戸建フルリフォームなら「増改築.com®」TOP>さまざまな悩み・不安>耐震が不安という悩み>柱と土台>土台に問題がある事例
布基礎に土台がのっているだけの状態ということですから、地震が起きた際の引っ張り力に対抗が全くできないという危険な状態であったということです。
本来、アンカーボルトで基礎と構造体をつなぎ地震や台風時に建物が受ける水平、垂直方向への引っ張りやせん断力に対抗します。設置している建物であってもアンカーボルトが上手く設置されていない建物はいくら頑丈な基礎を作っても意味がないのです。阪神淡路大震災では基礎コンクリートからアンカーボルトが引き抜け倒壊した住宅がありましたが、アンカーボルトがない。。。というのは今まで布基礎の上に建物が乗っていただけ、つまり建物の荷重だけでもたせてきたということになります。
当然、この状態をお施主様へお伝えしましたが、かなり驚かれておりました。
このようなケースでは、「あと施工アンカー」設置により基礎と土台を固定していく方法がございます。「あと施工アンカー(ここではケミカルアンカーにて施工)」は土台が腐朽していて差し替えになった際などに布基礎とあらたな差し替え土台を固定する際に設置する工法です。
アンカー設置位置の土台に墨出しをして土台に孔をあけ、ハンマードリルで基礎部分にも孔をあけていきます。この孔あけ後に最も重要なのが開口したした孔の清掃になります。削りカスをブロアーで完全除去しなくてはなりません。ケミカルアンカーの強度にかかわる工程のため清掃後にアンカーの挿入となります。
計30カ所打ち込みが完了しました。こちらの現場では一戸建てスケルトンリフォーム&リノベーションであったためこのような問題の発見と全体の対処ができましたが、当初改装でのご相談からはじまったことを考えますと、やはりスケルトンリフォームでの提案をさせていただいてよかったと思った次第です。ここから建物の構造補強(木工事)へと進行していきます。
基礎と土台を緊結させることはもちろん必須となりますが、同時に旧耐震基準で建てられた建物の多くが無筋基礎となることから、基礎補強も必須となります。布基礎への基礎補強としては「ツイン基礎(添え基礎)」補強が一般的ですが、その際も金物でしっかりと補強が必要となります。
更新日:2020/08/02
フルリフォーム(全面リフォーム)で最も大切なのは「断熱」と「耐震」です。耐震に関する正しい知識を知り大切な資産である建物を守りましょう。
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2025年(令和7年)4月1日より建築基準法改正が施行されました。現在大変混みあっております。
お問い合わせ・ご相談多数のため、ご返信、プランのご提案までに日数を頂いております。ご了承の程お願い申し上げます。
改正後の新法では、4号特例措置が廃止され、一般住宅の多くの建物である2階建て以下かつ200平方メートル以下の建築物は2号となり、大規模修繕・大規模模様替えを行う場合には、建築確認申請が必要となります。
大規模修繕や大規模模様替えを行う場合、
つまり、主要構造部(壁、柱、床、梁、屋根、階段)の50%を超える修繕工事等を行う場合は、建築確認申請が必要となることが決まりました。
今回の改正では、床の下地を含む張替え、階段の変更、間取りの変更等が含まれます。
詳細解説はこちらをお読みください。
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