I戸建フルリフォームなら「増改築.com®」TOP > 施工事例 > 都道府県で探す > 東京都 > 文京区 > 施工事例 I様 リフォームで耐震等級3(住宅性能評価制度)フルリフォーム&フルリノベーション事例
東京都文京区に位置するI様邸は、中古住宅の性能向上リノベーションを目指しており、特に耐震等級3の獲得を強く望んでいました。
耐震等級3は、住宅性能表示制度における最高ランクであり、新築住宅に多く適用される指標です。この「住宅性能評価制度」に則って、第三者機関(住宅性能評価機関)へ提出・申請して認証をもらうことで客観性かつ公正な認証となります。「住宅性能評価制度」を利用すると、実際に評価を行う専門家が、一定の基準に沿って現場まで見て建築中の家を確認する作業もあり、第三者の視点からしっかりとした設計・施工が行われていることが証明されます。この「住宅性能評価制度」における耐震等級3の取得を実現したいという明確な目標を持っていました。
耐震等級3の獲得は、新築住宅では一般的ですが、リフォームの場合は非常に困難です。これは、既存の建物の構造や設計に基づいて耐震性を評価し、必要な補強を行う必要があるためです。また、耐震の評点を上部構造評点という指標で計算する必要があり、これには専門的な知識と経験が必要です。
ハイウィルでは、新耐震基準の建物で、既存の設計資料が整っており、確認済証を持つ物件に限り、耐震等級3の性能評価獲得リフォームを受け付けています。これは、耐震等級3の獲得には、既存の建物の詳細な情報と、それに基づく正確な計画が不可欠であるためです。I様邸はこれらの条件に合致していたため、耐震等級3を目指すリノベーションが可能となりました。
耐震等級3の獲得には、まず既存建物の詳細な調査が必要です。これには、建物の構造、材質、以前の改修履歴など、多岐にわたる情報が必要となります。その上で、必要な補強計画を立て、実施する必要があります。このプロセスは複雑で時間がかかるため、リノベーションの計画段階で十分な時間とリソースを割く必要があります。
ハイウィルでは、専門家チームがこの複雑なプロセスをサポートします。耐震性の評価から補強計画の立案、実施までを一貫して行い、I様の要望に応える形でリノベーションを進めていきます。このプロセスでは、最新の建築技術と長年の経験が活かされ、高い品質のリノベーションが実現されます。
文京区I様邸のリノベーションは、耐震等級3の獲得という高い目標を掲げ、ハイウィルの専門家チームによって実現されました。このプロジェクトは、既存住宅の性能向上という点で特に注目され、耐震性の向上だけでなく、長期的な住宅の快適性と安全性の向上を実現しました
建物概要 | |
---|---|
名前 | I様 |
場所 | 東京都文京区 |
築年数 | 築20年 |
構造種別 | 木造一戸建て |
家族構成 | 大人2人 |
対象面積 | 25坪 |
リフォーム部位 | 間取り変更/断熱サッシ/セルロースファイバー/耐震補強/太陽光発電/外構 |
工期 | 5ヶ月 |
価格 | 約3000万(税込)太陽光別途 |
今回のリフォームで、I様からのご要望は以下の6点です。
東京都文京区に位置するI様邸は、中古住宅の性能向上リノベーションを目指しており、特に耐震等級3の獲得を強く望んでいました。耐震等級3は、住宅性能表示制度における最高ランクであり、新築住宅に多く適用される指標です。I様は、既存の住宅でこの高い耐震性能を実現したいという明確な目標を持っていました。
耐震等級3の獲得は、新築住宅では一般的ですが、リフォームの場合は非常に困難です。これは、既存の建物の構造や設計に基づいて耐震性を評価し、必要な補強を行う必要があるためです。また、耐震の評点を上部構造評点という指標で計算する必要があり、これには専門的な知識と経験が必要です。
ハイウィルでは、新耐震基準の建物で、既存の設計資料が整っており、確認済証を持つ物件に限り、耐震等級3のリフォームを受け付けています。これは、耐震等級3の獲得には、既存の建物の詳細な情報と、それに基づく正確な計画が不可欠であるためです。I様邸はこれらの条件に合致していたため、耐震等級3を目指すリノベーションが可能となりました。
