戸建フルリフォームなら「増改築.com®」TOP > 施工事例 > 都道府県で探す > 大阪府 > 豊中市 > 施工事例 H様 耐震等級3へフルリフォーム&リノベーション
建物概要 | |
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名前 | H様 |
場所 | 大阪府豊中市 |
築年数 | 築40年 |
構造種別 | 木造戸建 |
家族構成 | 大人2人 |
対象面積 | 23.29坪 |
リフォーム部位 | ベタ基礎/間取変更/断熱サッシ取替/外壁サイディング/セルロースファイバー/耐震等級3/屋根葺き替え/外構 |
工期 | 4.5ヶ月 |
価格 | 1900万 |
・地震が不安なので耐震等級3での耐震補強
をして欲しい。
というご要望から工事スタートした矢先の
2018年6月18日に震度6の大阪府北部地震
が発生。
・通り沿いの為、防音対策を兼ねて、断熱材
はセルロースファイバーを使用したい。
・ご夫婦お二人住まいでご主人が出張が多い為、防犯面には考慮して
ほしい。
・夏暑く冬寒い為、サッシは全て断熱仕様の
サッシへ取替したい
・床下を布基礎からベタ基礎へ
・外壁はサイディングにしたい。
大阪府豊中市でH様のご両親が建て、
建物を娘であるH様が引き継がれ
使いにくい間取りと設備機器の老朽化もあ
り、このたびフルリフォーム&フルリノ
ベーションを計画した。
H様は弊社の川崎市T様の施工事例を
ご覧頂いてお問合せを頂きました。
『施工事例T様と同じくらいの戸建て住宅なの
で、同じ様にできますか?』とご要望を頂き
ました。
T様の施工事例をご覧頂いて、
どの様な個所が気に入られたのかをヒアリン
グし、H様の生活と合わせた提案をさせて頂
きました。
H様のご実家を今後のライフスタイルに合わ
せて、断熱性・耐震性・防犯性を最優先に
工事内容もご提案をさせて頂きました。
耐震等級3を構築する耐震ガゼットを設置後
の2018年6月18日に、マグニチュード6.1、震
度6を観測したあの大阪北部地震が発生しま
した。
頑強な躯体に全く影響はでず、高い耐震性能
を実証させていただくことができました。
H様は数年前よりこちらの
「増改築com」をご覧いただいておられた
お施主様で、株式会社ハイウィルの関西拠点
オープンと同時に、ご依頼頂いたお客様です。
ご両親が40念以上前に建てられた戸建住宅
で大阪府豊中市の中でも人気のエリア、地下
鉄御堂筋線から直結する北大阪急行の「緑地
公園駅」から徒歩8分の木造一戸建てを何と
か残しつつ、暮らしやすい間取りで、この先
長期間安心して暮らしていける建物にしたい
とご要望がありました。
大阪府豊中市の築40年の建物、
今回のような、大幅な間取り変更をする
フルリフォームはしていないとお聞きし
ました。
外壁は数年前に塗装をしているとのことで
過去2度ほど外壁は塗装していることがわか
り、外壁のクラックによる構造躯体への雨
水侵入は、問題ないと現地調査で判断しま
した。
外壁を剥がすほうが良いと判断するケース、
内外部をすべてスケルトンにする、
内外部スケルトンリフォームではなく、
内部のスケルトンリフォームで、
安心できる建物が施工できることがわかりま
した。
豊中市のH様邸のフルリフォームでは、
耐震等級3への耐震補強が決まっていました。
既存の基礎と壁倍率6.3倍の耐力壁を結合させ
るため、基礎のコンクリート強度をテストし
て増し基礎が必要かどうかを検証します。
築40年の浴室。
「補修をしながらなんとか使用来て来まし
た」とお伺いしました。
しかしながら目地にどうしてもクラックが入
り、水が浸水している状態でした。
脱衣所と浴室間の土台は
差し替えが必要と判断しました。
階段下のトイレは、
