戸建フルリフォームなら「増改築.com®」TOP耐震補強リフォーム工事 完全ガイド【エピローグ】耐震とは、文化を未来へ繋ぐこと。四代目として。 

更新日:2025/08/29

耐震補強リフォーム工事完全ガイド:終章:エピローグ ~100年先も、この家で~㉜

【エピローグ】耐震とは、文化を未来へ繋ぐこと。四代目として。

【序章】最後に、どうしても、伝えておきたいこと

第1章:祖父から受け継いだ、百年続く「バトン」― 私たちの、原点

第2章:耐震とは、家の“記憶”を、未来へ繋ぐこと

終章:四代目として、未来のお客様へ、お約束すること

 

【序章】:最後に、どうしても、伝えておきたいこと

 

ここでの概要:

 この長い、長い、家づくりの旅も、いよいよ、最後の章を迎えました。

これまで、私は、皆様に、数々の「技術」と「知識」を、お伝えしてきました。

しかし、最後に、どうしても、お伝えしたいのは、そのような、ノウハウを超えた、私、稲葉高志個人としての、そして、増改築どっとコムという、一つのチームとしての、この仕事に対する、偽りのない「想い」です。

これは、もはや、技術の物語ではありません。

私たちの「哲学」の物語であり、このガイドを通じて、皆様と、共に、育んできた、未来への「希望」の、物語です。

 

序章.1  500棟の家、500の家族の物語

 

ここでのポイント:

 まず、このガイドを通じて、私が、繰り返し、口にしてきた「500棟以上」という、数字の、本当の意味について、お話しさせてください。それは、単なる、経験の量を、誇るための、記号ではありません。

その、一つひとつの数字の裏側にある、かけがえのない、500の「家族の物語」に、触れること。

それこそが、私たちの、全ての仕事の、原点であり、そして、力の、源泉なのです。

 

 

序章.1.1 数字の、その奥にある、温かい「記憶」

 

 

こんにちは、増改築どっとコムの稲葉です。 私たちは、今、この、壮大なガイドの、旅の、最終目的地に、たどり着きました。

この、長い旅路の中で、私は、自らの、経験の証として、「500棟以上」という、数字を、幾度となく、口にしてきました。

しかし、この、最後のエピローグで、皆様に、お伝えしたいのは、その、無機質な、数字の、奥深くにある、温かい、手触りのある、物語についてです。

私にとって、500という数字は、単なる、実績の数では、ありません。

それは、私たちが、これまで、向き合うことを、許された、500の、家族の、かけがえのない「物語」の数なのです。

 

 

序章.1.2 家は、家族の「タイムカプセル」である

 

 

500の家には、500の、全く異なる、歴史と、そして、愛がありました。

子供たちの、成長を、刻み込んだ、リビングの柱の傷。 家族の、記念日を、祝い続けた、ダイニングキッチンに、染み込んだ、料理の匂い。 そして、今はもう、会うことのできない、大切な人が、いつも座っていた、窓辺の、陽だまり。

家とは、単なる、雨露をしのぐための「箱」では、ありません。

それは、家族の、喜び、悲しみ、そして、愛情の、全てを、その、壁や床の、中に、静かに、蓄積し続ける、巨大な「タイムカプセル」なのです。

そして、その、尊いタイムカプセルに、メスを入れ、未来へと、繋ぐ、お手伝いをさせていただく。

それが、私たちの、仕事です。

それは、構造計算書の、数字と、向き合うこと以上に、深く、そして、重い、責任を、伴う仕事であると、私たちは、常に、心に、刻んでいます。

 

 

序章.2 なぜ、私は、この、困難な道を、歩み続けるのか

 

ここでのポイント:

 では、なぜ、私は、そして、私たちのチームは、時に、新築を建てるよりも、遥かに、困難で、そして、複雑な、この「性能向上リノベーション」という、いばらの道を、あえて、選び、そして、歩み続けるのでしょうか。

その、問いに対する、四代目としての、私自身の、偽らざる、個人的な「動機」について、お話しさせてください。

 

 

序章.2.1 「簡単」ではない。しかし、「最高」に、面白い

 

 

「稲葉さん。そんな、難しい、リノベーションばかり、やっていて、大変でしょう。新築だけを、やっていた方が、よほど、楽なのでは?」

時に、同業者から、このような、言葉を、かけられることがあります。

その答えは、もちろん「イエス」です。

一棟、一棟、全てが、オーダーメイドで、解体してみなければ、本当の姿が、分からない、リノベーションの現場は、マニュアル化された、新築の現場とは、比較にならないほどの、困難と、想定外に、満ちています。

しかし、同時に、私は、こうも、思うのです。

「これほどまでに、面白く、そして、魂が、震える仕事が、他にあるだろうか」と。

古い家の、声なき声に、耳を澄まし、その、弱点を、見抜き、そして、現代の、最高の技術を、注ぎ込むことで、新しい、命を、吹き込んでいく。

それは、過去と、未来を、繋ぐ、壮大な、対話のプロセスです。その、困難さの中にこそ、この仕事の、本当の、醍醐味が、あると、私は、信じています。

 

 

序章.2.2 「繋ぐ」ということへの、憧れ

 

 

そして、もう一つ。 それは、私自身が、百年以上続く、工務店の「四代目」である、という、宿命と、無関係では、ありません。 私の、曽祖父が、建てたかもしれない、古い家。

