戸建フルリフォームなら「増改築.com®」TOP >耐震補強リフォーム工事 完全ガイド>なぜ、大手ハウスメーカーは木造リノベーションが不得意なのか?業界の構造的真実
更新日:2025/08/28
✔ここでの概要:
人生を賭けた、一大決心である、リノベーション。その、パートナーを選ぶ時、多くの方が、テレビCMなどで、お馴染みの「大手ハウスメーカー」に、漠然とした「安心感」を抱きます。
それは、ごく自然な、そして、ある意味で、賢明な判断のようにも思えます。
しかし、もし、その「安心感」が、皆様の、最も大切な家を、そして、ご家族の未来を、かえって危険に晒してしまう、根拠のない「神話」であったとしたら。
この「最終決断編」の、最初の章では、その、多くの人が、囚われてしまう、根強い思い込みに、私たち、業界のプロとして、敢えて、鋭いメスを入れます。そして、最高の未来を手に入れるための、本質的な「視点」を、皆様に授けます。
✔ここでのポイント:
まず、なぜ、多くの人が、リフォームのパートナーを選ぶ際に、自然と、大手ハウスメーカーへと、心が、傾いてしまうのか。その、極めて、自然な心理と、その背景にある、ブランドが持つ「安心感」の正体について、お話しします。
その、皆様の、最初の選択を、決して、否定することなく、深く、共感することから、この、重要な議論は、始まります。
皆様は今、人生における、最も大きく、そして、最も重要な「決断」の一つを、目の前に、されています。
それは、「一体、誰に、この、人生を賭けた、一大プロジェクトを、託すのか」という、リフォームの業者選びです。
何千万円という、大きなお金が動き、そして、その結果は、この先、何十年という、ご家族の、日々の暮らしの、安全性と、快適性を、直接的に、左右する。
その、あまりにも、重い決断を前に、皆様が、「絶対に、失敗したくない」「後悔だけは、したくない」と、強い不安を、お感じになるのは、当然のことです。
そして、その、大きな不安の中で、私たちが、一条の光として、つい、頼りにしてしまうもの。
それが、テレビCMや、住宅展示場で、お馴染みの、大手ハウスメーカーという、巨大な「ブランド」の、存在です。
その名前を、私たちは、知っている。その、ロゴマークを、私たちは、見たことがある。
その会社が、社会的に、大きな存在であり、簡単には、なくならないであろう、という、漠然とした、しかし、抗いがたいほどの「安心感」。
「大手だから、きっと、安心だろう」。 その、思考は、決して、間違ってはいません。
企業の、安定性や、社会的な信用力という、観点から見れば、それは、一つの、極めて、合理的な、判断基準です。
そして、実際に、多くの方が、その「安心感」を、最初の、そして、最大の拠り所として、まずは、大手ハウスメーカーのリフォームの、門を叩くのです。
✔ここでのポイント:
しかし、その、大きな期待と、安心感を胸に、臨んだ、最初の打ち合わせで、なぜ、多くの人が、「何かが違う…」という、言葉にならない「違和感」を、感じてしまうのでしょうか。
このセクションでは、私たちの元へ、ご相談に来られるお客様の、実に7割が、一度、大手ハウスメーカーから、提案を受けている、という、衝撃的な事実を、お伝えし、その「違和感」の正体を、明らかにします。
しかし、ここで、皆様に、一つの、極めて、象徴的な、そして、業界の構造的真実を、映し出す「数字」を、お伝えしなければなりません。
それは、私たち、増改築どっとコムのような、木造リノベーション専門の工務店に、最終的に、工事を、ご依頼いただくお客様の、実に「7割」以上が、一度は、大手ハウスメーカーから、具体的な提案や、見積もりを、受け取っている、という、動かぬ事実です。 皆様と同じように、「大手だから安心」という、期待を胸に、彼らの元を、訪れたはずの、その7割の方々が、なぜ、最終的に、私たちのような、専門の工務店を、新たなパートナーとして、選ばれるのか。
その理由は、皆様が、最初の打ち合わせで、抱くであろう、一つの「違和感」の中に、隠されています。
その「違和感」の正体。それは、多くのお客様が、異口同音に、私たちに、語ってくださる、大手ハウスメーカーの提案に対する、三つの、素朴な、しかし、本質的な、失望の声に、集約されます。
①「あれもできない、これもできない、と言われた」 「古い木造なので、ここまで、大きな間取りの変更は、保証できません」 「この、特殊な補強工事は、私たちの、マニュアルにないので、対応できません」 夢を、膨らませて、臨んだはずの、打ち合わせで、次々と、突きつけられる「できない」という、言葉の壁。
②「それなのに、見積もりは、驚くほど、高い」 多くの「できない」という、制約を、受け入れたにも関わらず、提示された見積書の金額は、想像を、遥かに超える、高額なものであった、という、驚き。
③「私たちの家の、本当の悩みに、響かなかった」 そして、何よりも、その提案が、自分たちが、長年、この家と、向き合ってきた、歴史や、愛着、そして、本当の悩みに、寄り添うものではなく、どこか、カタログから、出てきたような、画一的で、そして、表層的なものにしか、感じられなかった、という、深い、失望感。
この、「できない、高い、そして、響かない」という、三重の「違和感」こそが、多くのお客様が、リフォームはどこに頼むべきか、という、問いを、改めて、自問し、そして、私たちのような、木造リノベーションの専門家を探す、旅へと、出発する、きっかけとなっているのです。
✔ここでのポイント:
最後に、この記事が、皆様に、お約束する「未来」と、そのための「具体的な道筋」を、お示しします。
それは、単なるハウスメーカーと工務店の違いを、羅列するものではありません。皆様の、古い木造住宅という、極めて、専門的な治療を、必要とする「患者」にとって、最高の「専門医」とは、どのような存在であるべきか。その、本質的な「視点」を、皆様に、授けます。
皆様に、ご提案したい、業者選びにおける、最も重要な「視点」。
それは、「リフォーム会社を、“医者”に、そして、ご自身の家を、“患者”に、見立ててみる」という、視点です。