今回のフルリフォーム後には、
階段の上がり口となり、
フルリフォーム後の階段下スペースは、
自転車をいれるスペースとなります。
昭和40代~昭和50年にかけて
建てられた建物であると、
間取りや仕様建材をみていると
よくわかります。
この時代に流行った化粧板張りの洋間。
勝手口はフルリフォーム後には、
塞ぐプランとなりました。
既存の階段の上がり口スペースは、
玄関に自転車を設置するスペースを
プランしました。
廊下と居室の割り付けは、
フルリフォーム後の間取りでも変更はせず、
和室とつながる台所をつなげLDKにする
配置としました。
一人でお住まいだったH様は、
ほとんど二階は使っていないという状態でし
た。今回のリフォームは、内部をすべて解体
するスケルトンリフォームのため、間取り変
更の自由度は高く、寝室と大きな
クローゼット代わりに使用する洋室を提案さ
せていただきました。
H様のご両親が、
「地元の腕利きの大工に建ててもらった」
と聞いておりましたが、
小屋組はしっかりと作られ、
あらゆる仕口には、当時では珍しく
金物も施工されていました。
車や人通りに面している家なので、
寝室は安全性を優先して、
2階に設置させて頂きました。
1階には大きくLDKと
水周りをゾーニングしました。
コスト面を考慮し、
極力サッシは既存と同じ位置で
プランをさせて頂いております。
H様の耐震等級3への戸建て内部スケルトン
リフォーム、戸建リノベーション工事はこう
してはじまりました。
近隣挨拶が終わり、
いよいよ着工となりました。
今回のH様戸建フルリフォームは、
内部スケルトンリフォームでの間取りの変更
が主題となっておりますが、耐震等級3とい
う、リフォームではほぼ事例のない、耐震性
能向上がポイントとなります。
※新築でも耐震等級3で施工されている建物
はまだまだ少ない現状である中で、築40年の
構造体の耐震性能を格段に上げるために、許
容応力度計算をして、耐力を綿密に計算し、
その計算に基づき工事をしていく流れとなり
ます。
外部への壁倍率6.3倍の補強ガゼットを
必要箇所で設置し、偏心率も下げ計画をしま
した。
外部工事で絡んでくる工事は、
屋根工事にはじまり、
補強ガゼット設置のための外壁剥離解体と、
既存サッシから断熱サッシへの変更による
窓周り解体から窓サッシの設置、
壁倍率6.3倍の補強ガゼットの設置、
その後防湿シート張り、ガルバリウム鋼板張
りで足場をフル活用します。
補強ガゼットの設置位置は、
モルタル外壁の剥離が必要になり、
モルタルへカッターを入れる解体の際に、
かなりの粉塵が舞うことから、
防煙シートも張ります。
H様邸の戸建てフルリフォーム時には、
台風が多い年であったことから、
台風の予報をみては、
何度も養生シートを仕舞いにいきました。
スケルトンリフォームの際に、
解体後真っ先に着手するのが、
屋根の野地板の増し張りです。
屋根の下地となる野地板を構造用合板へ張
り、ルーフィングまで行います。
今回のH様邸では、
内部スケルトンリフォームであったため、
内部を躯体の状態まで解体していきます。
これらは機械が入らないため、
すべて手壊しとなります。
解体が終わり、躯体が現れてきました。
風呂周りの土台が予想通り傷んではおりまし
たが、その他は、この年代にしては、しっか
りと建てられていました。
通し柱が腐っていたり、
主要な梁までがシロアリの被害にあっていた
りなどさまざまな現場を見ていますが、H様
の建物は、しっかりと施工がされていたこと
がわかります。
解体が終わると、基礎工事に入ります。
布基礎の内側や外側に、
添えて補強する添え基礎(増し基礎・抱え基
礎)で補強する補強法もありますが、
H様宅の地盤は、
比較的地盤の強いエリアということもあり