あるいは、祖父や、父が、その、改修に、携わったかもしれない、地域の、家々。

それらの、先人たちの、想いと、技術が、刻み込まれた「バトン」を、次の世代へと、安全に、そして、より良い形で、繋いでいく。

その「繋ぐ」という、行為そのものに、私は、言葉にできないほどの、喜びと、そして、使命感を、感じるのです。

ただ、壊して、新しく、作り変える、という、分断の、歴史ではなく。

古いものへの、敬意を、払いながら、新しい、価値を、付加していく、という、継承の、歴史を、紡いでいきたい。

それこそが、私が、この、困難な道を、歩み続ける、何よりの、原動力なのです。

 

 

序章.3 耐震とは、未来への「祈り」である

 

ここでのポイント:

最後に、この、ガイド全体を、貫く、最大のテーマであった「耐震」という、言葉の、本当の意味を、私なりの、哲学として、お伝えさせてください。それは、もはや、単なる、物理的な「安全」を、超えた、家族の、未来の、幸福への、切なる「祈り」である、ということです。

 

 

序章.3.1 私たちが、金物を、打ち込む、その瞬間に、込める想い

 

 

私たちは、このガイドで、耐震というものを、構造力学の、観点から、科学的に、解説してきました。

しかし、私たちが、現場で、一本、一本の、ホールダウン金物を、締め上げる、その瞬間に、私たちの、心の中にあるのは、冷徹な、計算式だけでは、ありません。

その、冷たい、金属の塊に、私たちが、込めているもの。

それは、この家に、住まう、ご家族の、未来に対する、熱い「祈り」です。

 

 

3.3.2 あなたの家族の、百年先までの、笑顔のために

 

 

この、一本の金物が、いつか、来るかもしれない、巨大地震の、その瞬間に、この家族の、命を、守り抜いてくれますように。

この、強固な壁が、災害の後も、この家族が、安心して、暮らしを、再建するための、希望の「シェルター」となってくれますように。

そして、この家が、この家族の、笑顔と、涙の、全ての記憶を、抱きしめたまま、その、子供たちの、そして、孫たちの世代まで、百年先までも、安全に、受け継がれていきますように。

耐震とは、技術であり、科学です。しかし、同時に、それは、未来の、まだ見ぬ、世代の、幸福を、願う、人間だけが、持つことのできる、尊い「祈り」の、行為でもあるのです。 この、最後の章は、その、私たちの「祈り」の、物語です。

第1章:祖父から受け継いだ、百年続く「バトン」― 私たちの、原点

 

章の概要:

 私たちの物語は、今から、1世紀以上前に、始まります。大正8年、数寄屋造りや、社寺仏閣といった、日本の伝統建築の、最も、緻密で、そして、難易度の高い仕事に、下請けとして、挑み続けた、創業期。

そして、お客様の「不安」と、直接向き合うために、元請けへと、舵を切った、父の時代。

この章では、この「耐震リフォーム工事完全ガイド」の、全てのページに、通底する、私たちの、揺るぎない哲学が、いかにして、その、100年以上の歴史の中で、育まれてきたのか。その、原点の物語を、皆様に、お話しさせていただきます。

 

1.1 「下請け」として学んだ、本物の“仕事” ― 数寄屋造り、茶室、社寺仏閣の世界

 

ここでのポイント:

 まず、私たちの会社の、全ての「礎」となっている、創業期の物語から、始めさせてください。

それは、まだ、私たちが、お客様と、直接、お会いすることのなかった時代。大手建設会社の下で、ただ、ひたすらに、最高の「技術」を、追い求め続けた、職人集団としての、私たちの、原風景です。

 

 

1.1.1 百年の、歴史の、始まり

 

こんにちは、増改築どっとコムの稲葉です。 私たちの会社、ハイウィル株式会社が、産声を上げたのは、今から、一世紀以上前の、大正八年。私の、曽祖父が、この、東京の下町で、小さな工務店を、興したのが、その、全ての始まりでした。

それから、創業者である曽祖父、そして、二代目である祖父の時代まで、実に、半世紀という、長い間、私たちは、皆様が、その名を知る、大手建設会社の「下請け」として、数々の、建築の仕事に、携わってまいりました。

 

 

1.1.2 私たちが、育てられた「現場」

 

しかし、私たちが、任せていただいていた仕事は、通常の、住宅の建設とは、少し、趣が、異なりました。

私たちが、その「腕」を、求められた現場。

それは、「数寄屋造り」や「茶室」、そして、時には「社寺仏閣」といった、日本の、伝統建築の、粋を、集めた、最も、技術的な、難易度が高い、世界でした。

そこは、一切の、ごまかしが、許されない、世界です。一本の、釘の、打ち方、一本の、柱の、削り方。その、全てに、何百年と、受け継がれてきた「型」と「美学」が、存在します。

木の声を聞き、その、一本一本の、個性を、見極め、そして、それらを、寸分の狂いもなく、組み上げていく。

その、厳しい、しかし、誇り高い、現場の中で、私たちの先代たちは、お客様を、喜ばせるための「営業トーク」ではなく、ただ、ひたすらに、最高の「ものづくり」とは、何か、という、本物の“仕事”の、神髄を、その、身体に、叩き込まれていったのです。

この、誰にも、誇ることのできる、圧倒的な、技術への、こだわりと、自負。それこそが、百年経った今も、私たちの、会社の、決して揺らぐことのない「背骨」となっています。

 

1.2 三代目から四代目へ ― お客様の「不安」と、直接向き合う、という決意

ここでのポイント:

 時代は、移り変わり、私の父である、三代目の時代。私たちは、大きな「転換期」を、迎えます。

それは、これまで、ひたすらに、技術だけを、追い求めてきた、職人集団が、初めて、お客様、一人ひとりの「顔」と、そして、その心の中にある「不安」と、直接、向き合う、と決意した、瞬間でした。

 

 

1.2.1 「元請け」への、船出

 

 

技術には、絶対の自信がある。しかし、その技術が、本当に、お客様を、幸せにしているのだろうか。

三代目である、父の時代になると、私たちの元には、大手建設会社経由の仕事だけでなく、地元のお客様から、直接、「家のことを、相談したい」という、お声が、少しずつ、寄せられるように、なってきました。

その、お客様、一人ひとりと、対話を、重ねる中で、父は、気づいたのです。 多くのお客様が、家づくりにおいて、大きな「不安」を、抱えている、という事実に。 「提示された、見積もりが、本当に、適正なのか、分からない」 「壁や床の中に、隠れてしまう、工事が、本当に、正しく、行われるのか、心配だ」 「私たちの、本当の悩みを、営業マンは、理解してくれていないのではないか」 その、お客様の、切実な「不安」を、目の当たりにした時。

父は、一つの、大きな決断を下します。「もう、大手の、下請けとして、ただ、言われたものを、作るだけの仕事は、やめよう。これからは、私たち自身が、お客様の、全ての不安を、受け止める『元請け』として、直接、お客様と、向き合おう」と。

 

 

1.2.2 四代目として、受け継いだ「バトン」

 

 

そして、その、父の、大きな決断の、その先に、四代目である、私の、時代が、始まります。

私が、父から、受け継いだ「バトン」。それは、単なる、会社の経営、というだけでは、ありませんでした。

それは、「お客様の、不安と、真正面から、向き合い、それを、絶対的な、安心へと、変えること。それこそが、私たちの、使命である」という、熱い、想いそのものでした。

インターネットが、普及し、情報は、爆発的に、増え、しかし、その一方で、お客様の不安は、ますます、大きく、そして、複雑になっていく。 その、新しい時代の中で、私は、父の想いを、さらに、一歩、前へと、進めるための、新しい「挑戦」を、始めることを、決意したのです。

 

 

1.3 増改築.com®の誕生 ― 「誠実さ」と「透明性」を、業界の常識にするために

ここでのポイント:

 その、私の「挑戦」の、集大成こそが、今、皆様が、ご覧になっている、このウェブサイト「増改築.com®」です。

なぜ、一介の、工務店の四代目が、このような、壮大な、情報サイトを、立ち上げたのか。

その、根底にある、業界全体への、強い「問題意識」と、「誠実さ」「透明性」という、私たちの、揺るぎない、理念について、お話しします。

 

 

1.3.1 「不安」の、正体

 

私は、まず、お客様の「不安」の正体を、徹底的に、知ることから、始めました。

長年にわたり、アンケートを取り、お客様の、生の声に、耳を傾け続ける中で、その「不安」が、大きく、二つの、根源的な問題に、集約されることに、気づいたのです。

それは、「① 工事の、品質が、適正に、行われるか、どうか、分からない」という、技術への、不安。

そして、「② 見積もりの、相場や、適正価格が、全く、分からない」という、お金への、不安。

そして、驚くべきことに、当時の、日本の、リフォーム業界には、この、二つの、最も根源的な不安に対して、誠実に、そして、分かりやすく、答えてくれる、情報源が、ほとんど、存在しなかったのです。

 

 

1.3.2 私たちの、三つの、創設理念

 

だから、私は、決意しました。 「ないのなら、自分たちで、創ろう」と。

そうして、生まれたのが、この「増改築.com®」です。

このサイトは、単なる、自社の、宣伝のための、ホームページでは、ありません。それは、リフォームを検討する、全ての、お客様の「不安」を、解消するために、私たちが、掲げた、三つの、創設理念の、結晶です。

 

  • ① 誠実さ: 良いことも、悪いことも、全て、正直に、語ること。

  • ② 透明性: 私たちの、技術、知識、そして、価格の、全てを、完全に、ガラス張りにすること。

  • ③ 問題解決の手助け: そして、その知識を、武器として、お客様が、自らの力で、最善の決断を下せるよう、手助けをすること。

 

特に、私たちは、「仕上がってしまえば、見えなくなる、壁や床の、中身こそが、最も重要である」という、強い信念のもと、その、隠された部分の、工事のプロセスを、徹底的に、公開することに、こだわりました。

この、私たちの「原点」の物語。そこで、培われた、技術への、こだわりと、お客様への、誠実さこそが、この、長いガイドの、全てのページの、根底に、流れ続けている、私たちの、DNAなのです。

 

 

第2章:耐震とは、家の“記憶”を、未来へ繋ぐこと

章の概要:

 この章こそが、私たちの、そして、増改築どっとコムの、揺るぎない「哲学」の、核心です。

私たちが、行う、耐震補強とは、単に、建物を、物理的に、強くするだけの、無機質な作業では、ありません。

それは、その家に、何十年という、歳月をかけて、刻み込まれた、ご家族の、かけがえのない「記憶」と「物語」を、最大限の、敬意をもって、受け止め、そして、それを、次の世代、さらに、その次の世代へと、安全に、そして、確実に、受け渡していく、極めて、尊い「文化の継承」という、営みである。

その、私たちの、壮大なビジョンについて、ここで、皆様に、語らせていただきます。

 

2.1 家は、単なる「箱」ではない ― 家族の、物語が刻まれた、タイムカプセルである

ここでのポイント: 

まず、私たちが、古い木造住宅と、向き合う時、その、古びた柱や壁の、向こう側に、一体、何を見ているのか。その、私たちの、根源的な「視点」について、お話しします。家は、単なる、雨露をしのぐための「箱」ではない。それは、ご家族の、喜び、悲しみ、そして、愛の、全ての歴史が、刻み込まれた、かけがえのない「タイムカプセル」なのです。

 

 

2.1.1 その柱の傷は、誰の、記憶ですか?

