戸建フルリフォームなら「増改築.com®」TOP>戸建てリノベーションの費用について>戸建てフルリフォーム全5パターンの費用価格値段を徹底解説>内部躯体残し(スケルトン)のフルリフォームの費用
内部全面の戸建てスケルトンフルリフォームとは、戸建ての内側のみを躯体残し(スケルトン状態)にし、既存の外壁を落とすことなく、室内の構造、場合によっては基礎も大掛かりな補強をする場合があります。
在来工法のお住まいであれば、基本的に、間取り変更も何もかもが自由に決められることになります。※構造をみて抜けない柱などは出て参りますので、その柱を活かしたプランをご提案します。
大手リフォーム会社にもフルリフォームで有名な商品があります。戸建てフルリフォームの費用価格を検討されていおられる方であれば皆さんがご存じの会社です。
増改築com®運営会社のハイウィル株式会社でも今まで、大手の下請け業者として、このような改築、戸建てフルリフォームをさせていただいておりましたので、お客様がお支払する費用価格はわかります。大手リフォーム会社のリフォーム商品は基本としてパッケージにしていますが、これらのパッケージ商品ですが、フルリフォームの費用は例外が多く、結局のところ我々が積算をし、そこに利益を乗せる形で提案されています。
リフレッシュが目的の改装であれば、単価も簡単にだせるため、パッケージにしやすいのですが、この一戸建てフルリフォームになりますと、ある程度のパターンはありますが、結局はその建物によって傷み具合が違いますので、補強の仕方がかわったり、安全を確保するためには余分にやらなければならない工事がでてきたりとなります。
しかし、電気や水道、ガスといった設備工事は、内部が解体されていますので、ほぼ新築と同様の施工になることから、決して難易度が高い工事ではありません。また壁に壁紙を張ったり、左官を塗ったりなど内装工事も新しくなった下地に施工するため、こちらの工事も難易度が高い工事ではありません。
最も技量を必要とされるのは、壁の中の構造部の仕掛けを作る大工、棟梁が受け持つ工程のところなのです。
構造の専門家の構造計算をベースに積算をする際にも棟梁の判断で、お客さんの希望の間取りができるのか?解体されているわけではない既存の住まいを見て、柱の位置を図面に落とし、どこの柱が弱いのか?この柱は抜けるのかなど予測をしていくわけです。
内部のみの一戸建て全面フルリフォームのパターンで稀にあるのが、数十年前に既に改築されているのにも関わらず、お客様がご高齢などで改築されたことを忘れていたりで、解体後に予期していない納め方をしているケース(過去に大工が仕掛けを変えている)相当築年数がたっている建物などは、外からみてもわからないケースがございます。
そのような築年数の経過した住まいは、新築当初の図面などもすでにない状態であったりするため判断が狂うケースもあるということです。
これらを予測し、あらたな軸組を設計するのが棟梁の仕事なのです。そのため、新築ばかりをやっている大工ではなかなかできないのが、この一戸建てスケルトンリフォーム、いわゆる木造の増改築なのです。
弊社は、人気TV番組に出演している、建築家の先生からの指名などで一戸建ての改築現場なども、施工及び管理させていただくのですが、建築家が結局のところおさまりを聞くのは、現場の棟梁なのです。建築家はデザイナーであって、納まりはわからないからです。
↓劇的ビフォーアフターに出演された有名建築家の原田正史先生との コラボで生まれた一戸建て内部全面スケルトンリフォーム現場(東京都豊島区目白)一戸建て内部全面スケルトンリフォームの現場です。
このように外壁は解体せずに、内部のみ躯体残しにして補強を加え、新たな間取りを構成していきます。
当初出てきた図面から、棟梁判断で抜ける柱抜けない柱などが判明し、構造上残さなければならない部分がでてきました。↓のような形で仕上がりました。
天然フローリングを敷き詰めたリビングに対して、寝室はカーペット、建築家の先生のコーディネートを忠実に再現します。
この一戸建て内部全面スケルトンフルリフォームは、建築家の先生が設計したものですが、そもそもなぜ、フルリフォームは費用が改装よりもかかるのでしょうか?