ベタ基礎での補強を選択しました。
軟弱地盤にベタ基礎を補強をしてしまいます
とベタ基礎の重さから、かえって地震力を受
けるため、軟弱地盤では抱え基礎を選択する
のがセオリーとなります。
戸建てスケルトンリフォームをする際は、
基礎補強が必須になりますので、
どの工法を選択するかは、
現場調査の精度が問われるところです。
まずは、レベルをしっかりと出し、
鋤取りをしていきます。その後転圧をしま
す。
防湿シートはしっかり重ね厚をとり、
破れたりしないよう注意して
張り込んでいきます。
防湿フィルムはしっかりとテープで止めてい
きます。
この後の配筋で防湿フィルムに穴があいてし
まったり傷がついてしまう場合があります
が、そのような場合もテープでしっかりと塞
ぐことが大切です。
既存の布基礎へ200mmピッチで孔をあけ
D13の鉄筋を差し筋し配筋工事に入ります。
配筋の際の注意点は、縦筋の定着部分とスラ
ブ筋などの継手が、重なる際に多重結束をし
てしまうことです。
このようなケースでは鉄筋とコンクリートの
付着不良を起こす恐れがありますので注意を
します。
排水の先行配管があり、注意が必要になるの
が、基礎底盤のスラブ筋の下のかぶり厚にな
ります。
配管をしている部分にスラブ筋を切断しない
よう注意が必要です。
大阪府豊中市N様邸フルリフォームでは、
内部のスケルトンリフォームを選択しまし
た。
外部を剥がさず内部の構造補強後に、
外壁より耐震等級3への耐震補強工事を
することになっております。
一般住宅では新築であっても、
構造計算の義務が定めれておりませんので、
ザル法となっているのが現在の建築業界です
が、弊社では、
スケルトン(躯体)状態にするような、
大規模な戸建てフルリフォームの場合、
許容応力度計算をし、
補強計画がたてております。
補強法は構造計算に基づき実施されるため、
基礎と木工事への指示が必要となりますの
で、軸組図を作成し、図面通りに施工の指
示を出します。
既存の柱の位置、抜く柱の位置、
新たな間取り変更で必要になる新設柱、
梁補強が必要な箇所を明確にします。
今回のの梁補強では1階に4箇所、
2階に3箇所の梁補強が
必要になることがわかります。
今回の大阪府豊中市の事例では、
梁補強は充腹梁としました。
充腹梁の詳細を明記し許容応力度計算通りに
正確な施工法も明記していきます。
充腹梁の制作当たり、
制作に漏れがないよう、
許容応力度計算の耐力を保持できるよう
計算の数字が充たされる金物を指定し指示を
します。
打ち込むビスの間隔や本数も指定します。
基礎工事が完了すると、
↑の指示図面に基づき、
大工との綿密な現場打ち合わせ
が始まります。
解体前に予想していた既存の構造躯体
と整合性がとれているか。
傷み具合を含めて再度全体をみていきます。
抜く柱に×をいれ、新規で柱が新設させる箇
所へも墨を入れていきます。
構造体の補強は、耐震補強という観点から、
戸建フルリフォーム、戸建てリノベーション
では、最も重要な工程になります。
こちらの建物は、許容応力度計算をして
金物1つにまで耐力計算をしております。
熟練大工が担当するパートになりますが、
正しい耐震補強工事では、
大工の勘で補強することは許されません。
耐震補強では国で定めれている納め方が
決まっているのです。
大半の工務店やリフォーム会社、
もっと言えば大手までもが、
これらを遵守して施工していない会社
が事実としてあります。
「増改築com」を運営するハイウィルで
は、不安な構造体が、今なお新築で立て続
けられている理由は、建築基準法での四号
特例と呼ばれる規定であると考えています。
最も多く建てられている、
居住用の木造二階屋の建築確認に、
構造計算しなくてよいという例外措置が、
弱い建物を増産しているのです。