 

 

 もし、皆様が、今、お住まいの家、あるいは、ご実家を、見渡してみていただけますでしょうか。

その、リビングの、大黒柱に刻まれた、鉛筆の、傷。それは、幼い頃の、あなたの、背の高さの、記録かもしれません。

その、キッチンの、床の、僅かな、へこみ。それは、お子様が、初めて、お手伝いをした時に、落としてしまった、缶詰の、跡かもしれません。

そして、その、窓辺の、陽だまり。そこは、今はもう、会うことのできない、おばあ様が、いつも、座って、編み物をしていた、指定席だったかもしれません。

家とは、一体、何でしょうか。 建築の、専門家は、それを「木材と、金属と、コンクリートで、構成された、構造物」と、定義するかもしれません。 しかし、私たちは、そうは、思いません。

 

 

2.1.2 家は、家族の「記憶」の、貯蔵庫である

 

 

私たちにとって、家とは、ご家族の、全ての「記憶」と「物語」を、その、壁や床、柱や梁の、中に、静かに、そして、際限なく、蓄え続ける、巨大な「タイムカプセル」です。

嬉しいことがあった日の、家族の、弾けるような笑い声。 悲しいことがあった日の、誰にも、見せなかった、一筋の涙。

そして、「ただいま」と「おかえり」という、何気ない、しかし、何にも代えがたい、温かい言葉の、無数の、繰り返し。

それら、全ての、目には見えない、しかし、確かに、そこに存在する、ご家族の、時間の、堆積こそが、その家を、世界に、たった一つの、かけがえのない、存在へと、変えているのです。

性能向上リノベーションとは、その、尊い「タイムカプセル」に、敬意をもって、触れさせていただく、仕事なのです。

 

 

2.2 私たちが、本当に守りたいもの ― それは、構造体ではなく、その中に宿る“文化”

ここでのポイント:

 

 では、その、かけがえのない「タイムカプセル」を、守るために、私たちが、行う耐震補強とは、一体、何を、守るための、行為なのでしょうか。

このセクションでは、私たちが、本当に守りたいものは、単なる、物理的な「構造体」ではなく、その、家という、器の中に、何十年という歳月をかけて、育まれてきた、そのご家族、固有の「文化」そのものである、という、私たちの、仕事の、本質について、お話しします。

 

 

2.2.1 「構造体」と、その中に「宿るもの」

 

私たちが、耐震補強工事を行う時、もちろん、その、直接的な目的は、家の「構造体」を、強くすることです。

基礎を補強し、壁を増やし、金物で、固める。その、物理的な、行為によって、地震の、破壊的なエネルギーから、建物を、守ります。

しかし、それは、あくまで、私たちの仕事の、第一段階に過ぎません。

私たちが、その、物理的な、行為の、その先に見据えている、本当に、守りたいもの。 それは、その、構造体という「器」の中に、大切に、守られてきた、目には見えない、そのご家族だけの、固有の「文化」なのです。

 

 

2.2.2 家族の「文化」とは、何か

 

「文化」とは、少し、大げさな言葉に、聞こえるかもしれません。

しかし、それは、決して、高尚なものでは、ありません。

それは、 お正月には、毎年、親戚一同が、この、広間に集まる、という「習慣」。 夕食の後には、必ず、家族全員が、このリビングで、テレビを見る、という「時間」。

そして、家の、どこにいても、お互いの気配が、感じられる、という、その家が、持つ、独特の「空気感」。

 

それら、全てが、そのご家族が、その家と共に、何十年と、育んできた、世界に、たった一つの、尊い「文化」です。

そして、家とは、その、文化を、育み、そして、次の世代へと、継承していくための、唯一無二の「舞台」なのです。 私たちが、本当に、守りたいもの。それは、その、かけがえのない「舞台」そのものなのです。

 

 

 

2.3 だから、私たちは、ただ壊して、新しく建てる、という選択を、安易にしない

ここでのポイント:

この、家の「記憶」と「文化」を、守る、という、強い信念こそが、私たちが、安易な「建て替え」という、選択肢に、頼らない、根本的な理由です。

古いものを、ただ、壊し、新しいものを、建てる、という「分断」の思想ではなく、古いものの、価値を、最大限に、尊重しながら、新しい、命を、吹き込む「継承」の思想。それこそが、性能向上リノベーションの、神髄なのです。

 

 

2.3.1 「建て替え」が、奪い去るもの

 

 

建築の、合理性だけを、考えれば、時に、古い家を、リノベーションするよりも、一度、全てを、更地にして、新しい家を、建ててしまった方が、簡単で、そして、安上がりなケースも、あるかもしれません。

しかし、その、ブルドーザーの、一掻きが、一体、何を、永遠に、奪い去ってしまうのか。

私たちは、その、本当の「コスト」を、知っています。

それは、柱の傷も、床のへこみも、窓辺の陽だまりも、その、全ての、家族の「記憶」の、貯蔵庫を、一瞬にして、この世から、消し去ってしまう、という、あまりにも、大きな、代償です。