耐震等級3の獲得には、まず既存建物の詳細な調査が必要です。これには、建物の構造、材質、以前の改修履歴など、多岐にわたる情報が必要となります。その上で、必要な補強計画を立て、実施する必要があります。このプロセスは複雑で時間がかかるため、リノベーションの計画段階で十分な時間とリソースを割く必要があります。
ハイウィルでは、専門家チームがこの複雑なプロセスをサポートします。耐震性の評価から補強計画の立案、実施までを一貫して行い、I様の要望に応える形でリノベーションを進めていきます。このプロセスでは、最新の建築技術と長年の経験が活かされ、高い品質のリノベーションが実現されます。
文京区I様邸のリノベーションは、耐震等級3の獲得という高い目標を掲げ、ハイウィルの専門家チームによって実現されました。このプロジェクトは、既存住宅の性能向上という点で特に注目され、耐震性の向上だけでなく、長期的な住宅の快適性と安全性の向上を実現しました
間取りの変更プラン
I様邸の全体プランニングにおいて、プランナーは以下の重要なポイントに注意を払いながら、I様の要望を満たすための計画を策定しました。
耐震等級3の実現: I様は耐震等級3の獲得を強く望んでいました。これを実現するために、プランナーは既存建物の構造を詳細に分析し、必要な補強計画を策定しました。特に、既存の構造体と新しい設計の整合性を確保することが重要でした。
断熱性能の向上: I様は高い断熱性能を求めていました。これに応えるため、プランナーはHEAT20G2グレードの断熱材の選定と、その適切な配置に重点を置きました。特に、外周壁や天井部分の断熱材の厚みと質に注意を払いました。
既存構造の詳細な調査: I様邸の既存構造に関して、プランナーとしては詳細な現地調査を行いました。これにより、既存の構造体の状態や、改修に必要な箇所の特定が可能となりました。
設計図書との照合: 既存の設計図書と実際の建物の照合を行い、不一致がある場合はその原因を究明し、適切な対応策を立てました。
構造計算の再実施: 耐震等級3を目指すため、プランナーは構造計算を再実施しました。これにより、既存の構造体の補強や新たな構造体の追加が必要な箇所を特定しました。
金物の選定と配置: 耐震改修において、適切な金物の選定と配置が重要でした。プランナーは、既存の金物の誤りを修正し、新たな耐震金物を適切な位置に配置する計画を立てました。
断熱材の選定と配置: I様の要望に応じて、高性能な断熱材を選定し、その配置計画を策定しました。特に、外壁や天井部分の断熱性能に重点を置きました。
内装デザインの配慮: I様邸の内装には、越後杉を使用し、美観と機能性を両立させるデザインを採用しました。また、建具や壁紙の選定にも細心の注意を払いました。
I様との継続的なコミュニケーション: プロジェクト全体を通じて、I様との継続的なコミュニケーションを保ちました。これにより、I様の要望や懸念に迅速に対応することが可能となりました。
関係者との調整: 施工業者、検査機関、設計チームなど、プロジェクトに関わるすべての関係者との調整を行いました。これにより、スムーズなプロジェクト進行が実現されました。
プランナーとしての役割は、I様の要望を満たすための綿密な計画立案と、その実行における細部への注意と調整にありました。耐震等級3の獲得、高い断熱性能の実現、そして美観と機能性を兼ね備えた内装デザインの実現は、プランナーの専門知識と経験に基づくものでした。このような総合的なアプローチにより、I様邸は快適で安全、かつ長持ちする住宅として生まれ変わりました。
I様の戸建てのフルリフォーム&フルリノベーション工事はこうしてはじまりました。
I様邸のリノベーションプロジェクトでは、木造戸建てのスケルトン人力解体工事が重要な役割を果たしました。この工事は、既存の外壁を保持しつつ、内部を完全に解体し、新しい設計に基づいた再構築を可能にするために行われました。