大手ハウスメーカーは、いわば、風邪から、怪我まで、幅広く、対応してくれる、立派な「総合病院」です。
標準的な、多くの「病気(新築工事)」に対して、確立された、マニュアル通りの、安定した治療を、提供することに、長けています。
しかし、皆様が、今、向き合おうとしている、築年数を経た、木造住宅の、性能向上リノベーションは、決して、一般的な「風邪」では、ありません。
それは、一棟、一棟、症状が、全く異なり、そして、内部に、どのような「病巣」が隠されているか、開胸して(解体して)みなければ、分からない、極めて、難易度の高い「心臓外科手術」に、等しいのです。
そして、その、特殊な手術には、総合病院の、当直医ではなく、その道、何十年という、経験を持つ、最高の「専門医(スペシャリスト)」**が、必要であることは、言うまでもありません。
3.3.2 「専門医」を、見抜くための、メスとなる知識
この記事は、その、最高の「専門医」、すなわち、本物の性能向上リノベーション 業者を、皆様ご自身の力で、見抜けるようになるための、知的武装の書です。 この先の章で、私たちは、
なぜ、大手ハウスメーカーの提案が、「できない、高い、響かない」ものになりがちなのか、その、ビジネスモデルの、構造的な真実を、解き明かします。
そして、彼らの、巨大な組織が、抱える「アキレス腱」と、私たちのような、専門工務店が持つ、圧倒的な「強み」を、客観的な、事実に基づいて、比較分析します。
この、旅を終える頃には、皆様は、もはや、テレビCMの、イメージや、ブランドの、安心感といった、漠然とした、物差しに、頼ることは、なくなるでしょう。
ご自身の、確かな「眼」と「知識」という、鋭いメスで、目の前の業者が、本当に、皆様の、家の命を託すに値する「専門医」であるかどうかを、的確に、判断できるようになっていることを、お約束します。
さあ、それでは、最高の未来を選ぶための、最後の、そして、最も重要な、学びの旅へと、出発しましょう。
章の概要:
序章で、私たちは「大手だから安心」という、一見、もっともらしい神話に、最初のメスを入れました。
この第1章では、その神話が、なぜ、現実の打ち合わせの場で、脆くも崩れ去ってしまうのか、その、具体的なメカニズムを、解き明かしていきます。私たちの元へ、ご相談に来られるお客様の、実に7割が、一度、大手ハウスメーカーから、提案を受けています。
そして、皆様が、口を揃えて、おっしゃるのが、この言葉です。
「あれもできない、これもできない、と言われた。それなのに、見積もりは、驚くほど高い」。
この、皆様が抱く、素朴な、しかし、本質的な「なぜ?」という、問い。その答えは、彼らの、ビジネスモデル、その、構造的な、真実にこそ、隠されているのです。
✔ここでのポイント:
まず、皆様が、今、感じているかもしれない、その「違和感」や「失望感」は、決して、あなただけの、特別なものではない、という、重要な事実を、お伝えします。私たちの元へ、駆け込んでこられる、お客様の、実に7割が、皆様と、全く同じ「失望」を、経験されています。その、動かぬ事実を、共有することで、皆様の、孤独な悩みに、寄り添い、そして、次の、賢明な一歩へと、踏み出すための、勇気を持っていただきます。
もし、あなたが、すでにお近くの住宅展示場へ足を運び、大手ハウスメーカーの、立派なモデルハウスで、リフォームの相談をされ、そして、その帰り道、ご夫婦で、何とも言えない「違和感」を、感じていたとしたら。
まず、私が、お伝えしたい、たった一つのこと。それは、「その感覚は、決して、あなただけのものでは、ありません」ということです。
これは、皆様を、驚かせてしまうかもしれませんが、紛れもない、私たちの、現場の「真実」です。 私たち、増改築どっとコムのような、木造リノベーションの専門工務店に、最終的に、人生を賭けた、性能向上リノベーションを、ご依頼いただくお客様。その、実に「7割」以上が、一度は、大手ハウスメーカーから、具体的な提案や、見積もりを、受け取っているのです。
皆様と同じように、「大手だから安心」という、大きな期待を胸に、彼らの元を訪れたはずの、その7割の方々が、なぜ、最終的に、私たちのような、専門の工務店との違いを見出し、新たなパートナーとして、選ばれるのか。
その理由は、皆様が、最初の打ち合わせで、抱くであろう、一つの「違和感」の中に、隠されています。
その「違和感」の正体。それは、これまで、何百人というお客様が、異口同音に、私たちに、語ってくださった、大手ハウスメーカーの提案に対する、三つの、素朴な、しかし、本質的な、失望の声に、集約されます。
①「私たちの、本当にやりたいことが、『できない』と言われた」
②「そして、できないことが多いのに、見積もりは、驚くほど『高い』」
③「何よりも、私たちの家の、本当の悩みに、全く『響かなかった』」
この、「できない、高い、そして、響かない」という、三重の「失望」こそが、多くのお客様が、リフォームは、一体どこに頼むのが、正解なのか、という、問いを、改めて、自問し、そして、本物の木造リノベーションの専門家を探す、旅へと、出発する、きっかけとなっているのです。
この章では、この、多くの人が経験する、最初の「失望」の、根本原因を、業界の、構造的な真実から、一つひとつ、解き明かしていきます。
✔ここでのポイント:
なぜ、大手ハウスメーカーは、「あれもできない、これもできない」と、言うのでしょうか。
その、根本的な理由を、彼らの、ビジネスモデルの、最大の強みであり、同時に、最大の弱点でもある、「標準化システム」という、視点から、解説します。
リノベーションという、「例外」の連続である、医療行為と、標準化された「工業製品」を、作り続ける、彼らのシステムとの、絶望的な、ミスマッチを、明らかにします。
まず、皆様に、ご理解いただきたい、最も重要なこと。それは、皆様が、これから再生させようとしている、築年数を経た、木造住宅は、一台、一台、寸分の狂いもなく、設計図通りに、生産される「工業製品(自動車など)」とは、全く、対極にある、ということです。