高度経済成長での大量生産時代に、
このような例外規定は必要であったので
しょうが、大量消費時代は終わり、個別
受注生産の時代となっている今なおこの
例外規定があることが不思議です。
そのため新築で不要とされている
この構造計算(許容応力度計算)を
リフォームで実施する会社は、
大手リフォーム会社でも
ゼロと言ってよいでしょう。
耐震等級3の躯体にするためには、
許容応力度計算なしには実現することは
不可能なのです。
今回の大阪府豊中市での木工事では、
許容応力度計算に基づく
耐震等級3(評点1.5)への
補強計画の一部となる
梁補強工事となりました。
そもそも、
リフォームで許容応力度計算をしている会社
は、先述した通り、新築ですらしなくてよい
規定になっている現状から見たことがないの
ですが、新築での最高基準となる耐震等級3
グレードをクリアするためには必要となりま
す。
柱を抜いて梁を架ける。
その際に既存梁の下端に、
8寸梁、尺梁を入れる方法もあります。
今回充腹梁を採用した経緯として、
天井高の問題がありました。
8寸梁や尺梁を入れてしまうと、
天井から梁型がどうしても出てきてしまいま
す。
今回は少しでも梁型が出ないようにしたい
という施主の要望もあり、
充腹梁を採用しました。(手間はかかります)
充腹梁はのメリットとして、
金物で接合する既存梁の梁背(梁の背の高
さ)を含んで耐力計算をするため、一体化
させ接合する新規梁材の高さは、あらたに
新設する梁よりも背が低くてすむのです。
その為、天井高が高く取れるメリットがある
のです。
H邸の戸建てフルリフォームでは、
リフォームではほぼ実施している会社はない
許容応力度計算を実施し、
新築での最高耐震等級となる
耐震等級3の構造計算をしております。
耐震補強での評点でいう1.5での
計算になります。
施工法は、
9mmの構造用合板の4隅に構造補強
ガゼットを耐力壁へ設置。
既存の布基礎へは、
アラミド繊維を金属プレートと緊結し
アラミド繊維付きの金属プレートを
あと施工アンカーで布基礎へ固定します。
無筋基礎のケースでは、
このプレートを
既存基礎と増し基礎の間へ固定しますが、
H様邸においては、無筋基礎ではなかったた
めあと施工アンカーでの結合となりました。
この工法での補強法により。
壁倍率は6.3倍となります。
下記のような指示図に基づき施工していきま
す。
この工法での補強法にはさまざまな方法が
ありますが、H様邸においては、ス
タンダードな方法での補強工事となりました。
構造計算で指示がある耐力壁部分のモルタル
外壁をカッターで剥がしていきます。
外部からだけでの補強を目指しましたが、
玄関の突き当り部分、
階段の上がり面に、
構造計算上どうしても
6.3倍の耐力壁が必要であることから、
室内への設置もしていきます。
釘等の金物はすべて指定品を使用し、
ビスを打つ間隔、数も守るために、
シールを張り打ち込み間隔を
遵守させます。
1階と2階に連続して構造補強ガゼットを設
置する場合、桁での固定をし、補強ガゼット
同士を固定します。
これがホールダウン金物と同様の働きをする
のです。
つまり、基礎から一階、2階までを固定結合
してしまう工法になります。
基礎と耐力壁を結合するためのパーツは、
ホールダウン金物と同じ意味を持ちます。
土台と基礎を結合するのがホールダウン金物
ですが、この方法では、耐力壁自体を基礎と
結合させる工法のため強い構造体となるので
す。
基礎への結合が完了しました。
アラミド繊維にエポキシ樹脂接着剤を塗布
し、構造補強ガゼットを固定します。
一間のスパンで設置された補強ガゼット。
最後に重要なのが、ガゼットの中央にある
孔。
この穴にボルトを打ち込むことでテンション
がかかる構造になっておりますので、金物を