I様邸のスケルトン解体工事は、既存の価値を最大限に活かしながら、新しい生活スタイルと機能を取り入れるための重要な一歩でした。この工事は、専門的な技術と経験を持つ職人によって慎重に進められ、リノベーションの成功への基盤を築きました。また、解体後の再構築に向けての準備として、既存建物の構造や特性を詳細に把握し、計画の精度を高めることができました。
●解体後のチェックの重要性
I様邸のリノベーションにおいて、手壊し解体後のチェックは極めて重要なプロセスです。特に、耐震等級3への改修を目指す上で、既存の建物が設計図書と一致しているかの確認は不可欠です。このチェックを通じて、既存の構造体の状態を正確に把握し、適切な耐震改修計画を立てることが可能になります。
設計図書との照合: 解体後、まず行うべきは、既存の建物が設計図書と一致しているかの確認です。これには、建物の各部分の寸法、配置、使用されている材料などを詳細に照合します。
構造体の状態確認: 築浅のI様邸では、老朽化や劣化が少ないと予想されますが、それでも構造体の状態を細かくチェックします。特に、耐震性に直接影響する柱や梁、基礎などの状態を詳細に調査します。
既存補強の確認: 既存の補強が適切に行われているかの確認も重要です。間違った補強が施されている場合、それをそのまま反映すると耐震改修の効果が損なわれる可能性があります。
問題点の特定と対策計画: チェックを通じて特定された問題点に対しては、適切な対策を計画します。これには、構造計算の再評価や補強方法の見直しなどが含まれます。
精度の高い測定: 解体後のチェックでは、精度の高い測定が必要です。これにより、設計図書とのわずかな差異も見逃さず、正確な現状把握が可能になります。
専門家による評価: 構造体の状態や既存補強の適切性を評価するためには、専門家の知見が不可欠です。経験豊富な専門家による評価を行うことで、より信頼性の高いチェックが行えます。
既存不適格部分の特定: 既存の建物が現行の建築基準に適合していない部分があれば、それを特定し、適切な改修計画を立てる必要があります。
改修計画の重要性: 解体後のチェック結果を基に、耐震改修計画を策定します。この計画は、既存の構造を最大限に活用しつつ、必要な補強を行うことで、耐震等級3の基準を満たすことを目指します。
構造計算の再評価: 耐震改修には、構造計算の再評価が必要です。既存の建物の構造データを基に、新たな耐震基準に適合するような計算を行い、必要な補強方法を決定します。
補強方法の選定: 耐震改修においては、様々な補強方法が考えられます。これには、梁や柱の補強、耐震壁の追加、基礎の補強などが含まれます。各部分の状態に応じて最適な補強方法を選定します。
安全性の向上: 正確なチェックと適切な耐震改修計画により、建物の安全性が大幅に向上します。これにより、長期的な住宅の安定性と快適性が保証されます。
リノベーションの品質保証: 解体後のチェックは、リノベーション全体の品質を保証する重要なステップです。これにより、I様に対して高品質なリノベーションを提供することが可能になります。
クライアントの信頼獲得: 綿密なチェックと計画により、クライアントであるI様の信頼を獲得します。これは、将来的なリノベーションプロジェクトにおいても、良好な関係を維持するために重要です。
I様邸のリノベーションにおける手壊し解体後のチェックは、耐震等級3への改修を成功させるための重要なステップです。このチェックを通じて、既存の建物の状態を正確に把握し、適切な耐震改修計画を立てることができます。専門家による詳細な評価と、問題点への適切な対応が、リノベーションの成功に不可欠であり、I様にとって安全で快適な住環境を提供するための鍵となります。
!大事な構造部のすべてが目視可能となるスケルトンリフォーム
内部の天井・壁・床だけでなく外壁まで解体しスケルトン状態(躯体残し)にする戸建てリノベーションの最大のメリットはこのような重要な主要構造部のすべての状態が目視でわかることになります。
フルリノベーション後は、これらの構造上の弱点をすべて修正し補強することで新築と同水準、もくしくはそれ以上の建物性能をもつ構造躯体へ甦らせることが可能となります。
I様は新耐震基準の為、基礎補強はありませんでした。
チェックが終わり大工工事へと移行します。構造躯体の強度を担保するためのメイン工事となります。