その大きな理由のひとつは、解体工事にお客さんが想像している以上に費用がかかるから。これが大きな理由のひとつです。その建物を更地に戻し、新築にすることを想定していれば、解体は機械を入れて一気に解体が可能です。しかし、フルリフォームの場合はどうでしょう?「改築の費用」でも解説されていますが、既存の躯体を残しながら、リフォーム後の間取りを意識しながら解体を進めなくてはなりません。
当然、機械で解体することは出来ませんので、すべて職人による手壊し作業となります。抜いて大丈夫な柱、抜けない柱は、既存住宅の履歴状況が100%わかっていなければ、壊してみないと100%はわかりません。壊しながら、判断してく形となります。先ほどの後から手を加えている場合などもあります。また、この手壊し、解体職人にすべて解体してもらうというわけにもいかない理由があります。改築にもなると既存の図面をいただくことがほとんどですが、この図面を100%信用できるかという問題があります。
築35年以上にもなると建築基準法も今より緩かったせいもありますが、図面通りに柱が入っていなかったりというケースが頻繁に出てきます。信じられないかもしれませんがかなり多いというのが事実です。)当初入っているはずの柱がないため、フルリフォーム後の間取りで抜く予定であった柱が急きょ抜けなくなる。そんなことも実際の現場では起こるからです。そのために、解体はその現場の木工事を担当する棟梁に担当さ、
次の間取りを考えながら解体していくという作業になるのです。その為にこの手間が想像以上にかかることから費用がかかるのです。
内部全面スケルトンフルリフォームと内外部全面スケルトンフルリフォームの違いはこの解体費用になります。外部となると、外壁をすべて手壊しで解体するという大掛かりな工事が必要になります。内部全面スケルトンフルリフォームも内外部全面スケルトンフルリフォームもやることは変わりませんが、その解体費用分と外壁の下地、仕上げ費用分が追加になるとイメージしていただければわかりやすいかと思います。つまりスケルトンフルリフォームの費用価格を検討する際には、まずは、したい生活を実現するためにどこまで解体する必要があるのかです。どこまで解体するかで費用が大幅に変わるという理屈からです。
●旧耐震基準(昭和56年)以前に建てられた建物にお勧めの内部の躯体残しのフルリフォーム
築年数が30年以上、旧耐震基準(昭和56年)以前で建てられた建物にお勧めしたいフルリフォームです。内部のみの解体にとどまるのが最大の特徴です。内部を躯体残しにすることで、内側からの耐震補強と断熱改修が可能になる為、いわゆる性能向上リノベーションが可能となります。旧耐震基準の建物の多くが無筋基礎となっていることから、基礎補強が必要になりますが、床下を含む内部すべてが解体されることで、室内からの基礎、木構造体への補強が可能になります。
●フルリフォーム後の窓位置を変えないプランニングの工夫が必要
内部のみを構造躯体のいの状態まで解体するフルリフォームでのポイントとなるのが、リフォーム後の間取りになってきます。内部解体により、「耐震性能」「断熱性能」を大幅に改善することができる最もコスパの良いフルリフォームになりますが、のちの2パターンとのコスパの違いは外部に絡む工事がないことにあります。外部に絡むサッシを現況のままとすることで、外壁の補修がないのが最大の特徴となります。建物の内部を骨組みの状態まで解体することから、間取り変更は可能になりますが、間取り変更後のサッシの位置を変えないプランニングがポイントとなってきます。
●断熱性はインナーサッシを設置することで補完することで大幅に改善
外と面する外周面の壁には、本格的な断熱工事が可能となり、断熱性は大幅に改善される工事となりますが、唯一の弱点は、既存の窓サッシを使用するという点になります。この弱点を克服するのが、インナーサッシ(2重窓)となります。室内にもう一枚断熱性の高い断熱サッシを入れることで、新たに断熱サッシへ入れ替えるのと同等、設置するグレードによっては、それ以上の断熱性能を担保することも可能となります。
