
この時の仕事環境とスキルが人生の転機に。 TVCMでの華やかな会社イメージとは裏腹に、当たり前に灰皿や拳が飛んでくるような職場の中、東京営業本部約170名中、営業成績6期連続1位の座を譲ることなく退社。ここで営業力の基礎を徹底的に養うことになる。その後、工務店で主に木造改築に従事し、100棟以上の木造フルリフォームを職人として施工、管理者として管理。
2003年に独立し 耐震性能と断熱性能を現行の新築の最高水準でバリューアップさせる戸建てフルリフォームを150棟、営業、施工管理に従事。2008年家業であるハイウィル株式会社へ業務移管後、 4代目代表取締役に就任。250棟の木造改修の営業、施工管理に従事。
2015年旧耐震住宅の「耐震等級3」への推進、「断熱等級4」への推進を目指し、 自身の500棟を超える木造フルリフォーム・リノベーション経験の集大成として、性能向上に特化した日本初の木造フルリオーム&リノベーションオウンドメディア 「増改築com®」をオープン。
戸建てリノベーションの専属スタッフが担当致します。
一戸建て家のリフォームに関することを
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2025年(令和7年)4月1日より建築基準法改正が施行されました。現在大変混みあっております。
お問い合わせ・ご相談多数のため、ご返信、プランのご提案までに日数を頂いております。ご了承の程お願い申し上げます。
改正後の新法では、4号特例措置が廃止され、一般住宅の多くの建物である2階建て以下かつ200平方メートル以下の建築物は2号となり、大規模修繕・大規模模様替えを行う場合には、建築確認申請が必要となります。
大規模修繕や大規模模様替えを行う場合、
つまり、主要構造部(壁、柱、床、梁、屋根、階段)の50%を超える修繕工事等を行う場合は、建築確認申請が必要となることが決まりました。
今回の改正では、床の下地を含む張替え、階段の変更、間取りの変更等が含まれます。
詳細解説はこちらをお読みください。
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