文京区I様邸のリノベーションにおける木工事は、耐震等級3の基準を満たすために、特に梁補強が重要な課題となりました。この工程では、既存の構造体を新しい設計に合わせて補強し、再構築を行いましたが、多くの課題に直面しました。
金物の不一致: 既存の柱頭金物と柱脚金物のメーカーが異なり、向きも違っていたため、これらの金物の修正が必要となりました。金物の不一致は構造の安定性に影響を与えるため、正確な修正が求められます。
筋交いの問題: 既存の筋交いにエアコンのコア貫き箇所があり、これにより筋交いを耐力壁として考慮することができませんでした。外壁を解体するリノベーションであれば筋交いを解体して新たに設置も可能ですが、外壁面は解体しないリノベーションでしたので、外壁面の金物を設置が出来ないことから構造計画の見直しとなりました。これは構造計算に大きな影響を与え、新たな耐震設計の必要性を生じさせました。
構造計算の再評価: 上記の問題に対処するため、構造計算を何度もやり直す必要がありました。これには、既存の構造体の強度を正確に評価し、新しい設計に合わせた補強方法を決定する作業が含まれます。
N値算定に基づく金物設置: 耐震等級3を達成するためには、N値算定に基づく金物の設置が不可欠です。これにより、建物の安全性と耐震性が大幅に向上します。
補強工事の実施: 既存の構造体に対する補強工事を実施しました。これには、新たな梁の設置や、既存の構造体の強化が含まれます。
I様邸の木工事は、耐震等級3の基準を満たすために、多くの課題に直面しました。既存の金物の不一致や筋交いの問題に対処し、構造計算を再評価することで、最終的には安全で耐震性の高い住宅を実現しました。このプロセスは、既存住宅のリノベーションにおける複雑さを示し、専門的な知識と経験が不可欠であることを強調しています。
文京区I様邸のリノベーションにおける断熱工事は、HEAT20G2グレードの高い断熱性能を目指して行われました。この工事は、快適な室内環境の実現とエネルギー効率の向上を目的としています。
地下部の床: 地下部の床には、75㎜のラムダ断熱材を使用しました。これにより、地下空間の温度保持能力が向上し、上層への冷気の伝達を最小限に抑えることができます。
外周壁と天井の断熱: 外周面の壁には120㎜厚のセルロースファイバーを充填し、2階天井部には30㎝厚のセルロースファイバーを充填しました。これにより、外気の影響を受けやすい壁面と天井部の断熱性能が大幅に向上しました。
斜め天井部の対応: 斜線が掛かる斜め天井部にも30㎝のセルロースファイバーを充填しました。この部分の断熱は特に重要で、斜め天井の形状に合わせた充填が行われました。この施工により、傾斜部にかかる洗面化粧台などの高さも考慮した間取りが可能となりました。
I様邸の断熱工事は、高い断熱性能を目指して慎重に計画され、実施されました。地下部の床、外周壁、天井、斜め天井部への充填断熱材の選定と施工、高性能なサッシの採用により、快適でエネルギー効率の高い住宅が実現されました。この工事は、住宅の快適性とエネルギー効率の向上に大きく寄与し、長期的な住宅の価値を高める重要な要素となっています。
場所 | 製品 | 断熱グレード |
---|---|---|
床断熱材 | ミラネクストラムダ | F(ZEHレベル) |
壁・天井断熱材 | セルロースファイバー | C(ZEHレベル) |
玄関ドア | YKKapイノベストD50防火ドア | A(ZEHレベル) |
サッシ | YKKap APW430防火窓(高性能トリプルガラス樹脂窓) YKKap APW330防火窓(高性能樹脂窓) | P~A |
<HEAT20とは?>
HEAT20とは、「2020年を見据えた住宅の高断熱化技術開発委員会」という団体名です。
その団体が設定しているのが、屋根や外壁、床、窓などの「外皮」と呼ばれる部位の断熱や遮熱などといった性能の評価基準であり、G1とG2の2段階あります。G2の方がより高性能な性能を有する外皮となっています。