新しい家には、新しい、快適性があるでしょう。しかし、そこには、かつての家の、記憶も、物語も、そして、文化も、ありません。それは、全く、別の、新しい「箱」でしかないのです。

 

 

2.3.2 私たちは、「分断」ではなく、「継承」を選ぶ

 

 

だからこそ、私たちは、性能向上リノベーションという、時に、新築よりも、遥かに、困難で、そして、知恵と、技術を、要する、この道を、選び続けるのです。

古いものの、価値を、最大限に、尊重し、その、記憶と、文化を、敬意をもって、受け継ぎながら、その上で、現代の、最高の、科学と、技術を、注ぎ込み、次の、百年を、生き抜くための、新しい、力を、与える。

それは、歴史を「分断」する、行為ではなく、未来へと「継承」していく、行為です。

耐震補強とは、私たちにとって、単なる、物理的な、作業では、ありません。

それは、その家が、刻み込んできた、全ての、家族の物語を、未来へと、安全に、そして、確実に、繋ぐための、神聖な、儀式なのです。

次の、最終章では、この、私たちの、全ての想いを、四代目としての、未来への「約束」として、皆様に、お伝えさせてください。

【終章】:四代目として、未来のお客様へ、お約束すること

章の概要: 

 

 この、壮大な「耐震リフォーム工事完全ガイド」の、本当の、最終章です。

これまでの、全ての技術、知識、そして、物語の、その先に。この、偉大な先代たちが、命を懸けて、繋いできた、100年のバトンを受け継ぐ、私、稲葉高志が、四代目として。

そして、この、長いガイドの旅を、最後まで、共にしてくださった、未来のお客様へ。

心からの「感謝」と、私たちの、未来永劫、変わることのない、揺るぎない「三つの約束」を、お伝えし、この、壮大な物語の、筆を、置かせていただきます。

 

 

終章.1 私の、そして、私たちの、揺るぎない「三つの約束」― 熱意・責任・誠意

ここでのポイント:

 

 まず、このガイドの、締めくくりとして。そして、皆様の、新しい物語の、始まりに際して。

私、稲葉高志個人として、そして、増改築どっとコムという、一つのチームとして、未来のお客様となる、あなたに、お渡ししたい、たった三つの、しかし、何よりも重い「約束」について、お話しさせてください。

 

 

終章.1.1 四代目の、誓い

 

この、最後の章で、私は、もはや、単なる、一人の専門家としてではなく、曽祖父の代から、百年以上にわたり、この、日本の家づくりと、向き合い続けてきた、工務店の「四代目」として、皆様の前に、立っています。

先代たちが、その、汗と、涙と、そして、時に、血を流しながら、守り、そして、繋いできた、この、小さな、しかし、誇り高き、バトン。

その、あまりにも重い、バトンを、握りしめながら。 これからの、百年を、共に、歩んでくださるかもしれない、未来のお客様、すなわち、あなたに対して。私たちが、決して、揺るがすことのない、「三つの約束」を、ここに、誓います。

 

 

終章.1.2 私たちの、三つの、お約束

 

  • 一つ目の約束は、「熱意」です。                                           私たちは、あなたの家を、決して「数ある中の一棟」として、扱いません。私たちは、あなたの家を、世界に、たった一つの、かけがえのない「物語」として、捉え、その再生に、私たちの、ありったけの「熱意」を、注ぎ込むことを、お約束します。「不可能」という壁を、乗り越える、全ての、原動力。それは、この、目の前の一棟を、絶対に、最高の形で、蘇らせてみせる、という、私たちの、狂気にも似た、熱意に、他なりません。

  • 二つ目の約束は、「責任」です。                                           私たちは、自分たちの、仕事の、結果に対して、絶対的な「責任」を、負います。それは、お引き渡しをして、終わり、というような、薄っぺらいものでは、ありません。その家が、この先、50年、100年と、あなたの、そして、あなたの、ご家族の命を、守り続けることができるのか。その、未来に対する、無限の、そして、世代を、超えた責任を、私たちは、背負う覚悟です。百年、続いてきた会社だからこそ、誓うことのできる、未来への、責任です。

  • そして、三つ目の約束は、「誠意」です。                                       私たちは、常に、あなたの、真のパートナーとして、絶対的な「誠実さ」をもって、向き合うことを、お約束します。あなたにとって、耳の痛い、厳しい「真実」も、決して、隠すことはしません。そして、私たちの、目先の利益よりも、あなたの、長期的な、利益を、常に、最優先します。その、愚直なまでの、誠意こそが、私たちの、百年続く、唯一の、資産なのです。

 

 

終章.2 このガイドの、旅の終わりに

ここでのポイント:

 この、壮大なガイドの、本当の、最後のページです。この、長い旅を、最後まで、共にしてくださった、皆様への、私からの、心からの「感謝」と、そして、未来への「エール」を、送らせてください。

 

 

終章.2.1 心からの、感謝を

 

 

この、あまりにも長く、そして、時に、専門的であった、私たちのガイド。

その、最後の、一ページまで、たどり着かれた、あなたへ。

今、この瞬間、私の心の中にあるのは、深く、そして、温かい、感謝の念です。

あなたの、その、知的な探究心と、ご家族の未来を、真剣に、想う、その、深い愛情がなければ、決して、ここまで、たどり着くことは、できなかったでしょう。

この、長い旅に、最後まで、お付き合いいただき、本当に、本当に、ありがとうございました。

 

