戸建フルリフォームなら「増改築.com®」TOP > 施工事例 > 都道府県で探す > 新潟県 > 阿賀野市 > 施工事例 TK様 耐震性能・断熱性能は国の基準の2倍!
お客様は、以前お世話になったお客様の息子さんご夫婦でした。
住まいづくりに関して何もかも初めてなので、土地探しから相談したいということで、ご夫婦の通勤やこれから生まれてくる子供の通学などの利便性と、両実家からの距離を踏まえ た土地探しから二人三脚で始めました。
条件にあった土地には、立ち木や盛り土がありましたが、土地の価格と付帯工事費を相殺しても価格が見合うと判断し、この土地での家づくりをおすすめしました。
建物概要 | |
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名前 | TK様 |
場所 | 新潟県阿賀野市 |
構造種別 | 木造軸組み二階建 |
家族構成 | ご夫婦とお子さん1人 |
建物面積 | 131.37 m²(39.8 坪) |
工期 | 非公開 |
価格 | 非公開 |
今回の新築工事で、TK様からのご要望は以下の3点です。
プランのポイントは、夫婦共働きなので負担なく家事ができるような動線を確保することと、すっきりと暮らすことができる効率的な収納計画でした。
まず、玄関から食品庫・キッチンへとつながる動線と、玄関からリビングへ繋がる動線の二つを設け、帰宅後の家事とくつろぎの空間へスムーズに動くことができるようにしました。
また、キッチンからリビング・和室・外の景色を眺められるようにして、家事をしながらも家族のコミュニケーションが確保できるようにしました。
事前に、細かい収納計画を打ち合わせて、収納の中に掃除機用のコンセントを設置したり、手持ちの家具などもウォークインクローゼットに置く場所を確保したり、なるべく生活感が表に出ないような工夫することと、面積以上の収納量を確保するため、棚やハンガーパイプなどを充実させ、インテリアはオリジナルの造り付け家具で、安全でトータルコーディネートできるようになっています。
外壁と 1 階は漆喰で仕上げ、落ち着いた内外装を実現しました。
性能も、断熱性・耐震性は国の基準の 2 倍相当で、冬暖かく夏涼しい、安心して暮らすことができる住まいが完成しました。
図面非公開です
▲立ち木や盛り土がありましたが、土地の価格と付帯工事費を相殺しても、条件・価格が見合うと判断し、この土地での家づくりをおすすめしました。
▲地鎮祭・・・工事の安全を祈ります。
▲地盤改良・・・環境パイルS工法(木材を利用した環境負荷軽減工法)
▲工法イメージ
地盤の弱い土地に大きな建物を建てるには、地盤改良は必要になります。
その方法は様々ありますが、セメントを流し込む、鋼管を地面に打ち込む、などが主流でした。
環境パイルS工法とは、これまでの金属やセメント等に代わって地盤補強材として天然材料である木材を用いたエコロジーな工法です。地盤補強材の支持力と地盤そのものの支持力で複合的に地盤を補強し、建築荷重を支えます。
具体的には、耐久性を上げる加圧注入保存処理をした木材を地上からまっすぐ強固な地盤まで重機を使って貫入します。加圧注入保存処理をすることで腐朽や白アリを防ぐことができ、耐久性が大幅に向上します。JISに基づく耐候試験で60年以上の高耐久が確認されています。
▲鉄筋検査・・・鉄筋の太さや重なりの長さをチェックします
▲頑丈な基礎が完成しました。
▲足場を組んで、建て方の準備をします。
▲基礎と土台の間に防蟻部材防蟻・防湿・防腐部材の土台ガードと基礎パッキンを挟みます。
▲基礎の上に土台を敷きます。
▲1階の柱を立て、桁・梁を組んでいきます。
▲1階が終わったら、2階の柱・桁・梁を組みます。
▲屋根の一番高い位置にある棟木を組みます。
▲屋根の一番高い位置にある棟木を組みます。