「増改築.com®」によると、断熱リフォームの基準として、平成28年の建築物省エネ法基準に相当するUa値0.87が等級4(最高等級)とされています。しかし、この基準だけでは、真の省エネ住宅とは言えません。実際に、日本の断熱等級4は、2020年の建築基準法で努力義務とされているに過ぎません。しかし、2022年4月には断熱等級5が新設され、さらに2022年10月には断熱等級6・7が新設されました。断熱等級6・7は、これまでの断熱等級4と比べて、はるかに高いレベルの断熱性能が求められます。 HEAT20の計画においては、ZEH基準のUa値0.6を基準としています。これは、外壁105mm、U値2.33の樹脂アルミ複合サッシ窓で、天井の断熱材は105mmあれば実現できるとされています。さらに上位の「HEAT20 G1」グレードでは、6地域でUa値0.56となり、このレベルでは断熱環境を体感できるとされています。
最上位の「HEAT20G2」グレードでは、5地域でUa値0.46となっています。
断熱改修(温熱改修)リフォームを成功させるためには、これらの基準や計画をしっかりと理解し、適切な施工方法を選択することが重要となります。
外壁工事は、住宅の耐久性や断熱性、美観を保つための重要な工程です。文京区I様邸のリノベーションにおける外壁工事は、建物の外観と機能性の向上を目的として行われました。特に、窓周りの解体と補修、左官仕上げが重要なポイントとなりました。
窓周りの解体: I様邸では、窓の入れ替えや新設に伴い、外壁の一部をカッターで解体しました。この作業は、新しい窓のサイズや位置に合わせて慎重に行われました。
補修作業の重要性: 解体によって生じた外壁の傷みや不均一な部分は、後の仕上げ工程に影響を与えるため、丁寧な補修作業が必要となりました。特に、窓周りは雨水の侵入を防ぐための重要な部分であるため、補修は入念に行われました。
ジョリパット仕上げ: 通常の塗装では窓周りの仕上がりに段差が生じる可能性があるため、I様邸ではジョリパット仕上げを採用しました。この仕上げは、外壁に均一な質感と美観をもたらし、建物の外観を一新しました。
全面補修と仕上げ塗り: 外壁にはまず左官全面補修が施され、その後仕上げ塗りが行われました。この二重の工程により、外壁の耐久性と美観が大幅に向上しました。
I様邸の外壁工事は、窓周りの解体と補修、左官仕上げを中心に行われました。これにより、外壁の耐久性が向上し、断熱性能の向上にも寄与しました。ジョリパット仕上げの採用と入念な雨仕舞処理により、建物の外観と機能性の両方が大幅に改善されました。この工事は、建物の長期的な保護と美観の向上に大きく貢献し、I様の快適な住環境の実現に一役買っています。
構造部の構造補強が終わると、造作工事に入ります。
文京区I様邸のリノベーションにおける造作仕上げ工事は、高品質な越後杉の使用と、細部にわたる配慮が特徴的です。この工事は、住宅の美観と機能性を高めるために重要な役割を果たしました。
越後杉の特徴: 越後杉は、その美しい木目と耐久性で知られています。I様邸では、この高品質な材木を建材や家具の主要素材として使用しました。越後杉の温かみのある質感は、室内に自然な雰囲気をもたらし、居心地の良い空間を創出します。
床板の厚み: 床板には30㎜の厚みを持つ越後杉を使用しました。この厚みのある床板は、歩行時の安定感を提供し、長期間にわたる耐久性を保証します。また、越後杉の床板は、室内の音響効果にも良い影響を与え、快適な生活空間を実現します。
建具の選定: I様邸では、建具に既製品を使用し、越後杉とのバランスを取りました。この組み合わせにより、コストパフォーマンスとデザインの両方を考慮した内装が実現されました。
壁紙の選択: 壁紙には珪藻土クロスを採用しました。珪藻土クロスは、その自然な質感と調湿機能で人気があります。また、各出隅や入隅には杉材を使用し、珪藻土クロスの割れやすい弱点を補完しました。この工夫により、美観と機能性が高められ、長期的な耐久性が確保されました。