 

終章.2.2 あなたは、もう、一人ではない

 

 

このガイドを、作り上げるにあたり、私が、抱いていた、たった一つの、願い。 それは、「リノベーションという、暗く、そして、不透明な、大海原を、たった一人で、漂流する、お客様を、一人でも、減らしたい」という、切実な、想いでした。

このガイドが、皆様にとって、進むべき、航路を照らす、一条の「光」となり、そして、荒波を乗り越えるための、確かな「羅針盤」と、なったのだとしたら。

著者として、これに勝る、喜びは、ありません。 あなたは、もう、決して、一人では、ありません。

 

 

終章.3 100年先も、この家で ― あなたの物語を、未来へ

ここでのポイント:

 最後に、皆様の、そして、皆様の家の、輝かしい「未来」を、共に、夢見させてください。この、性能向上リノベーションという、営みが、いかにして、あなたの、家族の物語を、100年先の、未来へと、繋いでいくのか。その、感動的な、ビジョンを、共有し、この、壮大なガイドの、締めくくりの、言葉とします。

 

 

終章.3.1 想像してみてください。百年後の、未来を。

 

 

最後に、皆様に、一つ、想像してみていただきたい、光景があります。

それは、今から、100年後の、未来。 皆様が、再生させた、その家で、あなたの、孫の、あるいは、曾孫の、そのまた、子供たちが、笑顔で、暮らしている、その、光景です。

彼らが、その、リビングの大黒柱に、刻まれた、古い傷を見ながら、「これは、ひいひい、おばあちゃんの、私の、背の高さなんだよ」と、誇らしげに、語り合っている。

冬の、寒い日でも、家中が、陽だまりのような、暖かさに包まれ、そして、幾度となく、この国を襲ったであろう、巨大地震の、歴史を、ものともせず、この家が、家族を、守り続けてきた、という、物語を。

 

 

3.3.2 あなたの物語を、未来へ

 

 

これこそが、私たちの仕事の、本当の、意味であり、そして、究極の、ゴールです。

耐震とは、性能向上リノベーションとは、単なる、工事では、ありません。

それは、あなたの、そして、あなたの家族の、かけがえのない「物語」を、未来へと、繋ぐ、ということなのです。

その、壮大で、そして、尊い、物語の、最初の、1ページを、描く、お手伝いを、私たちに、させていただけるのなら。

それ以上の、幸せは、ありません。

この、長い、長い、旅の終わりに、皆様の、新しい物語が、最高の形で、始まることを、心より、お祈りしております。

 

あなたの物語を、未来へ。

四代目 稲葉高志

 

 

耐震で失敗しない為の
『耐震補強リフォーム工事 完全ガイド』

500棟以上のスケルトンリノベーションの耐震改修知見を網羅!

耐震補強リフォーム工事をする前に必ず読んでください!

耐震補強リフォーム工事完全ガイドは6部構成(診断編6記事・治療編11記事・技術編5記事・計画編4記事・実践難関編5記事・最終決断編4記事・エピローグ1記事)の全32話構成で、耐震補強リフォーム工事に必要な全知識を網羅的に解説します。500棟以上の知見を凝縮した他とは一線を画する深い内容としました。

読みたいテーマが決まっている方は以下からお進みください。

※すべてのページでYouTube動画解説リンクがありますので、合わせてご覧ください。

 


 

【耐震補強リフォーム工事完全ガイド】


 

第1部:【診断編】我が家の“カルテ”を読み解き、真実と向き合う

 

診断編の役割とコンセプト: 皆さんの漠然とした「家への耐震不安」に寄り添い、その正体を突き止めるための「診断」に特化したパートです。地震の歴史からご自宅の築年数が持つ意味を学び、耐震性の客観的な物差しを知り、そしてプロの診断技術の深淵に触れることで、読者の不安を「解決すべき具体的な課題」へと転換させます。すべての治療は、正確な診断から始まります。

記事(全6本):

➡️ なぜ今、あなたの家に「耐震」という対話が必要なのか

➡️ あなたの家が生まれた時代:旧耐震・81-00住宅・2000年基準、それぞれの「常識」と「弱点」

➡️ 我が家の体力測定:耐震性の“三位一体”「評点・偏心率・N値」とは何か

➡️ 耐震診断の全貌:費用・流れ・依頼先は?プロが教える診断結果の正しい読み解き方

➡️ 究極の診断法「スケルトンリフォーム」。なぜ私たちは壁を剥がし、家の“素顔”と向き合うのか

➡️ 壁の中に潜む時限爆弾:見えない木材の腐食とシロアリが、あなたの家の体力を奪っている


 

 

第2部:【治療編】築年数別の最適解。“三位一体”を取り戻す構造外科手術

 

治療編の役割とコンセプト: このガイドの技術的な核心です。第1部で明らかになった家の“カルテ”に基づき、それぞれの時代が抱える固有の病巣に対する、具体的な「治療計画=補強工事」を詳述します。旧耐震の宿命である基礎補強から、81-00住宅のバランス修正、そして現代住宅の損傷防止まで。プロが執刀する「構造外科手術」の全貌を、豊富な経験に基づいて解説します。

記事(全11本):

 

