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事例で見る浴室(お風呂)ユニットバスリフォームの注意点

一戸建てでの浴室(お風呂)ユニットバスリフォームをされる際に、注意が必要な視点を解説します。

 現在、ホームセンター、家電量販店、家具量販店、百貨店、チェーンストアなどどこでもお風呂、浴室、ユニットバスリフォームをやる時代になってきました。ほぼすべてが下請けに丸投げという状態で激安格安価格を謳い、広告合戦を行っている市場になりますが、実際に末端の現場で浴室(お風呂)ユニットバスリフォームはどのように施工されているのか?どこを見なくてはならないのか?

その大切な視点、注意点を解説致します。

事例で見る浴室(お風呂)ユニットバスルームリフォームの注意点

 

 この10年間でリフォーム市場は一気に拡大をしました。とりわけ、外壁塗装と水周りリフォームは、あらゆる業種からの新規参入が相次ぎ現在は価格競争時代に入った感があります。10数年前に外構をメインとしていたホームセンターで室内リフォームを請け負うモデルがスタートしました。

 大きく変わってきたのが、2008年くらいです。家電量販店がリフォームに本格参入をはたし、パック売りといわれる「工事費込みで●万円!」といった材工コミコミ価格での商品が出始めました。その後、ニトリやIKEAといった家具量販店でもリフォームが本格化し、ここ数年では、グリーといったゲームアプリ会社、イオンといったチェーンストアでもリフォームがスタートしました。

 ここ最近では大手百貨店でもリフォームができる!(笑)時代になりました。

便利な世の中になったものです。このままいくと、いずれはコンビニでもリフォームをやる時代がくるのではないかとさえ思ってしまいます。

 さまざまな会社がリフォーム業界に参入を果たしたものの、共通するのは一つ。

それは基本下請けへの丸投げの工事になっているという構造です

 ここでは、大変人気の高いリフォームとして、浴室(お風呂)ユニットバスルームリフォームを例題に実際の施工事例を元に注意点をお話をさせて頂きたいと思います。我々も下請でお手伝いすることはありますが、職人と話していても、「うちは●●電機と●●(ホームセンター)の下請だよ。」といった具合で、実際に現場で作業をしているのは末端の我々のような工事会社となっております。まあ当然です、ホームセンターの担当員が工事をするわけはないですし、社員で職人がいるわけでもないわけですから。

 下請けをやるとわかるのですが、まず営業担当者がまったく現場のことがわからないスタッフが多いため、安さ優先で契約をまいてくるケースが多く、こちらが請け負う段階で、すでに予算がない状態であることが多いのが問題になります。

 弊社ではそのようなケースでは請負をしない方針でいますので、しっかりとした工事をさせていただくのですが、一人親方でやっているような職人ではしぶしぶその予算で工事をしてしまう職人もおります。

 そのような場合、解体した時点で、致命的な問題をはらんでいることが分かっているのにもかかわらず、予算がないためそのまま塞いでしまう、

要は隠ぺいをしてしまう事になりかねません。このような問題が起きるのは、浴室お風呂ユニットバスルームリフォームをするというリフォームそのものが、パッケージになってしまったことで、商品を販売するかの如く、定価制で販売されているために、小売店などがリフォーム業界への参入障壁が下がっていることがあげられます。

 本来であれば技術者が当初より相談にのり、正確な積算をするのが流れなのですが、技術や経験のない販売員が、価格を決めてしまうため、積算の精度が低い、現場調査の精度が下がっている問題があるのではと数多くの下請けをやってきて感じています。

 AホームセンターもB家電量販店も、C家具量販点も同様に積算精度が低い中での価格競争を行っている状況ですから、現場を請け負う方はたまったもんじゃないというわけです。

 「他店より1円でも安い場合はお値引きします!」なんて広告を現場の人間が見ると、技術力がないことを宣言しているようにしかみえないからです(笑)

