戸建フルリフォームなら「増改築.com®」TOP>施工事例>東京都>品川区>H様 一戸建ての寮をスケルトンフルリフォーム
建物概要 | |
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名前 | H様 |
場所 | 東京都品川区 |
築年数 | 築60年 |
構造種別 | 木造戸建 |
家族構成 | 大人7人 |
対象面積 | 29.5坪 |
工期 | 3ヶ月 |
価格 | 1411万 |
・制震ダンパーを使用して構造をしっかり。
・建物の前面はキレイにしたいのでサッシ・玄関扉は交換
・1階の間取りがごちゃごちゃしてるのでスッキリしたい。
・各居室にミニキッチンと収納を新設したい
・1階2階にシャワーブースとトイレを1箇所ずつ
・外壁塗装工事
・出来れば隣の部屋の音を緩和する様にして貰いたい。
・既存外壁は剥がさないので、外壁の補修をした箇所が解り難いジョリパットでパターンを付けて塗装しました。
・防音に関してはボード・下地を二重張りし各間仕切りに断熱材を入れ境界壁を天井裏まで上げました。
・制振ダンパーの設置
・間取りの整理
▼目次▼
3-3 バス beofre → After
3-4 洗面 Bbeofre → After
今回は、弊社の木造改築専属の監督の協力業者チームでもある防犯設備会社様からのご依頼。東京都品川区の防犯設備会社さまの寮の改築です。築60年の木造の建物で会社の寮(7世帯)の一軒家の寮のフルリフォームです。
一軒家の寮のフルリフォームのきっかけは、ちょこちょこリフォームしてお金を掛けても、根本的な補強ができなかったり、あまり変わり映えしないということで、きちっと制震構造を含めて、一軒家の寮のフルリフォームをしたいとのご依頼。
同じ建築業者でありますので、ご予算を始めにお伝え頂いておりましたので、H様には今回の一軒家の寮のフルリフォームに関して『ここだけは絶対はずせない優先順位』をヒヤリングさせて頂きまして、補強計画を含めた見積・プランをご提案させて頂きました。
築60年経過しておることと何度か簡易のリフォームをされているため、現地で採寸をし現状の間取りを押さえ、既存の状態での図面を作成し、提案後の図面も合わせて、提出させていただきました。このように、築年数が相当経過している建物での注意点として、改装程度であれば、あらかたの骨組が予想できますが、骨組を変えるような今回の一軒家の寮のフルリフォームのような場合、どのような仕掛けをして組まれたのが予想しかできない状態となり、内部を解体してみて初めて判明する欠陥などがあるケースがあります。新築当時の図面があれば、既存の間取りをみて、予想をすることはできますが、築60年以上もたつと、一軒家のフルリフォームも一階ではなく、数回にわたり施工されている場合もあります。
このような場合、あくまで、提案として、ご要望をまとめたプランを提出させていただくのですが、解体後スケルトン状態(躯体の状態)にした際に、そのプランがそのまま施工できるのか、できない部分がでてくるのか、などが判明します。
非常にやりやすいのは、相手もプロであることですが、予算を明確に指定していただけるのは、施工する側にとっても要点を押さえたメリハリをつけた施工ができます。
我々のような技術会社にとって一番やりにくいのは、要望が統一されていない中でお客様が相見積もりをされる場合です。数社に相見積もりを依頼した際に、要望が統一されていない場合金額が変わってきてしまいますし、要望が統一されていた場合でも、どこまで工事を予測して積算しているかなどで価格が大幅に変わってきてしまいます。
初期で予測しかかる予算をあらかじめ見積もりで見ておくと当然高くなります。(現場調査の精度が高いほど初期の金額が高くなります)
現場調査の精度が低い営業マンや監督が積算すれば、初期では拾っていなかった工事が、ふたを開けてみたら追加になっていくということになります。