本締めした先にガゼットが↑に引っ張られ完
成となります。
指定の構造補強ガゼット設置位置には、同様
に、あと施工アンカーで基礎補強をしていき
ます。
補強ガゼットの設置が完了し、築40年の建
物が耐震等級3の構造体として生まれ変わり
ました。
これらの基礎、耐震補強工事を完了した1週間
後の、2018年6月18日に震度6の大阪府北部
地震が発生しました。
H様からも地震直後にご心配からお電話を頂
きました。
豊中市だけでなく大阪北摂エリアでも
大きな被害を生み出した大地震でしたが、
新たに構築したH様邸の木造構造躯体はビク
ともせず、基礎と耐震ガゼットの結合はもち
ろん、アラミド繊維、充腹梁には全く影響は
出ていませんでした。
その後、交通機関の回復とともに、
次工程の断熱工事に取り掛かる事ができまし
た。
大阪府豊中市のH様邸で採用された断熱材は
セルロースファイバーです。
当初は高性能グラウスウールでのご提案を
させていただいておりましたが、吸音実験
でセルロースファイバーの吸音効果を体感
され、セルロースファイバーの採用となり
ました。
セルロースファイバーは、
外周面の2階天井、1階、2階の外周周りを
すべて充填していきます。
工事側でのセルロースファイバー充填の注意
点は、工程として一番早いタイミングで設置
されるシステムバスを設置する前に、浴室側
の充填を行うという点です。
浴室面のみセルロースファイバーが充填でき
ないと、せっかくの断熱性能は絵に描いた餅
となってしまうからです。
セルロース充填できる壁下地を作るまでに
は、補強などが絡んできます。
補強でかなりの時間を費やす現場となります
と浴室部とその他で二回に重点を分けること
もあります。
新規サイディングはKMEWさんの
長石柄Ⅱ MAW5101V27S
です。サッシはYKKのプラチナステンを
ご選定頂きました。
玄関ドアは自電車を玄関内に入れるのに
少しでも楽になる様、YKKap社の2枚連
動引き戸を採用しました。
玄関の有効開口が903.5mmと通常の2枚
引戸の1.3倍の開口が取れます。
車椅子やベビーカー等が玄関に入りやすい様
にご選定を頂く方も多いです。
玄関の土間タイルは、300角のLIXILコンテ
NO:3を使用しています。
お部屋全体全てホワイトで統一されたので、シンプルモダンなイメージになりました。
1階は間仕切り戸を開けばワンフロアになり、とても開放的になります。
階段は既存位置とあまり変わらない位置ですが勾配は緩くしてあります。
2階には新たにトイレを設置致しました。
極力廊下を少なくし、居住スペースを多く取りました。
2階に洋室2部屋です。こちらの洋室は間仕切
り戸があり、開けばワンフロアにもなりま
す。
既存外壁はモルタル仕上げです。
H様は外壁塗装をされたばかりで、当初は
外壁はそのまま活かすプランでご提案はさ
せて頂いてました。
サッシは全て取替になるので、既存サッシ
を取る際、窓廻りを大きくカットしなくて
はなりません。
窓を外した開口に、新たに下地を組み新しい
サッシを入れます。
そうすると、既存の外壁と新たに窓廻しだけ
作った下地に少しの段差が出てしまいます。
その場合、窓廻りだけ塗装をすると幾ら色を
近づけて塗っても差は出てしまいます。
目立たなくする為には、全体をパターンの付
いた塗装で仕上げるか外壁サイディングを貼
るかになります。
最後まで迷われて、
せっかく新築の様になるのなら…
外壁もサイディングにしたいです。
とご要望を頂きました。
大阪府豊中市のH様は、弊社でリフォームをされる2年前より「増改築com」をご覧いただいていたお施主様でした。
