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2020.10 .13

リノベーション費用予算1500万でどこまでフルリフォームできる?

新築VSリフォーム違いや費用比較について

リノベーションやフルリフォームを検討する際に、まず一番最初に問題となるのがリノベーションに架けられる予算費用になります。

ここでは1500万という費用・予算で何ができて何ができないのかを性能向上リノベーションを専門としている『増改築.com』での過去の事例データを元に、解説していきたいと思います。

費用予算1500万戸建てリノベーション(フルリフォーム)でできること

新築VSリフォーム違いや費用比較について 立地・物件のみつけやすさは?

予算費用1500万でできる戸建てリノベーション(フルリフォーム)の工事内容

 予算費用1500万でリノベーション(フルリフォームを検討する際に、いったいどのような工事ができるのでしょうか?

まず1階と2階の延べ床面積25坪程度までの戸建て住宅であれば、内装と外装をすべて全面リフォームする事が可能になります。

 

プラン

・間取り変更可能

内部は躯体のみの状態(スケルトン)まで解体し、内部スケルトンリフォームが可能となります。

 

内装(内部)

・すべての居室

・システムキッチン※標準クラスの商品

・浴室(システムバス)※標準クラスの商品

・洗面※標準クラスの商品

・トイレ※標準クラスの商品

・給湯器

・給排水※配管を一新

・電気配線※配線を一新

・ガス工事

 

外装(外部)

・外壁塗装

・屋根葺き替え

・サッシ入れ替え※移設のない入れ替え

・玄関ドア取替※移設のない入れ替え

 

戸建てリノベーション前

戸建てリノベーション前

戸建てリノベーション中

既存サッシ解体

戸建てリノベーション・フルリフォーム後

内部スケルトンリフォームにより下地から新規に、間取りも大きく変更。

2部屋を1つのLDKに大きくリノベーション。

外部は窓周りの補修後塗装仕上げ

費用予算1500万戸建てリノベーション(フルリフォーム)でできないこと

新築VSリフォーム違いや費用比較について 物件の購入価格は?

予算費用1500万で外壁を解体する内外部フルスケルトンリフォームはできない

1500万円で戸建てリノベーション・フルリフォームがどこまでできるかのイメージはお判りいただけたのではないでしょうか?

ここでは1500万ではできない工事内容を見ていきましょう。まず工事面積でお話しすると、先ほどの25坪を超えてくる建物になると1500万円を超えてくることになります。25坪程度を目安としてでできる工事内容は、建物の内部をすべて解体して間取りも変更が可能だとお伝えしましたが、外部は塗装でしたね。これが外壁を解体するような戸建てリノベーションになってくると、外壁の手壊し解体費用、さらには外壁の下地補強工事、さらには仕上げ工事が計上されるため、1階2階合わせて25坪の建物でも1500万は超えてきてしまいます。

 どのようなケースが考えられるでしょうか?外壁の傷みが激しく、そのまま塗装をしても下地が悪く下地からやり直さなければばらないケースや、間取り変更の結果、大きくプランが変わり、既存の窓の設置位置と新たに設置する窓の位置が大幅に変わるケースなどでは、外壁を解体する面積が増え、結果として、外壁まで剥がすような完全なフルスケルトン状態(躯体残し)になります。このような場合、外壁に新たな下地を外周面の家全体に張り、サイディングなどを張る工事になりますとリノベーション・フルリフォーム費用1500万は超えてくるでしょう。

基礎補強工事・断熱材のグレードアップを検討

性能向上の点から、戸建てリノベーション・フルリフォームの対象になる建物が、昭和56年以前の旧耐震基準で建てられた建物である場合は、基礎が無筋基礎であることが大半になるため基礎補強が必要になってきます。基礎補強をする場合も1500万は超えてきます。

また断熱も素材のこだわりセルロースファイバー充填・硬質発砲ウレタン充填などに変更すると同じく超えてくることが多いです。

その他、屋根を解体して屋上バルコニーテラスにしたり、内装材を自然素材(無垢材)・漆喰壁にするなど仕様を上げていくとやはりこえてきてしまうでしょう。このあたりの優先順位をどこに持っていくのかがポイントになります。

費用予算1500万の戸建てリノベーション(フルリフォーム)事例

新築VSリフォーム違いや費用比較について 安心はどっち?

