戸建フルリフォームなら「増改築.com®」TOP > 施工事例 > 都道府県で探す > 新潟県 > 新発田市 > 施工事例 TH様 自然素材を使った高性能住宅
建物概要 | |
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名前 | TH様 |
場所 | 新潟県新発田市 |
構造種別 | 木造軸組み二階建 |
家族構成 | ご夫婦とお子さん3人 |
建物面積 | 非公開 |
工期 | 非公開 |
価格 | 非公開 |
今回の新築工事で、TH様からのご要望は以下の3点です。
プランのポイントは、「健康」「耐震性」「断熱性」「気密性」を重視した高性能住宅にするだけでなく、広い吹抜や薪ストーブを導入するなど、癒しの空間づくりのご提案もさせて頂きました。
図面非公開です
▲地鎮祭・・・工事の安全を祈ります。
▲地盤改良・・・環境パイルS工法(木材を利用した環境負荷軽減工法)
▲工法イメージ
地盤の弱い土地に大きな建物を建てるには、地盤改良は必要になります。
その方法は様々ありますが、セメントを流し込む、鋼管を地面に打ち込む、などが主流でした。
環境パイルS工法とは、これまでの金属やセメント等に代わって地盤補強材として天然材料である木材を用いたエコロジーな工法です。地盤補強材の支持力と地盤そのものの支持力で複合的に地盤を補強し、建築荷重を支えます。
具体的には、耐久性を上げる加圧注入保存処理をした木材を地上からまっすぐ強固な地盤まで重機を使って貫入します。加圧注入保存処理をすることで腐朽や白アリを防ぐことができ、耐久性が大幅に向上します。JISに基づく耐候試験で60年以上の高耐久が確認されています。
▲鉄筋検査・・・鉄筋の太さや重なりの長さをチェックします
▲頑丈な基礎が完成しました。
▲足場を組んで、建て方の準備をします。
▲基礎と土台の間に防蟻部材防蟻・防湿・防腐部材の土台ガードと基礎パッキンを挟みます。
▲基礎の上に土台を敷きます。
▲1階の柱を立て、桁・梁を組んでいきます。
▲太い丸太の大黒柱を立てます。
▲1階が終わったら、2階の柱・桁・梁を組みます。
▲屋根の一番高い位置にある棟木を組みます。
▲屋根の傾斜に沿って垂木を組みます。
▲家の骨組みが出来上がりました。
▲防蟻処理…木部処理 使用薬剤 「ティンボアPCO」(日本木材保存協会認定 A-5431) 適用範囲 JISK1571:2010 付属書A (規定)
▲耐震等級3相当にレベルアップするため、制振ダンパーを、計算上決められた位置に決められた本数設置します。
▲床断熱・・・セルロースファイバー(スーパージェットファイバー)120㎜厚
▲壁断熱・・・セルロースファイバー(スーパージェットファイバー)120㎜厚
▲天井断熱・・・セルロースファイバー(スーパージェットファイバー)300㎜厚
▲気密測定(減圧法)
▲測定結果…C=0.4㎠/㎡
▲第一種換気システム(ダクトレス熱交換換気)日本スティーベル製
▲熱交換換気のイメージ
換気システムとは、窓を開けなくても換気装置を使用して強制的に室内の空気の入れ替えができるシステムです。
建築基準法により設置が義務づけられているため、2003年以降に建てられた日本の新築の住宅には必ず設置されています。結露やカビ・ダニ、シックハウス症候群などの抑制に効果的です。
換気システムの換気形式には、大きく分けて第1種から第3種まで3つのタイプがあります。
住宅用に使用される換気システムは、第1種換気方式と第3種換気方式が一般的です。
その中で第1種換気方式とは、給気・排気とも機械換気で強制的に行う換気方法です。機械換気の中で最も確実な給気・排気が可能で、空気の流れを制御しやすく戸建・集合住宅ともに適しています。
ちなにみ第2種は給気が機械換気、排気は排気口からの自然換気、第3種はその逆のシステムです。
熱交換換気とは、排気する熱を再利用することで、冷暖房費を削減できる換気システムです。熱交換換気は屋外に排出する汚れた空気から熱を回収し、新鮮な外気を室温に近づけてから室内に給気します。それにより換気による住宅の熱損失を防ぐのです。熱交換率90%ということは、換気による熱損失が30%から3%となり、冷暖房費を大幅に削減することが可能にできるのです。
▲耐震…耐震パネル(モイスTM)で建物の周囲を囲みます。
▲気密テープですべての隙間を塞ぎます。
▲EPS25㎜厚を外周に貼り付加断熱します。
▲外壁下塗り・・・EPSにパレックスベースコートを下塗り
▲外壁中塗り・・・下塗りが乾く前にメッシュシートをベースコートで塗り込む
▲外壁上塗り・・・中塗りが乾いてからアルカリ漆喰(パレックスフィニッシュコート)で仕上げる
▲外壁仕上げ・・・外壁が乾いてから撥水コートで仕上げる