➡️ 【旧耐震の宿命】なぜ「基礎補強」なくして、評点1.5(強度)は絶対に不可能なのか

➡️ 【旧耐震の治療法】無筋基礎を蘇らせる「基礎補強工事」と、骨格を再構築する「壁量・金物」計画

➡️ 【81-00住宅の落とし穴】「新耐震なのに倒壊」の衝撃。過渡期の家に潜む“バランス”と“結束力”の罠

➡️ 【81-00住宅の治療法】偏りを正し、骨格を繋ぐ。あなたの家を“本物の新耐震”にする補強工事

➡️ 【2000年基準以降の課題】「倒壊はしないが、住めなくなる」という現実

➡️ 【次世代の備え】絶対的な耐震性能の上にこそ。「制震」がもたらす“損傷防止”という価値

➡️ 柱の抜けを防ぐ生命線「N値計算」:500棟の経験が明かす、本当に意味のある耐震金物補強の全貌


 

 

第3部:【技術編】「本物の強さ」を構築する、専門医の外科手術

 

計画編の役割とコンセプト: 家の“健康”を取り戻すための、具体的な「手術(工事)」の全貌を解説する、応用技術の核心部です。耐震・制震・免震といった基本的な考え方の違いから、家の骨格を自在に操り、理想の空間と絶対的な安全を両立させるための、高度な専門技術まで。私たちが持つ「技術の引き出し」のすべてを、ここに開示します。

記事(全5本):

➡️ 「耐震」「制震」「免震」の違いとは?それぞれのメリット・デメリットをプロが徹底比較

➡️ 【最重要】「制震」は耐震の“代わり”ではない。損傷を防ぐための制震ダンパー“正しい使い方”

➡️ リノベーションの壁倍率計画:面材耐力壁「ノボパン」剛床工法で実現する“三位一体”の耐震補強

➡️ 大空間リビングの夢を叶える「柱抜き・梁補強」。構造とデザインを両立させる匠の技

➡️ リフォームで「耐震等級3」は取得できるのか?その方法と費用、そして本当の価値


 

 

第4部:【計画編】見えざる壁を乗り越える。法規と費用を味方につける航海術

 

計画編の役割とコンセプト: どんなに優れた治療計画も、現実の壁を乗り越えなければ絵に描いた餅です。このパートでは、リフォーム計画を阻む二大障壁である「法規」と「費用」に正面から向き合い、それらを敵ではなく「味方」につけるための、具体的な航海術を授けます。2025年法改正、補助金、コストコントロール。プロの知恵で、計画実現への確かな道筋を照らします。

記事(全4本):

➡️ 【2025年法改正】建築確認申請を“賢く回避”する、性能向上リノベーションの戦略的計画術

➡️ 検査済証なき家、再建築不可物件の再生シナリオ:法的制約の中で命を守るための現実解

➡️ 【費用全貌】モデルケースで見る耐震リフォーム工事のリアルな費用と、賢いコストダウン術

➡️ 【最新版】耐震リフォーム補助金・減税制度フル活用マニュアル


 

 

第5部:【実践・難関編】500棟の軌跡。どんな家も、決して諦めない

 

実践・難関編の役割とコンセプト: このガイドの、増改築.com®の真骨頂。他社が匙を投げるような、極めて困難な状況を、いかにして克服してきたか。その具体的な「臨床報告」を通じて、私たちの圧倒的な技術力と、決して諦めない情熱を証明します。これは、単なる事例紹介ではなく、困難な状況にある読者にとっての、希望の灯火となるパートです。

記事(全5本):

➡️ 【難関事例①:傾き】家が傾いている…その絶望を希望に変える「ジャッキアップ工事」という選択

➡️ 【難関事例②:狭小地】隣家との距離20cm!絶望的な状況を打破する「裏打ち工法」とは

➡️ 【難関事例③:車庫】ビルトインガレージの弱点を克服し、評点1.5以上を達成する構造計画

➡️ 【難関事例④:無基礎】「この家には、基礎がありません」。絶望の宣告から始まった、奇跡の再生工事

➡️ 【最終方程式】「最強の耐震」×「最高の断熱」=家族の健康と資産価値の最大化


 

 

第6部:【最終決断編】最高の未来を手に入れるための、最後の選択

 

最終決断編の役割とコンセプト: 最高の未来を実現するための、最も重要な「パートナー選び」に焦点を当てます。技術論から一歩進み、読者が自らの価値観で、後悔のない、そして最高の決断を下せるよう、その思考を整理し、力強く後押しします。

記事(全4本):

➡️ 耐震リフォーム業者選び、9つの最終チェックリスト:「三位一体」と「制震の役割」を語れるか

➡️ なぜ、大手ハウスメーカーは木造リノベーションが不得意なのか?業界の構造的真実

➡️ セカンドオピニオンのススメ:あなたの家の診断書、私たちにも見せてください

➡️『【最終結論】500棟の経験が導き出した、後悔しない家づくりの“絶対法則”』へ


 

 

終章:エピローグ ~100年先も、この家で~

終章の役割とコンセプト: 物語を締めくくり、技術や知識を超えた、私たちの「想い」を伝えます。なぜ、私たちがこの仕事に人生を懸けているのか。その哲学に触れていただくことで、読者との間に、深い共感と、未来へと続く信頼関係を築きます。

記事(全1本):

➡️ 【特別寄稿】耐震とは、文化を未来へ繋ぐこと。四代目として。

 

 

断熱リフォームで失敗しない為の『断熱リフォーム 完全ガイド』

500棟以上のスケルトンリノベーションの断熱改修知見を網羅!

断熱リフォームをする前に必ず読んでください!