I様邸の造作仕上げ工事は、越後杉を中心とした高品質な材料の使用と、細部にわたる配慮により、美観と機能性を兼ね備えた空間を創出しました。越後杉の床板や壁紙の珪藻土クロスの使用は、室内の快適性と耐久性を大幅に向上させました。また、既製品の建具との組み合わせにより、コストパフォーマンスとデザインのバランスが取れた内装が実現されました。この工事は、I様邸のリノベーションにおいて重要な役割を果たし、長期的な住宅の価値を高める結果となりました。
約5か月の工事を経て、いよいよ竣工です。
都心の築20年戸建てがどのように生まれ変わったのか。
I様邸の様子をご紹介します。
== 外観==
== 1F LDK ==
== 1F 水まわり ==
== 2F ==
== LDKの吹抜 ==
== 無垢の建材・造作家具 ==
文京区I様邸では床材、階段材、造作家具に杉無垢材が使われています。
無垢材は柔らかい色合いや自然素材の香りによる癒し効果だけでなく、断熱効果、調湿効果なども期待できる建材です。
●文京区I様邸の工事では、国の補助金からは「こどもエコすまい支援事業」と「先進的窓リノベ事業」、東京都の補助金からは「既存住宅における省エネ改修促進事業」を活用しました。(申請中)
どれも省エネにつながるエコ住宅設備や、断熱性能の高い断熱材・ドア・窓の設置などに対して交付される補助金です。
■I様邸の補助金対象工事
エコ住宅設備の設置 | 給湯器(エコジョーズ)、高断熱浴槽、節水型トイレ、節湯水栓 |
断熱改修 | 外壁・床・天井の断熱材、断熱窓、断熱ドア ※東京都補助金併用 |
子育て対応改修 | ビルトイン自動調理対応コンロ、掃除しやすいレンジフード、浴室乾燥機 |
■I様邸リフォーム工事の補助金交付額
I様邸リフォーム工事で交付された補助金は、約240万円でした。
内訳は以下の通りです。
この度は、中古住宅の購入から性能向上リノベーションのお引渡しまで、私たちハイウィルと共に歩んでいただき、心より感謝申し上げます。
ご購入からリノベーションに至るまでの道のりは、決して平坦ではありませんでした。しかし、I様の明確なビジョンと、私たちの専門知識が融合することで、理想を現実に変えることができました。特に、耐震等級3の獲得という高い目標を掲げ、その達成に向けて共に努力したことは、私たちにとっても大きな成長の機会となりました。
I様のこだわりである断熱性能の向上や、越後杉を使用した内装デザインの実現においても、私たちは最高の品質を追求しました。これらの努力が、I様の快適な住まいとしての日々を支える基盤となることを願っています。
私たちハイウィルは、ただ家を建てるだけではなく、お客様の夢や希望を形にすることを使命としています。I様のプロジェクトを通じて、その使命を再確認することができました。
今後も、I様の住まいが安心と幸せの場であり続けるよう、私たちは全力でサポートいたします。何かご不明点やご要望があれば、いつでもお気軽にご相談ください。
最後に、この素晴らしい旅路にお付き合いいただき、誠にありがとうございました。I様の新しい生活が、希望に満ち溢れたものでありますように。
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※現在大変込み合っております。ご提案までに大変お時間がかかっております。ご了承のほどお願い申し上げます。
2025年(令和7年)の4月1日建築基準法改正が決定、2025年(令和7年)4月以降に着手するフルリフォームに確認申請が義務化されることにより、現在大変混みあっております。
お問い合わせ・ご相談多数のため、ご返信、プランのご提案までに日数を頂いております。ご了承の程お願い申し上げます。
首都圏のリノベーションにつきましては、2024年度工事枠は10月解体着工のお施主様まで埋まっております。
・直近は2024年11月初旬の解体着工スタートより空きありとなります。※2024年9月13日時点
※ご契約順に施工班の予定を組ませて頂いております。スケルトンリフォームには6ヶ月程度の期間が必要になります。余裕をもったスケジュールでご相談をお願い申し上げます。
図面や写真等を送信いただく場合、また入力がうまくいかない場合は、上記内容をご確認のうえ、下記メールアドレスまでご連絡ください。
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