モイスTMとは、壁の下地材、耐力面材です。
耐力面材とは、壁面が一体となって外からの衝撃を分散させる建材であり、柱や筋交いだけで支える場合よりも家の強度が高まります。
モイスTMは天然素材の鉱物が主成分で有害物質を含まない環境にやさしい建材です。
壁内の断熱に加え、外部に断熱性が高く湿気や雨にも強いEPSを付加断熱として施工しています。
EPSとはビーズ法ポリスチレンフォームといって、炭化水素系発泡剤を使用して発泡成形される発泡プラスチックです。気泡内部が空気であるため、代替フロンなどを使用する断熱材に比べて熱伝導率はやや大きくなりますが、オゾン層を破壊せず、地球温暖化係数が小さいとされています。環境保全に配慮した発泡プラスチック断熱材です。
▲薪ストーブの煙突工事
▲三州の洋風焼瓦で屋根を葺きます。
▲一階床…杉無垢浮造り仕上げ15㎜厚
▲1階LDK壁材…珪藻土塗り壁(スーパーゼオライトエコナ)
▲二階床…赤松無垢30㎜厚
▲二階壁材…土佐和紙
== 外観==
▲優しいイエロー系の漆喰塗り壁と薪ストーブの煙突が映えます。
== 玄関==
▲袖に明かり取りを配した断熱玄関引き戸。玄関ホール脇には天井までの鏡を設置。
▲リビングに続く引戸は光を通し、和室に続く引戸は落ち着いた木製建具。
▲シューズクローゼット兼家族 のコートなどを掛けられる収納。
== 1F ==
▲大きな吹抜けから降り注ぐ外の光。冬は薪ストーブで家中暖かに。床はオーク無垢材で、壁は珪藻土塗り壁の健康素材。
▲吹抜けから見上げる丸太の大黒柱。
▲天井を無垢板と和紙を貼り分けてアクセントに。畳は無垢材に合う淡い色の和紙畳。
▲ダイニングにカウンターデスクを造作して、子供たちのリビング学習も。
▲リビングカウンターデスクの裏には家族のためのウォークスルークローゼットで、日常生活に必要な衣類や道具を収納。
▲家族の身長に合わせた特注のⅡ型システムキッチン。クリナップの『CENTRO(セントロ)』。巾60㎝のミーレの食洗器にこだわりが。
▲キッチン脇の収納スペース。普段はフルオープンで使い、オーブン・炊飯器など生活感のある家電は扉を閉めてさっと隠して。
▲シューズクローゼットとキッチンの間に家事コーナーを設けて。
▲大きな洗面台は家族一緒に身支度ができます。
▲トイレ脇には造作台に手洗い鉢を埋め込みました。
▲洋式便器と小便器を別々に設置したこだわりのトイレ。壁にはエコカラットを貼って防臭効果も。
▲ガス衣類乾燥機とスロップシンクを設置した脱衣室。広いスペースで洗濯物の室内干しも。床・壁・天井に無垢材を貼り調湿効果抜群。
== 2F ==
▲広々とした二階ホールは子供たちのプレイスペースにも。壁は和紙貼りで落ち着いた雰囲気に。
▲書斎スペースでゆっくりと落ち着いた時間を。
▲WICを併設したシンプルな子供室。
■全国のフルリフォーム・リノベーション『ピックアップ事例』※プロの詳細解説付きレポート
フルリフォーム(全面リフォーム)で最も大切なのは「断熱」と「耐震」です。耐震に関する正しい知識を知り大切な資産である建物を守りましょう。
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どのようなお悩みのご相談でも結構です。
あなたの大切なお住まいに関するご相談をお待ちしております。
営業マンはおりませんので、しつこい営業等も一切ございません。
※設計会社(建築家様)・同業の建築会社様のご相談につきましては、プランと共にご指定のIw値及びUa値等の性能値の目安もお願い申し上げます。
※現在大変込み合っております。ご提案までに大変お時間がかかっております。ご了承のほどお願い申し上げます。
2025年(令和7年)4月1日より建築基準法改正が施行されました。現在大変混みあっております。
お問い合わせ・ご相談多数のため、ご返信、プランのご提案までに日数を頂いております。ご了承の程お願い申し上げます。
改正後の新法では、4号特例措置が廃止され、一般住宅の多くの建物である2階建て以下かつ200平方メートル以下の建築物は2号となり、大規模修繕・大規模模様替えを行う場合には、建築確認申請が必要となります。
大規模修繕や大規模模様替えを行う場合、
つまり、主要構造部(壁、柱、床、梁、屋根、階段)の50%を超える修繕工事等を行う場合は、建築確認申請が必要となることが決まりました。
今回の改正では、床の下地を含む張替え、階段の変更、間取りの変更等が含まれます。
詳細解説はこちらをお読みください。
⇒ https://www.zoukaichiku.com/application
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