既存のサッシと同じ位置に、同じ大きさでもう一枚のサッシを設置するインナーサッシ(2重窓)設置工事
最大のポイントはフルリフォーム後のプランになる内部解体フルリフォーム。外からのサッシの見た目を気にされないお施主様、サッシの状態がそこまで悪くないケースで採用さることが多いのがこのフルリフォームになります。
一戸建て(一軒家)のフルリフォームといってもさまざまです。どのような方法があり、費用価格がどのように変わるのか?これからフルリフォームを検討しているが、どのようなフルリフォームが最も合っているのか?などを確認していただくコンテンツです。創業大正8年ハイウィルの事例とともに解説しております。
一戸建て(一軒家)フルリフォームの中でも間取り変更がなく既存の間取りをいかし、すべての水まわりも素取り換え交換、内装は表面の改装を全体的に行うのがフルリフォームの改装です。築浅の中古住宅物件を購入された方に多い工事です。費用価格も最も安く収めることが可能です。
築年数が30年以上を経過しており構造は見直したい。しかし外部外装をすべて解体するほどの予算をかける必要性がない方が採用されるケースが多い一戸建て(一軒家)の内部スケルトン状態にするフルリフォーム。間取り変更、階段位置変更が可能で自由度が高く構造補強も可能。費用は当然改装よりもかかってまいります。
家をすべて解体して、新築を建ててしまうとセットバックの問題で、現在よりも建築面積が狭くなってしまうため、希望の間取りが実現できない。かえって狭くなり不便になってしまう。新築できるなら新築したい。しかし再建築不可の建物。というような問題を抱えておられるお客様が新築のレベルの工事内容を希望し外部までの一戸建て(一軒家)スケルトン状態にするようなフルリフォームがこちらのリフォーム。費用価格は新築を超えることもあります。
築年数も古く、大幅な間取り変更も必要。でも外壁すべてを解体して費用かける予算は厳しい。。。そんなお客様が大変多いです。せっかくのフルリフォーム。間取りや室内は新築同様の見た目になるのに、サッシがかわらないのはちょっと目立つのでどうしても取り換えたいというお客様が大変多いです。そんなお客様にお勧めしているのが一戸建て(一軒家)内部スケルトンのフルリフォームをベースにサッシ交換をするケースです。
更新日:2020/10/8
フルリフォームで最も大切なのは「断熱」と「耐震」です。性能向上を第一に考え、長期間安心して住める快適な住まいを目指しましょう。
どのようなお悩みのご相談でも結構です。
あなたの大切なお住まいに関するご相談をお待ちしております。
営業マンはおりませんので、しつこい営業等も一切ございません。
※設計会社(建築家様)・同業の建築会社様のご相談につきましては、プランと共にご指定のIw値及びUa値等の性能値の目安もお願い申し上げます。
※現在大変込み合っております。ご提案までに大変お時間がかかっております。ご了承のほどお願い申し上げます。
2025年(令和7年)の4月1日建築基準法改正が決定、2025年(令和7年)4月以降に着手するフルリフォームに確認申請が義務化されることにより、現在大変混みあっております。
お問い合わせ・ご相談多数のため、ご返信、プランのご提案までに日数を頂いております。ご了承の程お願い申し上げます。
首都圏のリノベーションにつきましては、法改正前の着工工事枠は1月着工のお施主様まで埋まっております。
・直近は2025年2月上旬の着工スタートより空きありとなります。※2024年11月25日時点
※ご契約順に施工班の予定を組ませて頂いております。スケルトンリフォームには6ヶ月程度の期間が必要になります。余裕をもったスケジュールでご相談をお願い申し上げます。
※すでにプランをお持ちのお施主様・設計資料をお持ちのお施主様は内容をフォームで送信後、フォーム下のメールアドレスに資料をお送りください。対応がスムーズです。
図面や写真等を送信いただく場合、また入力がうまくいかない場合は、上記内容をご確認のうえ、下記メールアドレスまでご連絡ください。
営業時間:10:00~18:00(土日祝日を除く)