皆様の家は、その土地の、歴史と、風土の中で、職人の手によって、生み出され、そして、何十年という、ご家族の、暮らしの記憶を、その身に、刻み込んできた、世界に、たった一つの「一点物」です。
そして、その壁や床の内側には、解体して初めて、明らかになる、無数の「個性」と「想定外」が、眠っています。
一方で、大手ハウスメーカーという、巨大な組織の、最大の強みは、どこにあるのでしょうか。
それは、「標準化」「マニュアル化」「効率化」という、三つの言葉に、集約されます。
彼らの、ビジネスモデルは、新築住宅という「工業製品」を、全国、どこでも、誰が担当しても、一定の品質で、そして、最大の利益を生む、効率で、大量に、供給するための、完璧な「システム」なのです。
そして、その、完璧なシステムが、最も嫌うもの。それが、マニュアルに、載っていない「例外(想定外)」の発生です。
お分かりでしょうか。 「例外」の塊である、古い木造住宅のリノベーションと、「例外」を、最も嫌う、大手ハウスメーカーのシステム。 その両者は、いわば「水と油」。根本的に、相性が、悪いのです。
だからこそ、皆様が、 「この、古くて、趣のある梁を、見せた形で、リビングを、デザインしたい」 「この壁を抜いて、広々とした、LDKを創り、そこに、大きな窓を、新設したい」 といった、皆様の家の「個性」を活かした、踏み込んだ提案を、お願いしたとしても。 彼らの、標準化されたシステムの中では、それは、厄介な「例外」案件として、処理されてしまいます。
その結果、営業担当者の口から、出てくる言葉。 「前例のない、特殊な工事は、弊社の、保証の対象外となりますので、できかねます」 「その壁を抜くと、構造計算が、複雑になりますので、お勧めできません」 という、「できない」という、言葉の壁なのです。
彼らは、技術的に「できない」のでは、ありません。
彼らの、巨大な「システム」が、その「例外」を、許さないのです。
これこそが、工務店とハウスメーカーの違いの、本質の一つです。
✔ここでのポイント:
では、なぜ、それほどまでに、提案が、画一的で、制約が多いにも関わらず、大手ハウスメーカーの見積もりは、高額になるのでしょうか。その、最大の謎を、彼らの「利益構造」と「工事体制」から、解き明かします。「ブランド」という名の、見えざるマージンと、全ての工事を、下請け業者に「丸投げ」する、構造的な、問題点を、明らかにします。
「あれもできない、これもできない。なのに、なぜ、こんなに高いのか」。 その、素朴な疑問に対する、答え。
それは、皆様が、支払おうとしている、その、高額な見積もりの「内訳」を、冷静に、分析してみることで、見えてきます。
その、金額の中には、皆様の家の、耐震補強工事そのものに使われる、材料費や、職人の人件費とは、直接、関係のない、様々な「見えざる経費」が、含まれているのです。
その「見えざる経費」の、正体。それは、主に、二つあります。
① 巨大な「広告宣伝費」と「ブランド維持費」 皆様が、毎日、テレビで目にする、有名俳優を起用した、華やかなコマーシャル。駅前の一等地に、建ち並ぶ、豪華な住宅展示場。そして、何百人、何千人という、営業マンを、雇用するための、人件費。 大手ハウスメーカーという、巨大なブランドを、維持するためには、莫大な、経費が、かかります。そして、その経費は、当然ながら、皆様が、支払う、リフォーム費用の中に、「利益(粗利)」として、上乗せされているのです。
② 協力業者への「丸投げ」による、中間マージン そして、より、構造的で、根深い問題。それが、次章で、詳しく解説する、彼らの「工事体制」です。 実は、ほとんどの大手ハウスメーカーには、自社で、直接、雇用している、大工や、職人が、いません。彼らは、皆様から、請け負った工事を、そのまま、地域の、下請け業者(いわゆる、協力業者)に、「丸投げ」しているのが、実態です。
つまり、皆様が、支払う工事費は、まず、元請けである、大手ハウスメーカーが、その、莫大な経費と、利益を、差し引きます。そして、その、残った金額で、下請け業者に、工事を、発注する。下請け業者は、もちろん、そこから、さらに、自社の利益を、確保します。 この、「二重、三重の、中間マージン」こそが、皆様の見積もりを、高額にしている、最大の、構造的な理由なのです。 皆様は、最高の評判を持つ、大手ハウスメーカーに、依頼した、と、思っているかもしれません。しかし、実際に、皆様の家で、汗を流すのは、全く、別の会社の、職人である、という、この、業界の、構造的真実。 次の章では、この、衝撃的な「本当の姿」について、さらに、深く、切り込んでいきます。
章の概要:
前章で、私たちは、大手ハウスメーカーのリフォーム提案が、なぜ「あれもできない、これもできない。なのに、高い」という、矛盾に満ちたものになりがちなのか、その、お客様側から見た「現象」を、確認しました。では、その、根本原因は、一体、どこにあるのでしょうか。その答えは、彼らの、ビジネスモデル、すなわち、会社の「本当の姿」に、隠されています。この章では、「社員に、専門の職人がいない」「営業マンが、現場監督を兼任する」「全ての工事が、下請け業者への“丸投げ”である」という、多くの人が知らない、その、業界の、構造的な真実を、皆様に、明らかにします。
✔ここでのポイント:
まず、皆様が、大手ハウスメーカーと交わす、契約の、その裏側で、実際に、何が行われているのか。その、衝撃的な「実態」から、お話しします。皆様が、契約書にサインをした、その有名なブランドの会社は、実は、皆様の家を、直接「建てて」はくれません。全ての工事は、地域の「協力業者」へと、丸投げされている。その、業界構造が、いかに、皆様の家の「品質」に対する、責任の所在を、曖昧にしてしまうか。その、構造的な、問題点を、解説します。
皆様が、何千万円という、人生を賭けた契約を、大手ハウスメーカーと結ぶ時。
その契約書の、一番上に書かれた、立派な会社のロゴを見て、こう、思われるはずです。