 うちは「どこよりも悪い安い職人を使い、安かろう悪かろうであなたの大切な住まいに手を加えます!」といっているようなものなのだからです。

 チラシであれ、ネットであれ、パッケージ売りが主流となっている浴室お風呂ユニットバスルームリフォームになりますが、この打ち出し費用価格だけを鵜呑みにしてリフォームをされるのは大変危険です。注意が必要です。浴室お風呂ユニットバスリフォームをされる際には、このような点(背景)を知った上で会社選びを判断されることをおススメいたします。

 

 創業大正8年創業、弊社ハイウィルでは、一戸建ての改築工事が多い会社となりますが浴室お風呂ユニットバスリフォームをご依頼されるお客様も当然たくさんおられます。一戸建ての場合、中古住宅をまるごと改築される方などは除くと、浴室お風呂リフォームをされるお客様の多くは、現状がユニットバスであることはまだ少なく、タイル張りの在来浴室であることが大半です。あと数10年もすれば、ユニットバスからユニットバスへの浴室お風呂リフォーム、も増えてくるのではないかと考えております。もし皆さんが浴室お風呂リフォームをされたいと検討されていて、ご自宅がタイル張りの浴室お風呂であれば、在来浴室ということになります。

 在来浴室から、最新型のシステムバス(ユニットバス)へのリフォームをされる際の注意点を事例をみながら説明していきましょう。既に在来浴室から、システムバス(ユニットバス)へリフォームをされておられる方は、これから紹介していく木造特有の問題はなかったのかどうか?問題があった場合、しっかりと工事をして現在のシステムバスやユニットバスが設置されているかをご確認いただければと思います。

 

下記のようなお風呂が在来浴室です。

 

一般的な在来浴室

 

 一戸建ての浴室お風呂リフォームをする際、流れととしては、在来浴室お風呂を解体し、システムバスの脚を立てるための土間を打ち、既存の配管を切り回し(浴室リフォームのみの場合)、配管をシステムバス(ユニットバス)が指定する位置に立ち上げ、システムバスを組み立て設置するする流れになります。もちろん、照明等の電気配線の結線も必要になります。

あらたに浴室暖房乾燥機などを設置する場合は、電力が足りるのか等を見て、必要によっては、分電盤より新たに専用回路を引き直す工事が必要な場合もございます。

 このような流れで浴室お風呂リフォームは行われることになりますが、一戸建ての在来浴室お風呂は、築年数の度合いやメンテナンスをどれだけしてきたかということにもよりますが、床タイルや壁タイルのヒビ、浴槽とタイルの目地から下地である土台などに水が侵食しているケースがかなり多いのが現状です。脱衣所と浴室間の間仕切り部分の土台などは顕著になってきますが、腐っていることが多く、入れ替えることが多いです。脱衣所の床がプカプカしていたりするお住まいなどは、このような状態になっている可能性が高いです。

 この時に注意しなければならないのが、その腐食の程度がどこまでのものなのかをしっかりとみることです。土台だけ交換して、間仕切りの土台部分は新規に差し替え完了となっていても、脱衣所側の土台以外までもが腐食しているケースもたくさんあるからです。

 ましてや、浴室は北側に位置していることが多いこと、設計上も外周部、特に建物の角に設置されているケースが多いため、外周部の構造躯体が腐食していないかをしっかりとみなくてはなりません。

 

下記の実際に弊社で浴室をリフォームした現場での写真です。

土台と柱までが腐食

指が入るほどの腐食

木ずり(ザラ板)までも腐食

在来浴室を解体していくと土台と基礎までが腐食。腐食部が壁にまでわたっています。この様なケースでは土台を入れ替えるだけでなく、壁まで復旧が必要になりまます。

 

 現場調査をした際に、浴室の裏側の外壁に大きなクラックがありました。内部を解体して在来浴室の下地が腐食していたのが原因と判明しました。このようなケースでは外壁は解体し落として、新規で下地からやり直しをさせていただくお話をさせていただきました。通し柱まで腐っていなかったため大きな問題にならなかったのが幸いです。