ここでは実際に1500万での戸建てリノベーション(フルリフォーム)の実例を見てみましょう。ポイントは総工費、つまり完成までにかかったトータル費用(追加なども含む)でみることです。実際に1500万でどこまで戸建てリノベーションができるのか、さまざまな優先順位がある中でどこにこだわったのかを見ていきましょう。

工事面積と築年数でみる戸建てリノベーションの費用

戸建てリフォーム 作業風景

リノベーション前

リノベーション後

工事面積 36坪
築年数 築40年
費用 1500万(税別)

 

36坪と目安の25坪より広い3階建ての建物。築40年の内部スケルトンリフォーム。一階が車庫であったことから実質の解体は2階と3階の解体がメインとなりました。費用を抑えるために、外壁に絡むサッシは変更せず、インナーサッシで断熱を取った施工事例。

築40年の実家へ子世帯が2世帯住宅リフォーム

当初はサッシを全て入れ替える想定でおりましたが、予算が大幅に上がるために、既存サッシを利用。一部をインナーサッシで断熱。外壁は塗装。屋根の張替えはなく、屋上防水を施工しました。

工事面積と築年数でみる戸建てリノベーションの費用

戸建てリフォーム 作業風景

リノベーション前

リノベーション後

工事面積 17.3坪
築年数 築60年
費用 1530万(税別)

 

こちらの事例は、1500万の戸建てリノベーション事例ですが、工事面積は17.3坪と先ほどの目安の25坪よりは狭くなっていますが、工事内容が違います。セットバックによる減築を含み外壁も解体し、基礎補強に断熱改修、新たに外壁を下地からリノベーションしています。

築60年の減築&フルスケルトン&外壁裏打ち工法のフルリノベーション

築60年年古家を区の条例によりセットバックした事例。また隣家との距離がなく、外壁の張替えが他のリフォーム会社や工務店ではできないとのご相談があり、外壁を部屋内から解体する「裏打ち工法」した事例。隣家も先行してリフォームをされておられましたが、外壁の工事ができず工事が止まっている状況でした。そこで、こちらの施工を見て、隣家のリフォームを担当する施工会社より裏打ち工法を相談され、弊社が隣家の外壁も裏打ちさせていただいた事例です。

工事面積と築年数でみる戸建てリノベーションの費用

戸建てリフォーム 作業風景

リノベーション前

リノベーション後

工事面積 20.9坪
築年数 築40年
費用 1450万(税別)

 

こちらの施工事例は、もともと2世帯で戸建て賃貸されていた建物を1世帯にして同じく戸建て賃貸したいというご依頼でリノベーション工事をした建物です。

外階段で二世帯となっていた建物の外階段を撤去し、室内に階段を設置し大幅な間取り変更に加え、床暖房を設置、サッシも全て入れ替え、外構工事までした事例です。

 

 

 

築40年の2世帯アパートを1世帯の戸建て賃貸にリノベーション

築40年2世帯のアパートを1世帯の戸建て賃貸へリノベーション。

予算1500万の費用でリノベーション・フルリフォームはどこまでできる?まとめ

  1500万でできる 1500万でできない
面積目安と工事内容 25坪程度の内部スケルトンリフォーム 25坪以上の内部スケルトンリフォーム・25坪程度のフルスケルトンリフォーム
内装 メーカー標準品 素材変更(無垢材・珪藻土・漆喰・メーカー上位品
外装 外壁塗装、屋根葺き替え 外壁ガルバリウム鋼板張り、サイディング張り、左官仕上げ
基礎 そのまま利用 基礎補強
断熱 グラスウール充填 セルロースファイバー・硬質発砲ウレタン充填
設備機器 メーカー標準グレード メーカー上位グレード