「この、信頼できるリフォーム会社が、その、ブランドの名誉にかけて、私たちの家を、最高の品質で、建ててくれるのだろう」と。 しかし、ここで、皆様に、一つ、業界の、構造的な「真実」を、お伝えしなければなりません。
その、契約書にサインをした、大手ハウスメーカーが、皆様の家の、リフォーム工事を、直接、行うことは、ほとんど、ありません。
では、一体、誰が、皆様の家を、実際に、工事するのでしょうか。
その答えは、「協力業者」と呼ばれる、地域の、下請け工務店です。
大手ハウスメーカーの、ビジネスモデル。それは、テレビCMや、住宅展示場といった、圧倒的なブランド力で、お客様から、工事を「受注」し、その、実際の施工は、自社では行わず、提携している、地域の「協力業者」に、そのまま「丸投げ」する、というものです。
もちろん、これは、建設業界では、ごく、一般的な形態です。しかし、皆様が、知っておかなければならないのは、この「丸投げ」という構造が、皆様の家の「品質」に対する、責任の所在を、極めて、曖昧にしてしまう、という、リスクです。 元請けである、大手ハウスメーカーの、最大の関心事は、ブランドイメージを、損なうことなく、最大の「利益」を、確保すること。
下請けである、協力業者の、最大の関心事は、元請けから、提示された、厳しい予算の中で、自社の「利益」を、確保すること。
その、二つの、異なるベクトルの中で、果たして、お客様の、家の「品質」という、最も重要な価値は、本当に、最優先されているのでしょうか。
この、構造的な、ジレンマこそが、工務店とハウスメーカーの違いを、考える上で、最も、本質的な、論点の一つなのです。
✔ここでのポイント:
どんなに、優れた設計図があっても、どんなに、腕の良い職人がいても。
その、現場全体を、統括し、品質を、ミリ単位で、管理する、優秀な「現場監督」がいなければ、良い家は、決して、生まれません。
現場監督とは、まさに、工事現場の「司令塔」です。図面と、現場との、食い違いを、調整し、次々と発生する、想定外の事態に、的確な、判断を下し、そして、職人たちの、仕事の、品質を、厳しく、チェックする。それには、建築に関する、極めて、深く、そして、幅広い、専門知識と、経験が、不可欠です。
しかし、大手ハウスメーカーのリフォームの現場では、この、最も重要な「司令塔」の役割を、驚くべきことに、皆様と、契約を交わした「営業マン」が、そのまま、兼任する、というケースが、決して、珍しくありません。
なぜ、このような、ことが、起こるのでしょうか。 それは、彼らの、ビジネスモデルが、「契約」を、獲得するまでを、主戦場とする「営業」を中心として、組み立てられており、その後の、複雑で、手間のかかる「現場管理」に、十分な、専門人材を、配置する、余裕と、文化がないからです。
もちろん、その営業マンが、元々、現場監督出身である、という、稀なケースも、あるかもしれません。
しかし、多くの場合、彼らの専門性は、「建築」ではなく、「販売」にあります。 皆様は、ご自身の、心臓の手術を、その病院の、敏腕な「営業部長」に、執刀してほしいと、思うでしょうか。
専門知識を持たない者が、現場を管理する。それがいかに、危険なことであるか、皆様にも、お分かりいただけるはずです。
その結果、現場で、何が起きるか。 彼らの、現場管理は、「図面通りに、物が、付いているか」という、表面的なチェックリストの、確認作業に、終始しがちです。
その、壁の中の、耐力壁の釘が、本当に、規定通りのピッチで、打たれているか。 その、床下の、断熱材が、本当に、隙間なく、施工されているか。 そういった、完成後には、見えなくなってしまう、しかし、家の性能を、根本から左右する、最も重要な「品質」を、見抜くための「眼」と「知識」を、彼らは、持っていないのです。
これこそが、皆様が、耐震補強工事を、ハウスメーカーに、依頼する際の、最大の、リスクの一つなのです。
✔ここでのポイント:
最後に、大手ハウスメーカーが、複雑な木造リノベーションを、不得意とする、最も、本質的な理由について、お話しします。
それは、彼らの、会社組織の中に、家の、品質を、その手で、作り上げる、「職人(大工)」という、最も重要な、存在が、いない、という、衝撃的な事実です。
皆様に、もう一つ、衝撃的な、事実を、お伝えしなければなりません。
それは、皆様が、契約した、その大手ハウスメーカーには、皆様の家を、実際に建てる「大工」が、社員として、一人も、在籍していない、という、事実です。
彼らは、自社の、社員として、大工を、育成し、その、技術と、精神を、継承していく、という、私たちのような、専門の工務店が、何十年、何百年と、続けてきた、文化を、持っていません。
彼らにとって、職人とは、その都度、必要に応じて、外部から、調達してくる「労働力」でしか、ないのです。
その結果、何が、失われるのか。 それは、一棟、一棟、全てが「想定外」の連続である、木造リノベーションの現場において、最も、重要となる、「匠の技」と「現場での、問題解決能力」です。
古い家の、複雑な、木組みを、読み解き、傷んだ、構造体を、補修し、そして、新しい部材と、古い部材とを、美しく、そして、力強く、融合させる。その、高度な技術は、マニュアル化できるものでは、決してありません。
それは、棟梁から、弟子へと、何十年という歳月をかけて、受け継がれていく、生きた「知恵」なのです。
しかし、その、最も重要な「知恵」の、継承を、自社で、放棄してしまった、大手ハウスメーカーの現場には、困難な、想定外の事態に、直面した時に、その場で、最適な、解決策を、導き出すことのできる「匠」が、いません。
だからこそ、彼らの提案は、マニュアルから、逸脱しない、画一的で、そして、踏み込みの浅いものに、ならざるを得ないのです。 この、「営業が監督」「職人は外注」という、大手ハウスメーカーの、構造的な真実。
次の章では、この、いびつな構造が、皆様との「契約」において、いかに、危険な「罠」となって、現れるのか、その、さらに、深い闇へと、切り込んでいきます。
章の概要:
✔ここでのポイント:
まず、大手ハウスメーカーが、お客様の、最も大きな不安である「追加費用」に付け込み、契約を獲得するために使う、最強の「魔法の言葉」の、本当の意味を、解き明かします。「全てコミコミで〇〇万円。追加費用は一切かかりません」。
この、一見、絶対的な安心を約束するように聞こえる言葉が、実は、あらゆる例外(最悪の事態)を、あらかじめ想定し、そのための高額な「保険料」を、皆様の見積もりに、上乗せしている、という、衝撃的な事実を、解説します。
大手ハウスメーカーの、営業マンとの打ち合わせが、最終段階に進むと、皆様は、しばしば、究極の「殺し文句」を、耳にすることになります。
「奥様、私たちの、ご提案は『完全コミコミ価格』です。この先、たとえ、解体後に、どのような想定外の事態が起きようとも、追加費用は、一切、いただきません。どうぞ、ご安心ください」と。
リノベーションにおける、最大の不安である、「終わりの見えない、追加費用の発生」から、完全に解放される。
それは、まさに、絶対的な「安心感」を、約束してくれる、魔法の言葉のように、聞こえるでしょう。
しかし、ここで、皆様に、一度、冷静に、なっていただきたいのです。
前章までで、私たちは、古い木造リノベーションの現場が、「想定外」の連続であることを、学んできました。
その、未来を、完璧に、予測することが、不可能な工事に対して、なぜ、彼らは、いとも簡単に「追加費用は、一切ない」と、断言できるのでしょうか。
その、「安心感」の、本当のコストを、支払っているのは、一体、誰なのでしょうか。
その答えは、極めて、シンプルです。 彼らは、未来を、予知できるわけでは、ありません。
そうではなく、あらゆる「例外」、すなわち、起こりうる、全ての「最悪の事態」を、あらかじめ想定し、その、修復にかかるであろう、莫大な費用を、皆様の見積もりに、あらかじめ「保険料」として、上乗せしているのです。
大手ハウスメーカーは、何千、何万という、過去のデータを持っています。
その、統計データから、「リノベーションの現場では、おおよそ、10件に1件の割合で、土台の、深刻な腐食が見つかり、その修復には、平均して、100万円の、追加費用がかかる」といった、確率論を、導き出します。
そして、その、リスクを、ヘッジするために、皆様の家が、たとえ、10件のうちの、健全な9件であったとしても、全てのお客様の見積もりに、あらかじめ、その「100万円」に相当する、高額な「保険料」を、上乗せしておくのです。
その結果、何が起きるか。
もし、あなたの家が、解体後、幸運にも、健全な状態であった場合。 あなたは、本来、全く、支払う必要のなかったはずの、高額な「保険料」を、ただ、大手ハウスメーカーの、高い利益(粗利)のために、寄付したことになります。その、浮いたはずの、百万円があれば、キッチンを、ワンランク上のグレードに、できたかもしれません。
もし、あなたの家が、不幸にも、深刻なダメージを、抱えていた場合。 彼らは、「やはり、想定通りでしたね」と、その「保険料」の範囲内で、最低限の修復を行います。しかし、その修復が、本当に、あなたの家にとって、最善の方法であるか、どうかは、分かりません。なぜなら、彼らの目的は、あくまで「追加費用を出さない」という、最初の約束を、守ることであり、予算内で、事を収めることを、最優先するからです。
この、「コミコミ価格」という、魔法の言葉。その裏側には、科学的な、個別診断を、放棄し、全ての家を、統計的な「確率」でしか見ない、という、極めて、画一的で、そして、お客様にとっては、不利益な、ビジネスモデルが、隠されているのです。
✔ここでのポイント:
下請けに丸投げしやすいのは仕様が画一的なケースです。つまり一定化している内容であること。その、「一定化」が、具体的に、皆様の家の「性能」を、いかに、蝕んでいくのか。その、悲劇の、プロセスを、解説します。特に、耐震性能の、まさに「心臓部」である、柱一本一本の接合部の強さを約束するはずの「N値計算書」が、大手ハウスメーカーの、構造的な限界によって、いかにして、信頼性のない「絵に描いた餅」と化してしまうのか。その、衝撃的な、現実をお伝えします。
「耐震の三位一体」の、第三の柱である「結束力」。それを、科学的に、証明するための、唯一無二の設計図書。それが「N値計算書」です。
この計算書には、「この家の、この柱には、地震の際に、〇〇トンの引き抜き力がかかるため、この規格の、この金物で、補強しなければならない」という、極めて、具体的で、そして、重要な「指示」が、柱の一本一本、梁の一本一本に対して、詳細に、記されています。 私たちのような、性能向上リノベーションを専門とする業者にとって、このN値計算書は、お客様に、安全な家をお約束するための、絶対的な「約束手形」であり、現場の職人が、遵守すべき「憲法」です。
しかし、ここに、リノベーション特有の、極めて、厄介な、現実が存在します。
それは、築50年クラスの、古い木造住宅のリノベーションにおいて、契約前に作成された、当初のN値計算書の指示通りに、金物が、100%、完璧に、納まることなど、まず、あり得ない、ということです。
99%の確率で、何らかの「想定外」が発生します。 なぜなら、解体して、初めて、明らかになった、古い家の骨格は、私たちの、想像以上に、個性的で、そして、一筋縄ではいかないからです。
「金物を取り付けるべき、柱や梁が、想定以上に、歪んでいたり、痩せていたりして、規定のビスが、効かない…」
「図面では、設置できるはずだった金物が、既存の、古い仕口(木材の接合部)と、物理的に、干渉してしまい、どうしても、納まらない…」
このような事態は、日常茶飯事です。
さて、この、必ず発生する「想定外」を前に、真のプロフェッショナルと、そうでない業者との間に、決定的な「差」が生まれます。
私たちのような、専門工務店の現場には、その家の構造を、知り尽くした「棟梁」がいます。