▲屋根の傾斜に沿って垂木を組みます。
▲家の骨組みが出来上がりました。
▲防蟻処理…基礎立ち上がり内側(ホウ酸換算24%処理溶液)
▲防蟻処理…配管貫通部、基礎セパレート部、玄関打継ぎ部ホウ酸入りのシーリング材「ボレイトシール®」
▲防蟻処理…木部処理 使用薬剤 防カビプラス 配合される防カビ剤「ボロンdeガード®防カビプラス」
▲防蟻処理…木部処理 使用薬剤 「ティンボアPCO」(日本木材保存協会認定 A-5431) 適用範囲 JIS K1571:2010 付属書A (規定)
▲耐震等級3相当にレベルアップするため、制振ダンパーを、計算上決められた位置に決められた本数設置します。
▲床断熱・・・硬質ウレタン現場発泡60㎜厚
▲壁断熱・・・硬質ウレタン現場発泡60㎜厚
▲天井断熱・・・硬質ウレタン現場発泡105㎜厚
▲外周り耐震パネル・・・モイスTM
▲モイスの上に遮熱シート・・・タイベックシルバー遮熱シートの上に胴縁を打って、通気層を確保
▲付加断熱・・・EPS25㎜厚
▲外壁下塗り・・・EPSにパレックスベースコートを下塗り
▲外壁中塗り・・・下塗りが乾く前にメッシュシートをベースコートで塗り込む
▲外壁上塗り・・・中塗りが乾いてからアルカリ漆喰(パレックスフィニッシュコート)で仕上げる
モイスTMとは、壁の下地材、耐力面材です。
耐力面材とは、壁面が一体となって外からの衝撃を分散させる建材であり、柱や筋交いだけで支える場合よりも家の強度が高まります。
モイスTMは天然素材の鉱物が主成分で有害物質を含まない環境にやさしい建材です。
壁内の断熱に加え、外部に断熱性が高く湿気や雨にも強いEPSを付加断熱として施工しています。
EPSとはビーズ法ポリスチレンフォームといって、炭化水素系発泡剤を使用して発泡成形される発泡プラスチックです。気泡内部が空気であるため、代替フロンなどを使用する断熱材に比べて熱伝導率はやや大きくなりますが、オゾン層を破壊せず、地球温暖化係数が小さいとされています。環境保全に配慮した発泡プラスチック断熱材です。
▲屋根・・・ガルバリウム鋼板
▲一階床…杉無垢浮造り仕上げ30㎜厚
▲1階LDK壁材…珪藻土塗り壁(スーパーゼオライトエコナ)
▲二階床…赤松無垢30㎜厚
== 外観==
▲一階はブラウン、二階はオフホワイトの漆喰塗り壁。ブラウンの縦格子でアクセント
== 玄関==
▲手前はお客様、奥は家族用の玄関。奥の扉の向こうは食品庫からキッチンへ続く。毎日のお買い物もキッチンへ楽々
== 1F ==
▲廊下を無くして、エアコン1台で冷気と暖気が家中に。床は杉無垢浮造り仕上げ、壁はスペイン漆喰の塗り壁。
▲キッチンからの眺めが最高。家事をしながらテレビを見たり、子供への目配りも。
▲リビングから繋がる和室。落ち着いた色合いの和紙畳でコーディネート。窓側天井には暖気を二階へまわすためのスノコ天井。
▲壁の厚さを利用したリビング収納。中央にはおしゃれな本をディスプレイ。上部棚にはLANを置いて配線を背面にまわしてスッキリ。
▲玄関・食品庫・キッチン・リビングへの動線を確保。背面壁にはタイルを貼ってアクセントに。キッチンはトクラスの『Bb(ビービー)』。
▲奥行きの深いカウンターと収納量の大きい引出しキャビネット。ゴミ箱の置き場も確保。
▲広さだけでなく、可動棚を細かく設置した大容量の食品庫。玄関から直接続く動線が便利。勝手口からそのまま外へゴミ出しも。
▲一階と二階、それぞれのインテリアのイメージに合わせたトイレのアクセントクロス。
== 2F ==
▲広々とした二階ホールは子供たちのプレイスペースに。窓側には天井に物干し金具を取り付けて物干しスペースも確保。
▲シンプルな寝室には、天井にアクセント付けて。造作テレビボードとドレッサースペース。
▲可動棚とハンガーパイプをたくさん設置して、衣替えも楽々。
▲シンプルで機能的な子供部屋。