外壁のクラック

別の現場になりますが、改築のお客様の例になりますが、そもそものご相談があったのが2階部が傾いているので補正してほしい。そういった案件でわかった浴室の問題例です。在来浴室を解体をすることでその原因もはっきりと表れてきました。2階に傾きがあった一番の原因は、在来浴室があった柱が腐食していました。柱が水を吸い完全に腐食してしまっていたのです。柱としての強度を保つことなく沈下してしまっている危険な状態でした。

在来浴室のタイルを剥離すると構造体の腐食が・・

腐食し構造体としての役割を果たしていません。

 

下記は木造の社員寮のシャワーブースをリフォームした際に1階のシャワーブースがあった箇所です。

土台も柱も下地はスカスカになっており、ほぼ構造体としての機能を果たしていない状況です。これらは、当然木工事の段階でやり直しとなりますかなり危ない状態であることがわかります。シャワーブースの前も水周りであったことがわかります。

シャワーブースを設置した際に、下地をしっかりとやり直してやるべきなのですが、そのままの状態でユニットを設置されてしまっているのがわかります。

T様邸で、1箇所主要構造部で腐食していた箇所がありました。

1階通し柱の箇所です。ここは通し柱なので簡単に抜いて入れ替えるわけには

行きません。補強をしながらの工事を提案させていただきました。

サイディングの納め方に問題がありました。このように解体をすると

その建物の施工が甘い箇所が露呈していきます。

土台の差し替えを提案させていただき柱は既存柱に添え木をして金物で緊結処置をいたしました。筋交いと桁にも金物で緊結をします。

2階を背負っている通し柱では上記のような方法はとれませんので柱の一部差し替えを行います。

隅柱で通し柱となっている部分は耐力壁としても最も重要な壁になりますので、土台と柱の差し替えを行います。

このような工事は改装工事ではできませんので、一戸建て(一軒家)リフォームでのみ全体的な構造部の手直し補強が

可能になります。

しかも基礎が割れたことで沈下し、土台との間に隙間も。。ここは本格的に補強が必要なところになります。

こちらの現場は、二階の荷重がかかる柱が浴室部の間仕切り部に緩衝していたため、基礎補強となった事例です。無筋の布基礎は一度解体し、ホールアンカー工法にて配筋を入れて既存の布基礎に緊結しました。浴室設置面には、浴室の荷重を支える土間打ちがありますが、浴室の荷重を支える土間になるため、既存の布に、配筋を打ち込みしっかりと緊結します。 浴室お風呂リフォームでもここまで考えなければいけないのです。

 

 

その後、コンクリートを打設し、周囲の布基礎と底面のコンクリートを緊結させ荷重を面で対抗できるベタ基礎レベルでの土間へと変更していきます。

 

フォールアンカー工法により配筋を布基礎に緊結します。

 

 

 

 

沢山の現場をみてきましたが、布基礎自体がなく土台のしたに束石(ピンコロ)で土台を支えるという状態の建物も少なくありません。

 

このような局面で、どのような対処をするのか?工事の方針を責任を持って量販店が決められるのか?

まず無理と言えます。

では、予算をみていたのか?

答えはNO。

量販店のスタッフに、お客さんに追加費用は言えないので、土台だけは交換しておいてください。的な話をされたこともあります。

これはお客様のためになっているのでしょうか?大変危険なことだと我々は考えます。

 

ここまでは、浴室お風呂リフォームにおいて、土台や柱、基礎について、致命的な問題をはらむケースについて実際の事例を通じ、その対処法と共にご紹介してきました。

 

次は、柱や土台ではなく、別の要因で浴室部の壁が腐っているケースについてです。

浴室に窓があるお住まいは大変多く、実際に換気をするという考えでは理にかなっていることだと思います。

しかし、建物を建てた際のサッシの納め方に問題があるケースも、築年数が経っている建物では大変多いです。

窓のシールが甘く、隙間より薄いが侵入していて、外壁(モルタル)を押さえているザラ板が腐食してしまっているというケースです。

 

このような注意点は、浴室お風呂リフォームを専門に行っているような、水周り専門のリフォーム会社でも見落とす視点になってきますので、

是非、知っておいていただきた視点となります。

 