彼らは、その場で、問題点を、瞬時に把握し、「ならば、この金物の代わりに、こちらの、特殊な金物を、二重で使おう。設計と検査機関に確認してみよう。」「あるいは、ここに、添え梁をして、金物の、受けを創り出そう」といった、構造的な強度を、決して、低下させない、代替案を、即座に、判断し、実行することができます。
そして、その変更を、すぐに、設計者にフィードバックし、N値計算書を、現実に合わせて、更新していくのです。
しかし、大手ハウスメーカーの現場では、どうでしょうか。
現場にいるのは、専門知識の乏しい「営業マン兼監督」と、ただ、図面通りに、作業することしか、許されていない「外注の職人」です。
彼らに、その場で、N値計算書の、指示を、変更するような、高度な判断を下す「権限」も「知識」も、ありません。
その「想定外」を、解決するためには、一度、現場を止め、本社に、お伺いを立て、設計部からの、回答を待つ、という、長い、長い、プロセスが必要となります。
しかし、現実の、タイトな工期の中で、そのような、悠長なことは、許されません。
その結果、現場で、何が行われるか。*「まあ、このくらいなら、大丈夫だろう」という、甘い判断のもと、その、最も重要な、金物の設置が、省略されたり、あるいは、本来の強度を発揮しない、不適切な方法で、無理やり、取り付けられたりするのです。
その結果、皆様の家の、壁の中は、誰にも、その品質が、証明されることのない、完全な「ブラックボックス」と、なってしまう。
そして、皆様の、お手元に残された、契約時の「N値計算書」は、もはや、現実の、家の姿とは、全く異なる、単なる「絵に描いた餅」と、なってしまうのです。
そのそもN値計算書を提出しない会社が多いのはそのためです。
✔ここでのポイント:
最後に、この「ゆるい契約」と、それを覆い隠す「コミコミ価格」というビジネスモデルが、いかにして、大手ハウスメーカーの「高い利益率」を確保し、そして、その裏側で、お客様の、リノベーションへの「夢」そのものを、奪っていくのか。その、残酷な、からくりを、解説します。
なぜ、大手ハウスメーカーは、科学的な根拠に基づいた、緻密な事前計画を、省略したがるのでしょうか。
そして、なぜ、その提案は、画一的で、踏み込みの浅いものに、なりがちなのでしょうか。
その答えは、彼らのビジネスモデルが、自社の、脆弱な現場管理体制を守るための、究極の「リスク回避」を、最優先しているからです。
前章で、私たちは、彼らの現場が、「営業が監督」「職人は外注」という、構造的な弱さを、抱えていることを学びました。
この体制では、リノベーションの現場で、必ず発生する「想定外(例外)」の事態に、到底、対応しきれません。
現場は、大混乱に陥り、工期は遅れ、そして、利益は、吹き飛んでしまうでしょう。
だからこそ、彼らは、戦略的に、こう考えるのです。 「ならば、初めから、例外が、一切、起こりようのない、プランを、提案すれば良い」と。
「この柱を抜いたら、解体後に、想定外の事態が起きるかもしれない」→ だから、柱は抜かない。
「この壁の補強は、特殊な納まりが必要で、マニュアルにない」→ だから、その壁は触らない。
「この間取りは、構造計算が複雑になる」→ だから、もっと単純な間取りにしましょう。
このように、「あれもできない、これもできない」と、お客様の夢や、希望を、一つひとつ、削ぎ落としていくことで、彼らは、自社のシステムが、対応可能な、極めて、安全で、そして、誰がやっても、失敗のしようがない、画一的な「無難なプラン」を、作り上げていくのです。
そして、その、夢も、挑戦も、個性も、全てが、削ぎ落とされた、無難なプランに、最後の「蓋」をするための、魔法の言葉。 それこそが、「全てコミコミで〇〇万円。追加費用は一切かかりません」という、殺し文句なのです。
お客様は、「追加費用がない」という、目先の「安心」と引き換えに、ご自身の家が、本来、持っていたはずの、無限の「可能性」を、知らず知らずのうちに、手放してしまっているのです。
そして、その先に待っているのが、静かな「不信のスパイラル」です。 最初は、安心だと思っていた、そのプランが、工事が進むにつれて、そして、知識が、ついてくるにつれて、「もっと、こうできたのではないか」「なぜ、あの時、プロとして、別の可能性を、提案してくれなかったのか」という、拭い去ることのできない「後悔」へと、変わっていく。
大手ハウスメーカーの高い利益率(高粗利)の正体。それは、お客様の「夢」と「可能性」を、諦めてもらうことと、引き換えに、自社の「システム」と「利益」を、守る、という、ビジネスモデルそのものなのです。
リフォームをどこに頼むか。その、選択の、本当の違いは、このような、ビジネスモデルの、根本的な、思想の違いにこそ、あるのです。
章の概要:
この長く、そして、時に厳しい、業界の構造的真実を巡る物語も、いよいよ、締めくくりの時を迎えました。
最後に、この、壮大な物語の、締めくくりとして。皆様が、これから、再生させようとしている、お住まいは、工場で生産される、均一的な「製品」では、決してない、という、本質的な、結論を、お伝えします。
それは、一つとして、同じものはない、歴史と、個性を、持った、かけがえのない「命」なのです。そして、その、尊い命を、託すに値する、パートナーとは、どのような存在であるべきか。その、最後のメッセージをお届けします。
まず、この章の、そして、この記事全体の、最も重要な「結論」を、お伝えします。それは、「新築」と「木造リノベーション」は、似て非なる、全く異なる専門性が求められる、ということです。
皆様が、向き合おうとしている、古い木造住宅という、複雑な「患者」には、その治療を専門とする「再生のプロ」が、絶対に、必要である。その、動かぬ事実を、解説します。
私たちは、この長い章立てを通じて、大手ハウスメーカーのリフォームが、なぜ、お客様の期待に、応えられないことが多いのか、その、ビジネスモデルの、構造的な真実について、切り込んできました。
しかし、ここで、私が、改めて、強調しておきたいこと。それは、私たちは、決して、大手ハウスメーカーの、存在そのものを、否定しているわけでは、ない、ということです。 彼らは、日本の住宅産業を、長年にわたり、牽引してきた、素晴らしい企業です。