以前お世話になったお客様の息子さんご夫婦の新築工事でした。
信頼関係ができていた分、それにお応えできるように真摯な気持ちで新築工事に取り組ませていただきました。
若いご夫婦でしたので、無理のないローン返済でできるように、土地探しから始めさせていただきました。
不動産会社に出ている土地以外も、周辺をいろいろとまわって探し、場所・価格・広さともぴったりの土地を見つけることができました。
立ち木と建物がありましたが、撤去費用の見積りをしてみると、他よりも安く手に入れられることが分かり、ご提案させていただき、土地を決めていただくことができました。
耐震性能・断熱性能・耐久性・健康だけでなく、内装・外装とも塗り壁にするなど、こだわりの家が完成しました。
引っ越しのお手伝いをさせていただいた際、ご夫婦だけでなく、ご両親やご兄弟にも喜んでいただいて、お引き渡しをすることができました。 このご縁をいただき感謝しております。
末永いお付き合いをよろしくお願いいたします。
TK様、この度はご依頼をいただき、誠にありがとうございました。
何もかも初めての住まいづくりで不安がありましたが、土地探しから相談できたのでとても安心でした。
ローンの返済を、今の家賃とあまり変わらないようにという要望がありましたが、土地と建物を合わせた総予算から考えて頂いて、理想の住まいづくりをすることができました。
立ち木と小さな小屋のような建物があった土地でしたが、土地の価格とそれらの撤去費用を相殺してもお買い得というアドバイスをもらって、土地を決めることができました。
夫婦両方の実家のちょうど中間地点あたりなので、両親からも喜ばれました。 自然素材の良さはもちろんのこと、断熱性能にこだわった建物で、真夏でも外出から帰って 家に入ると、確実に外気より涼しくて、心地いい家にして頂きました。
引っ越しの直前に子供が生まれましたが、住み心地が良いので、出産後実家に戻らずに、新しい家で子育てをスタートしました。
■全国のフルリフォーム・リノベーション『ピックアップ事例』※プロの詳細解説付きレポート
フルリフォーム(全面リフォーム)で最も大切なのは「断熱」と「耐震」です。耐震に関する正しい知識を知り大切な資産である建物を守りましょう。
戸建てリノベーションの専属スタッフが担当致します。
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お気軽にお問合せください
どのようなお悩みのご相談でも結構です。
あなたの大切なお住まいに関するご相談をお待ちしております。
営業マンはおりませんので、しつこい営業等も一切ございません。
※設計会社(建築家様)・同業の建築会社様のご相談につきましては、プランと共にご指定のIw値及びUa値等の性能値の目安もお願い申し上げます。
※現在大変込み合っております。ご提案までに大変お時間がかかっております。ご了承のほどお願い申し上げます。
2025年(令和7年)4月1日より建築基準法改正が施行されました。現在大変混みあっております。
お問い合わせ・ご相談多数のため、ご返信、プランのご提案までに日数を頂いております。ご了承の程お願い申し上げます。
改正後の新法では、4号特例措置が廃止され、一般住宅の多くの建物である2階建て以下かつ200平方メートル以下の建築物は2号となり、大規模修繕・大規模模様替えを行う場合には、建築確認申請が必要となります。
大規模修繕や大規模模様替えを行う場合、
つまり、主要構造部(壁、柱、床、梁、屋根、階段)の50%を超える修繕工事等を行う場合は、建築確認申請が必要となることが決まりました。
今回の改正では、床の下地を含む張替え、階段の変更、間取りの変更等が含まれます。
詳細解説はこちらをお読みください。
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