何から読めばいいかわからない方は総合案内よりお進みください。

導入編2記事・基礎知識編3記事・部位別実践編4記事・特殊ケース攻略編2記事・計画実行編5記事の全16話構成で、断熱リフォームに必要な全知識をを網羅的に解説します。読みたいテーマが決まっている方は以下からお進みください。

※すべてのページでYouTube動画解説リンクがありますので、合わせてご覧ください。

< この記事の著者情報 >

稲葉 高志

 

ハイウィル株式会社 四代目社長

1976年生まれ 東京都出身。

【経歴】

家業(現ハイウィル)が創業大正8年の老舗瓦屋だった為、幼少よりたくさんの職人に囲まれて育つ。

中学生の頃、アルバイトで瓦の荷揚げを毎日していて祖父の職人としての生き方に感銘を受ける。 日本大学法学部法律学科法職課程を経て、大手ディベロッパーでの不動産販売営業に従事。

この時の仕事環境とスキルが人生の転機に。  TVCMでの華やかな会社イメージとは裏腹に、当たり前に灰皿や拳が飛んでくるような職場の中、東京営業本部約170名中、営業成績6期連続1位の座を譲ることなく退社。ここで営業力の基礎を徹底的に養うことになる。その後、工務店で主に木造改築に従事し、100棟以上の木造フルリフォームを大工職人として施工、管理者として管理

2003年に独立し 耐震性能と断熱性能を現行の新築の最高水準でバリューアップさせる戸建てフルリフォームを150棟営業、施工管理に従事

2008年家業であるハイウィル株式会社へ業務移管後、 4代目代表取締役に就任。

250棟の木造改修の営業、施工管理に従事

2015年旧耐震住宅の「耐震等級3」への推進、「断熱等級4」への推進を目指し、 自身の通算500棟を超える木造フルリフォーム・リノベーション経験の集大成として、性能向上に特化した日本初の木造フルリオーム&リノベーションオウンドメディア 「増改築com®」をオープン

フルリフォームをどこに相談すればいいか迷っている方は、木造戸建て専門会社の増改築.com®にご相談下さい。木構造を熟知する技術者が直接現場を担当致します。お問い合わせはこちらからどうぞ!

戸建てリノベーション・リフォームに関するお問合せはこちら

増改築.comの一戸建てリフォーム専用ホームページに
お越しいただき、誠に有難うございます。
 
増改築.comメンバーは技術集団となり、
他社のような営業マンがおりません。
技術者が直接ご相談にのり問題解決を行います。
 
従いまして、
お客様の方である程度のご要望が整理されました段階、
お悩みが工事内容のどのようなところにあるのか?
ご予算がどの程度絞る必要があるのか?
など明確になった段階でのご相談をお願いしております。
お問合せ・ご相談はお電話・メールにて受け付けております。
メールの場合は以下のフォームに必要事項をご記入の上、
「送信する」ボタンをクリックをお願いします。

代表稲葉高志

戸建てリノベーションの専属スタッフが担当致します。
一戸建て家のリフォームに関することを
お気軽にお問合せください

よくあるご質問
  • 他社に要望を伝えたところできないといわれたのですが・・・
  • 他社で予算オーバーとなってしまい要望が叶わないのですが・・・
  • サービスについて詳しく聞きたいのですが・・・

どのようなお悩みのご相談でも結構です。

あなたの大切なお住まいに関するご相談をお待ちしております。

営業マンはおりませんので、しつこい営業等も一切ございません。

設計会社(建築家様)・同業の建築会社様のご相談につきましては、プランと共にご指定のIw値及びUa値等の性能値の目安もお願い申し上げます。

※現在大変込み合っております。ご提案までに大変お時間がかかっております。ご了承のほどお願い申し上げます。

※すでにプランをお持ちのお施主様・設計資料をお持ちのお施主様は内容をフォームで送信後、フォーム下のメールアドレスに資料をお送りください。対応がスムーズです。

必須

(例:増改築太郎)

必須

(例:contact@high-will.co.jp)

(例:03-5615-2826)

必須

(例:東京都荒川区西日暮里2-35-1)

(例:築40年)

(例:25坪・100㎡など)

(例:2000万程度など)

  • ※再建築不可のリフォームでは金融機関が限られます。事前審査をお勧めいたします。

    (例:2024年3月くらいに完成希望など)

    必須

    できるだけ具体的にお知らせくださいませ。既存設計資料、リフォーム後のイメージ図等をお持ちであれば下記のメールアドレスより添付をお願いします。

    ※次の画面がでるまで、4~5秒かかりますので、
    続けて2回押さないようにお願いいたします。

    ※次の画面が出るまで、4〜5秒かかりますので、
    続けて2回押さないようにお願いいたします。

    図面や写真等を送信いただく場合、また入力がうまくいかない場合は、上記内容をご確認のうえ、下記メールアドレスまでご連絡ください。

    お電話でのお問合せはこちら

    0120-246-991

    営業時間:10:00~17:00(土日祝日を除く)

    ★YouTube「増改築.comチャンネル」チャンネル登録して新動画解説をいち早くGET!!★
    「増改築.comリノベ診断」であなたに一番ふさわしいフルリフォームを診断!!(動画解説付き)
    ★Facebookページにいいね!を押して最新コンテンツ情報をいち早くGET!!★

    4代目代表よりご挨拶

    稲葉高志

    親切・丁寧な対応をモットーとしておりますのでお気軽にご相談ください。