特に、何もない、真っさらな土地に、最新の技術と、洗練されたデザインの「新築住宅」を、安定した品質で、効率的に、供給する、ということ。その、「新築のプロ」としての、彼らの能力と、実績には、私たちも、常に、深い敬意を、払っています。
しかし、皆様が、今、向き合おうとしているのは、「新築」では、ありません。
それは、一棟、一棟、成り立ちも、歴史も、そして、抱える病も、全く異なる、古い木造住宅を、外科手術によって、蘇らせる「再生」という、極めて、特殊で、そして、難易度の高い、医療行為です。
そして、そこには、「新築のプロ」とは、全く異なる、専門性を持つ、「再生のプロ」、すなわち、私たちのような、木造リノベーションの専門家が、不可欠なのです。
リフォームをどこに頼むか。その、問いの本質は、「あなたの家の、今の状態にとって、本当に必要な、専門性を持った、パートナーは、誰なのか?」という、問いに、他なりません。
工務店とハウスメーカーの違いとは、単なる、会社の規模の違いでは、ありません。
それは、サッカー選手と、野球選手のように、その「得意分野」が、根本的に、異なるのです。
そして、皆様が、これから挑む、試合は、紛れもなく、「木造リノベーション」という、極めて、専門的な、フィールドなのです。
では、その「再生のプロ」と、そうでない業者とを分ける、決定的な「違い」は、どこにあるのか。
それは、リノベーションの現場で、必ず発生する「想定外」の事態に対する、向き合い方です。
大手ハウスメーカーが、最も恐れる「解体後の変更」を、なぜ、私たち専門工務店は、恐れることなく、むしろ、最高の家を創るための「好機」として、捉えることができるのか。
その、圧倒的な、組織文化と、現場力の違いを、解説します。
前章で、私たちは、大手ハウスメーカーの、標準化されたシステムが、いかに「想定外(例外)」を、嫌うか、という話をしました。彼らにとって、解体後に、図面にはない問題が、発見されることは、マニュアル化された、美しい工程を、乱す「厄介者」でしか、ありません。
しかし、私たち、木造リノベーションの専門家にとって、その「想定外」は、決して、敵では、ありません。
むしろ、それは、その家の、本当の「声」を聞き、そして、机上の計画を、超えた、最高の「最適解」を、見つけ出すための、またとない「好機」なのです。
なぜなら、私たちのビジネスモデルは、初めから、その「想定外」が、発生することを、前提として、組み立てられているからです。
その、私たちの、強さの秘密。それは、大手ハウスメーカーとは、対極にある、極めて、シンプルで、そして、強力な、組織構造にあります。
① 現場に、最高の「頭脳」がある 私たちの現場を、指揮する「現場監督」は、単なる、管理職では、ありません。彼らは、自らも、木を刻み、家を建てることができる、棟梁経験者です。家の構造を、知り尽くした、最高の「頭脳」が、常に、現場にいます。
② 現場に、「決裁権」がある もし、解体後に、想定外の腐食が、見つかった時。私たちは、本社に、お伺いを立てる、必要など、ありません。その場で、棟梁が、その、豊富な経験に基づき、いくつかの、最適な、補強方法を、瞬時に、判断します。
③ 現場に、「お客様」がいる そして、何よりも、重要なこと。私たちは、その「想定外」を、お客様から、隠したりはしません。むしろ、すぐに、お客様に、お電話し、こう、お伝えします。「奥様、大変です。しかし、ご安心ください。壁の中から、宝物が見つかりましたよ」と。
私たちは、その、家の「素顔」を、お客様ご自身の目で、見ていただき、そして、私たちが、これから行おうとしている「治療」について、直接「対話」します。 この、現場での「対話」と「即断即決」。これこそが、「想定外」を、最高の「好機」へと、転換させる、私たちの、力の源泉なのです。
最後に、この、壮大な物語の、締めくくりとして。そして、皆様の、新しい物語の、始まりとして。私たちから、皆様への、心からの、メッセージと、ご提案です。
この、長い旅を通じて、私が、皆様に、最も、お伝えしたかったこと。それは、皆様が、愛し、そして、再生させようとしている、その家は、決して、工場で、大量生産される、均一的な「製品」では、ない、ということです。
それは、その土地の、歴史を、吸い込み、ご家族の、喜びと、悲しみの、全てを、その身に、刻み込んできた、かけがえのない「命」なのです。
そして、その、尊い命を、託すに値するパートナーとは、製品の「カタログ」を、語る者ではなく、その、命の「物語」を、共に、紡いでくれる、存在でなければならない。 私は、そう、固く、信じています。
もしかしたら、この記事を、読んでくださっている、あなたも、すでに、一度は、大きな期待を胸に、大手ハウスメーカーのリフォームの門を叩き、そして、その、固く、閉ざされた扉の前で、静かに、失望した、経験を、お持ちかもしれません。
「これ以上、壁は、抜けません」 「そのような、特殊な耐震補強工事は、前例がありません」 「あなたの、夢は、実現“できない”」と。 最後に、私たちから、あなたへ。
その、一度は、諦めかけた、夢の、設計図を、もう一度、広げてみては、いただけないでしょうか。 そして、その、設計図を、私たちに、見せては、いただけないでしょうか。
私たちは、マニュアルに、書いてあることしか、できない、巨大な組織では、ありません。 私たちは、一棟、一棟の、家の「命」と、真剣に、向き合い、その、再生のためならば、どんな、困難な挑戦をも、心から、楽しむことができる、小さな、しかし、誇り高き、専門家集団です。 皆様からの、ご連絡を、心より、お待ちしております。
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耐震で失敗しない為の
『耐震補強リフォーム工事 完全ガイド』
500棟以上のスケルトンリノベーションの耐震改修知見を網羅!
耐震補強リフォーム工事をする前に必ず読んでください!