●<ポイント>費用1500万の戸建てリノベーション(フルリフォーム)のポイントは築年数と外壁の傷み具合

費用予算1500万でのリノベーション(フルリフォーム)をベースに工事内容を考えますと、1階と2階を合わせた総面積が25坪程度の建物であれば、内部を躯体の状態まで解体し、自由に間取り変更が可能となります。水周り設備もすべて一新され見た目は新築と同様になります。ここで注意が必要なのが、リノベーション(フルリフォーム)の対象となる建物が何年前の建物であるかということです。昭和56年以前の旧耐震基準の建物であれば、基礎が無筋基礎であることが多く、基礎補強が必要になってきます。このような工事を入れると1500万をオーバーすることがあります。また断熱面でも、通常使用されるグラスウールではなく、セルロースファイバーや硬質発砲ウレタンなどグレードを上げていくと予算オーバーになってしまいます。外部は塗装工事を標準と考えますと、現状の外壁の状態が下地を含めて塗装工事で対応できるかどうか?モルタルが剥離を起こしていないか?などのチェックが必要でしょう。

住宅設備機器の仕様も各メーカーの標準品とされる商品であれば1500万でおさまるでしょう。しかし、標準グレードを上位グレードに変更したり、標準仕様であってもオプションをたくさんつけるなどバリューアップをしていくとオーバーすることも考えられます。

内装材も素材にこだわり無垢材に変更するなどすると1500万では収まらないケースが多いです。

更新日:2020年11月12日

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< 著者情報 >

稲葉 高志

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ハイウィル株式会社 四代目社長

1976年生まれ 東京都出身。

【経歴】

家業(現ハイウィル)が創業大正8年の老舗瓦屋だった為、幼少よりたくさんの職人に囲まれて育つ。

中学生の頃、アルバイトで瓦の荷揚げを毎日していて祖父の職人としての生き方に感銘を受ける。 日本大学法学部法律学科法職課程を経て、大手ディベロッパーでの不動産販売営業に従事。

この時の仕事環境とスキルが人生の転機に。  TVCMでの華やかな会社イメージとは裏腹に、当たり前に灰皿や拳が飛んでくるような職場の中、東京営業本部約170名中、営業成績6期連続1位の座を譲ることなく退社。ここで営業力の基礎を徹底的に養うことになる。その後、工務店で主に木造改築に従事し、100棟以上の木造フルリフォームを職人として施工、管理者として管理

2003年に独立し 耐震性能と断熱性能を現行の新築の最高水準でバリューアップさせる戸建てフルリフォームを150棟、営業、施工管理に従事。2008年家業であるハイウィル株式会社へ業務移管後、 4代目代表取締役に就任。250棟の木造改修の営業、施工管理に従事

2015年旧耐震住宅の「耐震等級3」への推進、「断熱等級4」への推進を目指し、 自身の500棟を超える木造フルリフォーム・リノベーション経験の集大成として、性能向上に特化した日本初の木造フルリオーム&リノベーションオウンドメディア 「増改築com®」をオープン

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※現在大変込み合っております。ご提案までに大変お時間がかかっております。ご了承のほどお願い申し上げます。

2025年の建築基準法改正が決定、フルリフォームに確認申請が義務化されることから、現在大変混みあっております。

お問い合わせも殺到状態のため、プランのご提案までに日数を頂いております。

首都圏のリノベーションにつきましては、2024年度工事枠は4月解体着工のお施主様まで埋まっております。

・直近は2024年5月GW明けの解体着工スタートに1枠が空きありとなります。※2024年2月6日時点

※ご契約順に施工班の予定を組ませて頂いております。スケルトンリフォームには6ヶ月程度の期間が必要になります。余裕をもったスケジュールでご相談をお願い申し上げます。

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必須

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必須

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(例:25坪・100㎡など)

(例:2000万程度など)

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