ご夫婦2人住まいのH様は、ご両親から引き継がれた今回の建物に強い愛情を持たれており、豊中市の中でも、梅田ー新大阪ー千里中央に、15分で直接アクセスできる北阪急急行電鉄の「緑地公園駅」から徒歩8分という資産価値も正しく理解されておられるお施主様でした。
ただ、築年数が40年とかなり古いことから、安心、安全なライフスタイルをお家のフルリフォームで再構築できるかが、大きなネックとなっておりました。
東京、神奈川、千葉、埼玉の一都三県の首都圏エリアもそうですが、関西でも大阪、京都、神戸の京阪神エリアも新築に建て替えしたくても現在の建ぺい率やセットバックの制限などから、新築での住まいが大幅に小さくなってしまう。そもそも再建築不可のエリアで建て替えできない、こういったニーズに耐震等級3を実現した上でのフルリフォームやスケルトンリフォームで技術に応える木造戸建のエキスパート企業が、現状ほとんど見つけることができない・・・
弊社が大阪府と京都(京阪神間)での施工を開始したのは、2年前からH様からのご相談を頂いた経緯からです。
たくさんの事例をご覧いた中で、横浜市のT様邸の事例と同じ仕様で工事がしたいと間取りのご要望をお聞きする前に工事内容の具体的なご相談を受けました。
間取りを何度もメールでお打合せさせていただき決定致しました。共働きでご自宅を空けてしまう事もあるとの事で、防犯面に配慮したプランとなりました。
性能面では、築40年超の建物を現行の新築での最高等級となる耐震等級3での補強計画を許容応力度計算をさせていただき耐震補強を致しました。断熱もしっかりやりたいとの要望でしたので、セルロースファイバーによる充填断熱、サッシは樹脂サッシとしました。
耐震と断熱の性能向上を軸にご予算を振り分けられ、住宅設備機器や建材は卸値価格で提案させていただきました。
結果的にご予算内での満足いくフルリフォームとなり、大変お悦びいただけました。工事期間中はH様のお姉さまが、頻繁に現場に足をお運びくださり、飲み物やお菓子をお持ちいただくなど職人への気遣いまで頂き感謝しております。
工事完了後には、当初予定がなかった外構工事までご依頼頂きました。
これから従来の東京や横浜だけでなく、大阪、京都、神戸の京阪神エリアでもハイウィルを末永いおつきあいをしていければと考えております。
H様、ご依頼いただきましてありがとうございました。
■全国のフルリフォーム・リノベーション『ピックアップ事例』※プロの詳細解説付きレポート
どのようなお悩みのご相談でも結構です。
あなたの大切なお住まいに関するご相談をお待ちしております。
営業マンはおりませんので、しつこい営業等も一切ございません。
※設計会社(建築家様)・同業の建築会社様のご相談につきましては、プランと共にご指定のIw値及びUa値等の性能値の目安もお願い申し上げます。
※現在大変込み合っております。ご提案までに大変お時間がかかっております。ご了承のほどお願い申し上げます。
2025年(令和7年)の4月1日建築基準法改正が決定、2025年(令和7年)4月以降に着手するフルリフォームに確認申請が義務化されることにより、現在大変混みあっております。
お問い合わせ・ご相談多数のため、ご返信、プランのご提案までに日数を頂いております。ご了承の程お願い申し上げます。
首都圏のリノベーションにつきましては、2024年度工事枠は10月解体着工のお施主様まで埋まっております。
・直近は2024年11月初旬の解体着工スタートより空きありとなります。※2024年9月13日時点
※ご契約順に施工班の予定を組ませて頂いております。スケルトンリフォームには6ヶ月程度の期間が必要になります。余裕をもったスケジュールでご相談をお願い申し上げます。
図面や写真等を送信いただく場合、また入力がうまくいかない場合は、上記内容をご確認のうえ、下記メールアドレスまでご連絡ください。
営業時間:10:00~18:00(土日祝日を除く)