耐震補強リフォーム工事完全ガイドは6部構成(診断編6記事・治療編11記事・技術編5記事・計画編4記事・実践難関編5記事・最終決断編4記事・エピローグ1記事)の全32話構成で、耐震補強リフォーム工事に必要な全知識を網羅的に解説します。500棟以上の知見を凝縮した他とは一線を画する深い内容としました。
読みたいテーマが決まっている方は以下からお進みください。
※すべてのページでYouTube動画解説リンクがありますので、合わせてご覧ください。
診断編の役割とコンセプト: 皆さんの漠然とした「家への耐震不安」に寄り添い、その正体を突き止めるための「診断」に特化したパートです。地震の歴史からご自宅の築年数が持つ意味を学び、耐震性の客観的な物差しを知り、そしてプロの診断技術の深淵に触れることで、読者の不安を「解決すべき具体的な課題」へと転換させます。すべての治療は、正確な診断から始まります。
記事(全6本):
➡️ あなたの家が生まれた時代:旧耐震・81-00住宅・2000年基準、それぞれの「常識」と「弱点」
➡️ 我が家の体力測定:耐震性の“三位一体”「評点・偏心率・N値」とは何か
➡️ 耐震診断の全貌:費用・流れ・依頼先は?プロが教える診断結果の正しい読み解き方
➡️ 究極の診断法「スケルトンリフォーム」。なぜ私たちは壁を剥がし、家の“素顔”と向き合うのか
➡️ 壁の中に潜む時限爆弾:見えない木材の腐食とシロアリが、あなたの家の体力を奪っている
記事(全4本):
➡️ 【2025年法改正】建築確認申請を“賢く回避”する、性能向上リノベーションの戦略的計画術
➡️ 検査済証なき家、再建築不可物件の再生シナリオ:法的制約の中で命を守るための現実解
➡️ 【費用全貌】モデルケースで見る耐震リフォーム工事のリアルな費用と、賢いコストダウン術
➡️ 【最新版】耐震リフォーム補助金・減税制度フル活用マニュアル
実践・難関編の役割とコンセプト: このガイドの、増改築.com®の真骨頂。他社が匙を投げるような、極めて困難な状況を、いかにして克服してきたか。その具体的な「臨床報告」を通じて、私たちの圧倒的な技術力と、決して諦めない情熱を証明します。これは、単なる事例紹介ではなく、困難な状況にある読者にとっての、希望の灯火となるパートです。
記事(全5本):
➡️ 【難関事例①:傾き】家が傾いている…その絶望を希望に変える「ジャッキアップ工事」という選択
➡️ 【難関事例②:狭小地】隣家との距離20cm!絶望的な状況を打破する「裏打ち工法」とは
➡️ 【難関事例③:車庫】ビルトインガレージの弱点を克服し、評点1.5以上を達成する構造計画
➡️ 【難関事例④:無基礎】「この家には、基礎がありません」。絶望の宣告から始まった、奇跡の再生工事
➡️ 【最終方程式】「最強の耐震」×「最高の断熱」=家族の健康と資産価値の最大化
最終決断編の役割とコンセプト: 最高の未来を実現するための、最も重要な「パートナー選び」に焦点を当てます。技術論から一歩進み、読者が自らの価値観で、後悔のない、そして最高の決断を下せるよう、その思考を整理し、力強く後押しします。
記事(全4本):
➡️ 耐震リフォーム業者選び、9つの最終チェックリスト:「三位一体」と「制震の役割」を語れるか
➡️ なぜ、大手ハウスメーカーは木造リノベーションが不得意なのか?業界の構造的真実
➡️ セカンドオピニオンのススメ:あなたの家の診断書、私たちにも見せてください
➡️『【最終結論】500棟の経験が導き出した、後悔しない家づくりの“絶対法則”』へ
終章の役割とコンセプト: 物語を締めくくり、技術や知識を超えた、私たちの「想い」を伝えます。なぜ、私たちがこの仕事に人生を懸けているのか。その哲学に触れていただくことで、読者との間に、深い共感と、未来へと続く信頼関係を築きます。
記事(全1本):
➡️ 【特別寄稿】耐震とは、文化を未来へ繋ぐこと。四代目として。
断熱リフォームで失敗しない為の『断熱リフォーム 完全ガイド』
500棟以上のスケルトンリノベーションの断熱改修知見を網羅!
断熱リフォームをする前に必ず読んでください!
何から読めばいいかわからない方は総合案内よりお進みください。
導入編2記事・基礎知識編3記事・部位別実践編4記事・特殊ケース攻略編2記事・計画実行編5記事の全16話構成で、断熱リフォームに必要な全知識をを網羅的に解説します。読みたいテーマが決まっている方は以下からお進みください。
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ハイウィル株式会社 四代目社長
1976年生まれ 東京都出身。
【経歴】
家業(現ハイウィル)が創業大正8年の老舗瓦屋だった為、幼少よりたくさんの職人に囲まれて育つ。
中学生の頃、アルバイトで瓦の荷揚げを毎日していて祖父の職人としての生き方に感銘を受ける。 日本大学法学部法律学科法職課程を経て、大手ディベロッパーでの不動産販売営業に従事。
この時の仕事環境とスキルが人生の転機に。 TVCMでの華やかな会社イメージとは裏腹に、当たり前に灰皿や拳が飛んでくるような職場の中、東京営業本部約170名中、営業成績6期連続1位の座を譲ることなく退社。ここで営業力の基礎を徹底的に養うことになる。その後、工務店で主に木造改築に従事し、100棟以上の木造フルリフォームを大工職人として施工、管理者として管理。
2003年に独立し 耐震性能と断熱性能を現行の新築の最高水準でバリューアップさせる戸建てフルリフォームを150棟、営業、施工管理に従事。
2008年家業であるハイウィル株式会社へ業務移管後、 4代目代表取締役に就任。
250棟の木造改修の営業、施工管理に従事。
2015年旧耐震住宅の「耐震等級3」への推進、「断熱等級4」への推進を目指し、 自身の通算500棟を超える木造フルリフォーム・リノベーション経験の集大成として、性能向上に特化した日本初の木造フルリオーム&リノベーションオウンドメディア 「増改築com®」をオープン。
フルリフォーム(全面リフォーム)で最も大切なのは「断熱」と「耐震」です。性能向上を第一に考え、末永く安心して住める快適な住まいを目指しましょう。
戸建てリノベーションの専属スタッフが担当致します。
一戸建て家のリフォームに関することを
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