下記も弊社で実際にあった事例となりますが、ここまで腐食していると外壁塗装面を固定する意味をなさなくなり、簡易補修では意味をなさない状態です。

木ずりだけでなく、土台、隅柱が腐食、外壁を剥がす必要があります。

上記のような状態ではなく、木ずりのみの補修で済むケースでは、既存の構造材はそのまま使用できる状態であると確認できる場合、すべてザラ板(木ずり)を剥がすには外部をすべて落とすことになり費用が嵩んできます。しかし、問題を後回しはできません。

このまま浴室が設置されてしまうと、このザラ板はいつか完全に朽ちてしまい外壁に穴があいてしまう可能性があるからです。

外壁に穴が開いてしまうと、問題はザラ板だけではなく、主要構造部に腐食にまで問題は発展しかねないからです。

この様な場合、どのような施工をするかというと内部と外部両方で対策が必要になります。

まず、直接水が入る箇所を特定(雨の日に行って調査をし、原因となる部位を特定)して室内からは発泡ウレタンを充填します。

発砲ウレタンによる補修

次に、部分補修となる強度を失い痛んだザラ板部位に補強を加えます。垂木に合板で補強をしていきます。

 

 

 

 

画像の説明を入力してください(フォントが小さく設定された文章です)

ここで中からの対策は終了します。ここで終わりではありません。

次は外部対策です。

外壁からは、クラックが直接の原因のため、クラックが入っている外壁面の補修をします。

この時に注意するのは、クラックに、普通のコーキング(防水材)を塗っても薄付になってしまうため、防水効果があまり得られないということです。Vカット補修が必要になります。

まずクラックにサンダーをあてV字型の溝を作ります。

Vカットするのは、コーキングの打ちシロが多くなるため、防水効果が高くなるからです。

クラックに対してV型の歯を取り付けたサンダーで削っていきます。

削った後の写真です。奥にクラックがみえます。

Vカット後プライマーを塗布し、ウレタンコーキングをします。

シールの特性上、一段へこんだ状態になります。

このように、浴室お風呂リフォームという営繕工事ではあっても、これだけ住まいの構造と密接に絡み合う問題点をはらんでいるということを

実際に浴室お風呂リフォームをされるお施主様に是非しっていただきたいと思います。

 

今の事例では、浴室の中からの処置、そして浴室外部からの処置がともに必要になりました。

内部の費用については、当然追加費用という形になってしまいます。

しかしながら、追加をいわず、このような処理も見逃してしまうリフォーム会社もかなり多いため、注意が必要であると言わざるをえないのが正直な感想です。

 

浴室を組み立ててしまえば、このような壁も何も隠れてしまいます。

現在のシステムバス(ユニットバス)は性能も良い為、水漏れの恐れはありません。

 

今まで浴室での水漏れ等が問題となっていた浴室では問題は進行なくなるでしょう。

しかし、すでに重大な症状があった場合は、浴室が納品される前に、的確な処置をできるかが大切になってきます。

特に、一戸建ての浴室お風呂リフォームをする際は、木造の構造自体を熟知している改築実績が多い会社に相談をすることをお勧めしているのはこのような点からもいえます。とても小さな事かもしれませんが、このような小さなことから欠陥につながっていくのです。

 

新聞折り込みやテレビCM、インターネットなどで、我が家も浴室お風呂リフォームをそろそろしようか!

とお考えの皆様に、是非知っていただきたい浴室お風呂リフォームの現場での実際に我々施工会社が見ている注意点を事例とともにお話させていただきました。実際、家電量販店のスタッフや家具量販店で昨日まで家具を売っていたスタッフでこのような問題までを把握しているスタッフを私は見たことがありません。是非、浴室お風呂リフォームをされる方、ご本人が是非このような注意点も予め知っておく方が良いと思います。

 

このようなケースではどうなるの?

こうなった場合は?

このような質問に即座に返答できるスタッフであれば安心です。

 

 

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全国組織です。今回お話したような知識を持ち合わせている会社を日本全国組織化

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