このあたり、今回のケースではお客様が建築業者であったことからここまでやると、このくらいはかかってしまうからここはやらないで、ここに費用を充てたいといった予算感と優先順位が明確であったため、打ち合わせの数は、一般のお客様よりもかなり少ない一軒家のフルリフォームとなりました。
H様の会社の寮は、前面は、見た目の問題でキレイにするのは最優先なのでサッシ(窓) 玄関扉は交換したい。前面を綺麗に見せる為に一面だけキレイに塗装するか何か貼るかして欲しい。という要望をいただいていました。
手壊しによる解体が完了し、いよいよ基礎工事の工程に入っていきます。
品川区H様の一軒家の寮のフルリフォームでは、もう一つ重要なポイントがありました。これは寮ならでは問題でもあります。
それは夜勤などがあるなかで、さまざな時間帯で生活をするため、なるべく隣室の音が漏れない様にして欲しい。という要望がございました。
ただ、予算が有るのでその中で工夫をして頂きたいと予めご要望を頂いておりました。
遮音工事もさまざまなノウハウがありますが、専門的な遮音工事を施工する予算はありません。予め決められた予算内でどこまで遮音効果を高められるかになります。
そこで、大工と打合せをして
・ 各部屋の間仕切りを天井裏まで延ばして界壁を施工
・ 各部屋間仕切りに断熱材を充填する。
・ 各部屋間仕切りに断熱材を入れたら、ボードは2重貼りにする。
という施工法でいくことに決定させていただきました。
木工事は仕上こそ簡単でありますが、やはり構造部分が一軒家のフルリフォームでは、最も重要な工事の主題になってきます。ボードを張る前の作業、ボートという蓋をしてしまうと見えない部分の仕掛けが最も重要になります。
構造材も新築ではないため、プレカットで納品されることは、お神楽でもない限りありませんので、基本は手刻みによる木組みとなります。そのため、大手で新築をしている専門の大工や、マンションなどで内装を中心とする軽鉄、ボード施工を中心とした内装大工では一戸建てスケルトンリフォームを請け負うことは難しいといえます。
継手と仕口を熟知した棟梁と呼ばれる大工。差し金を使って階段を設計し作れる大工でないと難しい工事であることがお分かりいただけると思います。ハウスメーカーのリフォームも我々のような下請けがすべて請負工事しております。水周りのリフォームや外壁塗装などさまざまなリフォームはありますが、構造に手を加える一軒家のフルリフォームに関しては、これらの経験が豊富な業者へ大切な住まいの相談をされることをお勧めいたします。
今回の品川区H様所有の社宅での一軒家の寮のフルリフォームでは、H様より現場調査の時点で建物が築年数が古く地震が心配なので躯体残しのフルスケルトンにした際、制震ダンパーを設置して欲しいとのご要望を頂いておりました。
大工工事が終わり、外装工事と内装工事が同時に始まっていきます。
H様の一戸建て社宅(寮)の一軒家の寮のフルリフォームでは、通りに面した前面部の一面のみはイメージを替えたいと当初よりご要望を頂いてました。
ご要望に沿って前面1階・2階のサッシ・玄関扉は新規に交換するプランで進行しております。
サッシを新規に交換してしまうと既存の窓より大きめにカッターを入れて入れ替えるため、サッシ新規に交換し仕上げを塗装にすると、外壁塗装仕上とする場合、新規壁と既存壁との境目が解ってしまいます。H様は前面だけは道路に面しているので、極力境目を目立たない様にしたいとおっしゃっていたので、前面1面をジョリパッドによる左官仕上げ、他3面を塗装で仕上げさせて頂く提案をさせて頂きました。
内装と外装に目途がたちました。
まもなく完了へ向けて追い込みです。
品川区 H様寮の一軒家の寮のフルリフォーム
5月30日から着工をさせて頂きました一戸建ての社員寮の内部補強を兼ねた一軒家の寮のフルリフォーム工事現場も工期3ヶ月 8月31日にお引渡をさせて頂きました。
社宅へ入られる社員の方々にも大変喜んでいただきました。
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